スローでいこうよ

キャンプレポートやキャンプに関わるお気に入りの品の紹介をメインにしてます。

高山病対策には、ガモフバッグかPACか

2010-06-19 23:52:20 | キャンプグッズ

TNF 2M-DOMEを購入したら、これも揃えなきゃ!と、かねがね思ってた品があります。

それは、ガモフバッグ


通常、高山病にかかったときに下界と同じ気圧に保ったバッグ内で静養するもので、一発で頭痛がなくなる優れもの。
学生のとき一度、赤いのに入ったことがあるのですが、閉所で妙に落ち着く自分にとってはコレがいい感じなのです。

といっても日本の3000m級の山で活躍する場はほとんどないと思います。ましてやオートキャンプでは無用のものでしょう。



足踏みポンプ式のもので2000ドル~3000ドル、簡単な制御PCのついたものが4000~5000ドル。
レンタルだと9-10ドル/日が相場のようです。でもいくらなんでもレンタルしにネパールまでは行けません(>_<)
それに、通常、ヒマラヤ山行は高度順応しながらの行程故に数ヶ月かかるのはざらで、
結局はレンタルでも10万近くかかってしまいます。なら買った方がマシなのかな。

買うとするならば、2M-DOMEのゴールドには、やっぱ赤のガモフバッグかな、
といいたいところなのですが、本家のGAMOW BAGは、出入りを容易にするためにジッパー部分が長くとられており、そのジッパー部分にトラブルがありがちなのだとか。
最悪、空気が漏れ続けて、ずっとポンプし続ける必要があったりします。





そこで、オーストリアの会社が作っているPAC (PORTABLE ALTITUDE CHAMBER) という製品が目につきました。
こちらはジッパー部が短いため、GAMOW BAGよりも機会的にはジッパー部が壊れる可能性は低いといえるでしょう。

価格は送料別1999ドル。重さは本体、ポンプ、ホース、すべて込み込みで約8kgというのもいい。
これだと、ヤクやシェルパの力を借りずに、また高齢になってからでも日本の山に子供に担いでもらっていけそうです。




さらにこんなのもあるようですが、こちらは医療用に用いられているもので16900ドル。重量は100kgを超えるので、山にはもっていけません。



CAT-150™ Portable Tent


テントタイプもありました。クイーンサイズベッドがちょうど入る大きさなのだそうです。
エアージェネレーターが大掛かりなものになりますが、こちらは3999ドルとサイズの割りにリーズナブル。


どうやら購入するならば、PACで決まりのようです。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« mixiキャンプコミュイベント ... | トップ | 夏キャンに向けて☆ Optimus 2... »

コメントを投稿