ぺぐぽん地方の春は
まだかまだかと気を揉ませた挙句ようやくやって来て
桜がバッと咲いて
桜はバッと散ります。
要は一気に暖かくなるんですな。
で、この季節になると春の温んだ空気の中を
トントントン トントン
と何とも心地よい木を叩く音が聞こえてくる。
雪解けを待って始まる、あちらこちらの家の普請の音です。
早春の、雪融け水が軒を叩く音に続いて
本格的な春の音ってわけです。
先日お会いした知り合いも、今春本格的な春を迎えられまして
華燭の典をあげられました。
見せて戴いたそのお写真。
えっ!?
食い物の写真じゃねーかって??
そーですよっ
だって、コレとっても魅力的なお話だったんですもん。
私のお知り合いは、その昔藩の御用達だったお菓司屋さんの跡取り娘。
で、そこに婿入りされた方がやはり地元の伝統ある蔵元にお勤めの方。
鏡開きはお勤め先の大樽が左右にでん!
それぞれのお店の半被を纏っての、威勢のよいものだったそうです!
宴の御酒は蔵元さんのあの銘酒がズラリ。 ごくっ
更に
催しに、和菓子の実演も行われたとか。 ごくごくっ
こんな御式に私も行ってみたーい!
そんで、そんで
すっごく感激したのが、この
色打掛・・・っていうのか??
ケータイ写真では色がよく出ていませんが
何とも艶やかで美しい。
コレ、なんとお嫁様の御祖母ちゃんが嫁入りにお召になった御着物なんですと!
50~60年くらい前かな?
良いものに時代はないんですね~
私はもともとご贔屓だったこのお菓司屋さんに
あの蔵元さんとのコラボがいつか。。
な~んて、美味しい夢を見とります。
あ、やっぱ食い物だ。
だははっ
ぽんちゃんのことは言えねぇ。
あの蔵元さんのあの銘酒がずらり(笑)
あれも、あれも並んだのかなあ。
当然引き出物はお酒と和菓子か?
じゅる。
今でこそだけど、どちらも少し前は大変な時代があったのでは?と勝手に推察する私は、それでも伝統を守ってきたご両方共に嬉しいお式だったのではないかと
またまた勝手に感激した次第でごさいます。
そうそう! 引き出物はソレですよ!
あの銘酒萬〇が飲みホーだったらしい。。 うはっ