セブパシフィック航空は、エアバス社との間で、最大102機のA321neo型機の「確定発注」と50機のA320neo型機の購入権に
関する拘束力のある覚書を交わしたと発表した。 この注文は定価ベースで240億ドル相当である、と同社は付け加えた。
フィリピンの格安航空会社であるセブ・パシフィック航空は、この契約は定価で240億ドル(約2兆7,000億円)と評価され、今年の第3四半期に最終決定される予定であると発表した。
この発注は、フィリピンにとって過去最大規模の航空機購入となり、最大102機のA321neoの購入が確定し、さらに50機の購入権が与えられる。 セブ・パシフィック航空は、この新型ナローボディ機にプラット・アンド・ホイットニー社製のPW1100Gを採用した。
フィリピンエアーラインますます迂闊にしてられなくなるばかりか、多国籍の乗り入れ会社も新たな対応が求められそうです。
エアバスA321neoについて
A321neoは、エアバスがA320ceoファミリーを発展させ、新たな効率良いエンジンを搭載するA320neo(New Engine Option)ファミリーとして開発した機種のうち、最も大型の旅客機です。A320neoの開発に続き手がけられ、2016年2月9日に初号機の機体記号(レジ)「D-AVXB」が初飛行しています。
全長は44.51メートル、航続距離は7,400キロメートルで、最大座席数は240席です。燃料コストはA320neo比で12%、A320(ceo)比で20%の削減が見込まれており、環境に優しい仕様となっています。
派生型として、航続距離延長型のA321LRと超長距離型のA321XLRがあります。開発中のA321XLRは、2019年6月にプログラムをローンチし、2024年夏頃イベリア航空へ納入される予定です。A321XLRはナローボディ機では最長となる最大約10,000キロメートルの航続距離を実現する見込みの航空機です。
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