
秋田県にかほ市にある白瀬南極探検隊記念館に行ってきました。
この重厚な戦車みたいな物体は、日本が初めて南極点に到達した1968年の探検で用いられたKD605という雪上車だそうです。
南極=ビビッドなオレンジというイメージなのですが、この蒸気機関車のようなマットな黒色をした様相は、白い氷の大地で目立ったでしょうが少し寒そうですね。

雪上車に乗り込むことができました。無機質で寒そう。。現代ならコーヒーサーバーとかあるのかな?

多分、世界で1台だけではないでしょうか。

白瀬隊が実際に使用していたテントだそうです。
当時はテントと呼ばず天幕と言っていたそうで、その天幕にも基地用と突進隊用とあったそうで、さしずめ現代でいうところのベースキャンプ用とアタック用ということでしょうか。
ちなみに写真の天幕は突進隊用だそうです。

樺太犬の毛皮でできた寝袋だそうです。毛皮は確かに暖かいでしょうが、ダウンほどではないのでは?

こうやって装備を見てゆくと、この当時に南極に行くのはほんと命がけの探検だったことがわかります。

南極の氷を実際に触れることができる展示がありました。写真の通り、南極の氷は真っ白な色をしています。
触れた感じ違いは自分にはどちらも冷たいという以外、感じ取ることはできませんでした(^^;

南極観測船ふじの模型。
南極観測船には宗谷、ふじ、しらせとありますが、自分はこのふじ世代で、これのプラモデルをクリスマスプレゼントにもらい夢中で作った思い出があります。

館内には日本隊のものだけでなく、外国隊が用いた品の展示もあり、
スコット、アムンゼンと小学生のとき習ったヒーロー達を間近に感じることができます。

この三角錐状の建物の中はドームになっていてオーロラを体験できる~というふれこみなので、
てっきりドーム形状をいかした360度オーロラに包まれるようなイメージをしていたのですが。。

実際は四角く投影された実際のオーロラの映像を二次元で見ることができるというもので、少しがっかり。
しかし、貴重な展示物を見るだけでも十分に満足できるものでした。
はじめまして
いつもブログ拝見して
驚きと感動と羨望をいただいています
秋田生まれの大阪在住ですが
白瀬南極探検隊記念館なるのもがあるとは
存じ上げておりませんでした
夏に帰省したときは寄ってみたいと思います
キャンプとオフロードが趣味なもので
ピンツの日記も楽しみにしています
ではでは失礼いたしますm(_ _)m
いつも見ていただいてるようで大変うれしく思います。
秋田ではこの後、男鹿半島をぐるりと周り、
田代湖ではIRIS縁のレストランで食事、湖沿いのドライブインでは秋田犬のナナちゃんと記念撮影をし、雪の舞う乳頭温泉で長旅の疲れを癒し、とどこも想い出深い旅となりました。秋田~今度は田代湖にキャンプでお邪魔しようと思ってます(^^)