ぽんちゃんと私。 そして、ぺぐ坊。
みんなで待ちに待ったこの日が、ようやくやって参りました。
この日、ぺぐ坊の社会化指南役として引っ張り出されたのは
あははっ
のっけから顔の曇ったるーくです。
こらこらっ ぽんちゃん。
今日のるーくはキミの遊び友達じゃないんだよ。
ぺぐ坊のお散歩デビューという目出度いこの日に
わざわざ『ヨソのわんことの接し方』をご教授しに来てくれたんだ。
粗相のないようにね。
と言うわけで始まった、このお散歩クンレン。
果たしてぺぐ坊はちゃんと歩けるのか？
固まってしまうのではないか？
と、色々ご心配も頂きましたが
杞憂ですた。
まだピンク色のふにゃふにゃなその肉球でシカと踏みしめた大地。
チクチクの草も、ゴロゴロの石も彼にとっては取るに足らぬ物。
勝手に食っています。
どうして教えないことはすぐに出来るんだっ！？
初めて真近で見る、ヨソのワンコだって
・・・・・・。
キミには物怖じとか、犬見知りとかってものは無いのかよ。
るーく 困惑中。
じゃ、ないよっ。
そこはドーンと叱ってくださいな。教授。
だけど、この教授。
ぽんちゃんと対を成すタイプなもので
こんな無礼をチビにされても
優しく困った顔をするだけ。
全く、ぽんちゃんに爪の垢・・・
おいっ！ オマエは部外者かよっ
弟を諌めなさい！ 友を助けなさい！！
コイツ全然頼りになりません。
でも、るーくも男です。やる時はやるんです！
あまりにしつこく無礼をはたらくぺぐ坊に、一発！
犬界の厳しさを知らしめてくれました。
るーく ありがとう！
こうやってるーくの教育的配慮により規律を正した？一行は
のどかな魚沼路を
４にんで
和やかに
お散歩をしたのでした～
え？ 4人。 ４人ですよっ
だって
うふふっ。
もしかしたら、つづく。