フィリピンりぱぶりっく狂笑国

フィリピンらしく
フィリピンでも
フィリピンだから

サリサリとパレンケ

2024-06-16 | フィリピン

サリサリストア

フィリピンに行ったことがある人なら、必ずどこかでサリサリストアに出くわしたことがあるだろう。

格好良くいうとアメリカのボデガ、イギリスのコーナーショップ、シンガポールのママショップ的なショップだ。

What's a Sari-Sari Store: PH's small neighborhood retail shop | Philippine  Primer

サリサリ」とはタガログ語で「多種多様」という意味で、サリサリストアは柔軟で、一般的で、便利で、どこにでもある。

生活に密着した融通のきく小さなコンビニエンスストアとも言える。

日常生活に必要なあらゆるもの(歯磨き粉からイワシの缶詰、石鹸からコーヒーまで)が、小さくて手頃なパッケージに詰めたもの

(一回分のシャンプーはじめコーヒー、粉末ジュース、調味料等)秤売りされている。時には、冷たい飲み物や氷、調理済みのスナック、

魚肉、果物、野菜なども売っている。

サリサリストアは、その日暮に必要な商品を、自分の都合に合わせ購入したり、借り購入できる場所で、

フィリピンの7,000の島と同じくらい多様であり、その物語は日々の生活に必要なものである。

ユーモアがあり、豊かで多様なものから生まれたことを知ることができる。

 

パレンケ(市場)

パレンケは市場やマーケットとも呼ばれ、フィリピン文化に欠かせない活気ある場所だ。

市場は、経済活動、社会的交流、商品交換の中心地として機能している。 外国人がフィリピンのパレンケを訪れると、

特に家畜、魚、肉、果物、野菜など、陳列されているさまざまな品物に出会ったときに、ユニークな体験を感じることができる。

外国人にとってフィリピンのパレンケで最も印象的なのは、明るさ、活気のあるにぎやかな雰囲気だ。

市場にはカ様々な屋台が立ち並び、あちらこちらでお客が値切り交渉(タワド) が行われ、売り子たちがお客と関わっている。

活気に?満ちた無駄なおしゃべり、様々なスパイスの香り、素材の匂い(異臭)商品を売り込む売り手の声など、多くの日本の

スーパーマーケットのような衛生的で管理された環境とは全く異なる、床は湿った泥状の物が多くとにかく臭い。感覚豊かな体験ができる。

 

鶏やアヒルは、ケージに入れられた状態で展示されることが多い。

生きた動物がオープンに陳列されている様子は、日本の市場ではあまり見かけないため、外国人は、最初は驚き、

そしてちょっとしたショックさえ起こす事がある。 新鮮で地元産の食材を好むフィリピン人の嗜好を反映している。

客は好きな動物を選ぶことができ、肉の鮮度を保つためにその場で屠殺、解体して持ち帰る。

 

魚売り場

外国人にとって魅力的なエリアだ。 フィリピンは群島であるため、豊富な種類の魚介類がある。 魚はしばしば氷の上に並べられ、

その日の獲物を見せてくれる。 客は魚、カニ、エビ、その他の海の幸の盛り合わせから選ぶことができる。

大きなイケスの中で泳ぐ生きた魚の姿は、シーフードの新鮮さを物語るだけでなく、フィリピン料理におけるシーフード嗜好の強い文化体験でもある。

 

肉売り場

Mahogany Market – The famous Bulalo Market in Tagaytay

Tagaytay Meat Butcher

豚肉、牛肉、時にはヤギや羊の肉など、さまざまな種類の肉が並んでいる。 売り子たちは客の好みに合わせて手際よく肉を切り分け、

フィリピンの伝統的な調理法の応じた切り方をしてくれる。切り方はよく説明しないとフィリピン風にカットされるので要注意である。

 

青果売り場

色とりどりで、地元産の野菜が山のように並べられている。 マンゴー、バナナ、パイナップル、ランブータンなどのエキゾチックな

トロピカルフルーツも並んでいる。 野菜や果物の種類の多さと新鮮さは、魅力的でもある。

Palengke Tips: 13 Public Market Hacks for Newbie Shoppers

ただし、中国から輸入されたブドウ、オレンジ、りんご、みかん等は決して新鮮ではなく、徹底して品定めが必要である。

Palengke Public Markets Palengke Chong Cafe

 

青空市場では、コミュニティ、伝統、商業が交差するフィリピンの日常生活の中心を垣間見ることができる。

 

生きている動物の展示や賑やかな雰囲気に、最初はカルチャーショックを受けるかもしれないが、多くの外国人は商品、

そして売り手の取り組み方に感激する事がある。

パレンケは単なる買い物の場ではなく、フィリピンの生活環境、家計の節約はじめフィリピン文化を知ることのできる場なのだ。

新鮮なものを購入するには

フィリピンのサリサリストアー及びパレンケの生鮮食品は、冷蔵庫などの設備は殆どなく、魚類は大型魚以外はその日に収穫したもの

を売り切りで展示しています。

パレンケも一部冷凍食品を扱う店では冷凍冷蔵庫の設備が荷られますが、基本は当日売り切りです。

買い物をする場合、朝早く、もしくは夕方5時過ぎの食材調達時間が狙い目です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あるフィリピン人の話 | トップ | 火山情報 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

フィリピン」カテゴリの最新記事