一緒に歩こう♪

ぺぐ+ぽん → ぽん+ちゅう太 →ちゅう太+銀太

チュウ太、帰る。

2008年11月19日 | Weblog

昨晩よりのぺぐぽん地方。

いよいよ、いよいよ、いよいよいよなお天気になって参りました。

空が日に日に天より押し寄せてきます。

まるで石部屋の拷問!?

新潟の冬。

空は限りなく低く、粘土のような雲から滴る水が見えそう。

あぁ~いやだ~~~

 

しっかぁ~しっっっ

今年の冬は、去年とはちょいと違う。

去年まではオシッコ大魔王が居られましたので、たとえお空が雨、アラレ

カミナリ様が『雪落とすゾー、今落とすゾー』と、脅しにかかっても

お外に出ないわけにはいかず。

八甲田山の如くフル装備にて、特攻気分を味わったものですが

今年のメンバーは、ま、言うなれば『陸サーファー』ってなもんで。

雨具は持ってはいても、未だ使ったことはなく

いやぁ~ なんて快適。

なんて人間に優しい犬たちなんだ。

 

え?

オマエんちには、アイツが居ただろう?  って??

 

ふふ。

大丈夫。

彼はちゃ~んと、戻っていらっしゃいました。

トイレへようこそ!

 

思えば良い時代です。

昔はネットなどと言う、何でも辞書はなかった。

12年前、ぺぐちゃんをお迎えしたとき我が家が用意したのは

その当時からさらに遡ること十数年前の、本。

これもいま考えれば横着な話だが

実家で飼っていた先代シーズーの育児のために買った本のみ。

時代の変化に疎い飼い主は、そのふる~い本を頼りに

ぺぐちゃんの子育てを始めたわけです。

名前は何だったかな? 『愛犬の飼い方と病気』ってな感じ。

そしてそこには、確かこう書いてありました。

『オシッコを失敗したときは、

そのニオイを嗅がせながらこれはイケナイ事だと叱る』

『成功したら、褒める』

あの当時は、このアメムチ方式が普通だったのですね。

これで上手くいく子は行ったのでしょう。

が、

ぺぐちゃんはダメだった。

ってか、これでダメだったというより、そのスタートから全てがダメだったと

今は、言える。

そもそも、彼のために用意されたハウスがいけなかった。

四方のうちの狭い面に扉のついた、奥深型ケージ。

そこにベッドとトイレを置こうと思ったら、当然奥にベッドを置き

入り口側にトイレがくる。

お留守番中の彼は、いつもチッコとうんPを踏みしめ行ったり来たり。

これで、上手くいくはずもない。

このケージは駄目かな?と諦めて開放されたぺぐちゃんは

今度は、家中がトイレとなった。

そして、怒られる。

彼もあったもんじゃなかったよねぇ~

私も古書を頼りに悩んだ。

本に書いてある通りにしているはずなのにぃ~っ。 キィーッ

じゃ、トイレの場所が悪いのかな?  移動。

トイレの数が足りない?  増量。

まぁ~今思うと「やってはいけない」オンパレードですな。

 

結局、彼は家で用を足してはいけないと覚え

飼い主もそれで妥協し

結果、晩年心臓の悪い彼を苦しめることとなった次第で。。

 

 

同じ名前を受け継がせたぺぐ坊こと、通称チュウ太が

一旦覚えたはずのトイレを使わなくなった時、私は闘志に燃えた。

 『何がなんでもっっっ!』

ネットにあらゆるキーワードを入力し、色んな人の意見を聞く。

フムフム。まだ大丈夫。

チュウ太がトイレを去って、まだ日が浅い。

彼は必ずや思い出してくれるはず!

 

まずは、トイレを出来うるかぎり、最初の状態に近づける。

と、言ってもトイレはぽんちゃんと共有。

ぽんちゃんまでもが狂ってもらっては困る。

で、取り払ってあったサークルの代わりに、スクリーンと柵を張る。

  
に・・・似てるかな?

成功したときのため、特別なご褒美(肉厚ササミジャギー)をトイレ脇に準備。

失敗したときに叱らなくて(?笑)良いように、布物はギリギリ撤去。

失敗の多い、和室への立ち入りは禁止。

そして、そもそもの始まりであったタマの撤去を敢行。

これも「一日でも早く!」と、掛かりつけの獣医さんが混んで

一月以上先になると聞いた時点で他の獣医さんに切り替え申し込んだ。

そして申し込んだ当日、初診。 翌日には手術。

結果良好にて、あとは実践あるのみ。

子犬と違って、成犬はチッコの回数が少なく

また、我慢が出来るのでトイレトレは難しいと言われているようですが

逆に1回してしまえば、そうそう大量にはしないはず。

彼が必ずチッコをする、朝の起きがけに的を絞って

何とか  成功=褒められる=オヤツ=嬉しいっ♪  の、良循環を狙う。

朝、彼が起きたら速攻トイレに隔離し

私はスクリーンの影に居座り、チッコチッコと声をかける。

最初はなかなかしてくれずに、私が根負けして外に出した途端!

ってことも、ままあった。

しかし、ここまで来たら粘るしかない。

何度かの失敗の後、遂に放〇!!

やった~!

チュウ太を褒めながら抱きしめ、オヤツをこれでもかと言うくらい与えた。

以来、失敗の回数はどんどん減り

今は、ほぼ完璧。

 

幼犬の頃って、お散歩も引っ張らないし、呼べば来る。

その時は、なんてこの子は良い子なんだと感心しましたが

アレって、ただ無知で言うがままなだけだったのではないかと

今では思っています。

人間の子供だってそうですよね。

自我が芽生え始める頃。

その頃からが本番だというのに

私は最初の良い子に満足しちゃっていたのですね。

ほぼ失敗のなくなった今でも、お留守番の時はバリケンに入ってもらいます。

まだまだ安心は出来ないからね。

でも、戻ってきてくれて、良かった~

今年の冬は・・・私太るかも!? 笑

 

ちなみにこの囲いトイレ。

何かとハミションの多かったぽんちゃんにも効果がありました!

ハミる場所を与えず! ウフフ

 

弊害は・・・

オヤツが欲しいため、何度となくチョロションをする。

そして、その度に

『2人』にオヤツをあげなければならない。

当然、2人共うんpゆる気味~。

 

あ、

豪華肉厚ササミジャギーは

格安低カロリー卵ボーローに変えましたけどねっ♪

 物が違っても、1個は1個。

ワンコってか~わいいね!

 

どこのお家でも色々あって、そこの家の本当のワンコになってゆくのですよね。

チュウ太も、おかげ様でまた一段階段を登ったようです。

 

ぺぐちゃん。アナタの後釜は賢いよっ

見守ってておくれねん。

 

って、こたさん。
こんなんで、いいかな?
あまり参考になりそうもないかもーっ  汗