その週から降り積もった雪はまだ続いていた。
雪道には慣れている。
慣れていないのは、秋に乗り換えた車の方。
どうせ雪なんて昔みたいに降らないからと荷室の広い２WDを選んだのに・・・
何で今年降るかな。。
ま、昔は『FFって楽だねぇ～』って運転していたんだから、大丈夫さっ
さぁいざ、出発！
まぁ、よぅ降ってます。
雪下ろしお疲れさまです。
腰ほどしかありません。
我が家の雪下ろしは・・・まだないな。
消雪パイプのある道は走りやすい。
が、
消雪がなく、除雪車頼みの道は
どうしても路面に雪が残って
残る。
こういう道は早めの優しいブレーキと、ゆったりとしたハンドル操作。
あと、車間距離をしっかりとる！
安全運転～ 安全運転～
って、たまに写真撮ってて安全運転もないわな。
おまわりさんに怒られるぅぅぅ
ゆっくりゆっくり高速を走り。
でも、やっぱり２WDはタイヤがキョロキョロして
気持ちわりぃ
途中、足立ナンバーがほとんど路肩をヨロヨロ走っているのを
追い抜く。
もしかしてノーマルタイヤ？
そりゃ、ナメてるでしょ～ と、と。と。
関越を抜けるころには、もう目が疲れた。
が、あとはすーいすい♪
ネリマで、落ち合った先導車に付くも
早々に離れてしまい
だけど、私にはカーナビがあるから大丈夫～
と思ったら、梅ヶ丘でゴールを目前にして迷子になる。
梅ヶ丘の駅前に着くにはついたが、そこから同じところを３周。
ゆっくり止まって考えたいのだが、人は多いし車は多いし
道は狭いし。
携帯でみふゆさんのオヤジさんに誘導してもらい
やっとこさの
ティアハイム。
ゴキゲンな時間を過ごして
二次会へ。
わぉーっ 都会だ！都会だ！！
だ！ けど、今度は迷子にならないように離れないぞーっ！
必死にネリマナンバーの後ろを走る。
くっついて、走る。
ここ数日、車間距離車間距離と余裕を持って走っていたのが
真逆の世界。
ちょいとでも隙間をあけようもんなら横から車が入ってしまう。
ネリマだー ネリマだー ネリマに付くのだー！
そこで聞こえた、カーナビの声。
『神奈川県に入りました』
え！？ お台場行くんじゃなかったの？
いくら田舎者の私とて、お台場と神奈川が左と右だというくらいは分る。
おいっ 前のネリマナンバーは
本当に私が付いて行くべきネリマナンバーなのか！？
ここじゃ、ネリマナンバーなんて掃いて捨てるほどいるぞっ
モンモン・・・
もんもん・・・
悶々・・・
あのさっ
確かに私はただ言われたままに付いて行くばかりの人間だけどさっ
場所かわったの教えてくんない？
本気で焦ったし。
もう、焼肉屋に着いたころには疲労コンパイで
ねみぃ ねみぃ
だけど、ねみぃ が美味かった！
翌日は宿近辺を動いただけなので
さしたる問題も・・・ほぼ・・・なく・・・！？ アリ？笑
その晩の問題秘話は次回に持ち越すとして
無事に終わったのでした～～～
さぁて、あとは帰るだけ。
昨晩はたっぷり寝たし
天気はイイし
犬はグダグダだし
今日も事故を起こさぬよう、会わぬよう
参りまっしょ！
途中、高坂SAで
こんなものを発見し、乾いた土の上は走る日はまだまだ来るまいと
2人を投入。
あまりの土？砂？埃りに飼い主、ムムムになりましたが
この顔で納得。
再び、帰路に戻ります。
青空の下、アチィアチィと運転していると
進行方向から、一筋のたなびく雲。
ムムムッ あれはもしやっ・・・
のもしやです。
山を越えた湿気がたなびいて～ ぐぇーっ
国境の長いトンネルを、入って出たら
そこは
静かな故郷だった。
降り止まぬ雪にうなだれ、罵りながらも
雪に削られた表情豊かな山を時に彩る
その美しさに
この土地を離れずに生きることへの
神様からのご褒美を戴いたような気がして
ちょっぴり得意な気分になったぺぐこなのでした～
だすが、そんな暢気なコトいってられるのは
高速の上だけで
下界の雪は真っ黒け。
キチャネェ キチャネェ
ドイツの御君、みてるかーっ
君の故郷はドロドロだぜぃ
だが、安心しろっ
コレは
相変わらずの味だ。
ウッシッシッシッ♪