先日、裏山ウォーキングをしてましたら道中でかなり急な坂をマウンテンバイク(電動MTB?)がえっちらこっちらと、でも確実に登っていく様子に遭遇。
BESV(ベスビー)は台湾の新興メーカーで、デザイン性の高い商品を展開しているみたいです。
すげェ〜
そして素直に自分もやってみたいなぁと思ったわけです。
MTB?クルーザー?は高校生の時(80年代)に通学に使ってた銀色をしたフレームのMongoose以来。あの頃からはずいぶん進化してるだろうけど、体力は確実に衰えている。健康維持の為にも自転車やってみるか。
ではまず車体がないと始まらない、と、いろいろと物色しましたら、まぁ奥が深いですね。
自分にとっては知らないことだらけ、全てが未知との遭遇。
トレイル用とダウンヒル用とでは車体の性格が異なること。
そして車体だけでもパーツを組み合わせると無限のバリエーションがある。
でも自分は最初から電動アシストの無い素の人力ストイックなモデルは選択圏外。
邪道と言われても、電動アシスト力がしっかりしたe-MTBで楽々に登りたい。
若い頃と違って重い車体をぶんぶん振り回して乗れるほど体力は無いけど、アシストがあれば同じように楽しめる。
それに初心者なのでパーツを組み合げる技術など無いので、完成車のものがいいかなと。
そうすると幾多もある車体からおのずと数が限られてきた。
まず選択肢にまずあがってきたのがTREK Rail9.7というモデル。めちゃめちゃカッコイイ。アシスト部以外は超ストイックな仕様。充電池内蔵で見た目アシストとは思えない外観。
フルカーボンのボディにフルサス、29インチホイールに2.6インチ幅の太タイヤ、心臓部は独BOSCH社の250W、トルク75Nmを出すPerformance Line CXユニットが配され車重は21.8kg、アシスト力がパワフルで乗り心地も抜群らしいらしい。
とはいえトルク75Nmであっても試乗したことないからピンとこないのが正直なところ。
でも日本では電動アシストには規制があってMAX 24km/hで切れるようになっている。ならば、24km/hまで質のよい力強いアシストと期待するとトルクが大きいことに越したことはない。
それに見通しの悪い山道利用がメインなMTBにとっては24km/hは十分だろう。それ以上にアシストかかっても危険極まりない。
このBOSCHのユニットはこれまで50Nmから75Nm、2021年の新仕様では85Nmに、バッテリーもツイン仕様にアップグレードがはかれると聞いたら、今は待つべきか。しかしこの手のものは年々アップグレードされるだろうから、乗りたい時が買うべきときなんだろう。
それよりも問題なのは価格。ペダルやライト別売りの車体だけで税抜き79万円、これにペダルやら消費税やら盗難保険やらで優に100万超えか。なのに人気で長らく在庫切れ、ってどうして?
てゆうかペダルが別売りと言うのもよくわからない。車買ったらハンドルは別売りで、という感覚に近い気がする。
いかん、やばい世界に踏み入ってしまったようだ。
買わないにしても実車をちょっと見るだけと、近所のTREKを扱うお店に足を運んだところ、残念なことにTREKの電動モデルは店ごとに個別契約をしないと扱えないらしく、その店には素の人力モデルしかなかった。
そんな折、お店の方から軽量のe-MTBならとBESVという聞き慣れないメーカーのTRS1というモデルを紹介いただいた。
BESV(ベスビー)は台湾の新興メーカーで、デザイン性の高い商品を展開しているみたいです。
TRS1のボディはフルカーボン、初心者には取り回ししやすい27.5インチサイズのホイールに2.6インチ幅のタイヤ。
サスはフロントのみの仕様。これをこの世界ではハードテイル仕様といってフルサスよりダイレクト感があるそうで、これを好みにするライダーもいるらしい。
フルサス仕様のTREK Rail9.7よりも2.5kgも減量した19.3kg、ペダル、ライトを含めても乗り出しは20kg切るくらいか。
これまであの手この手で山行荷物の軽量化を図ってきたけど、マイナス2.5kgはなかなかできるものではない。
ちなみにバッテリーはSHIMANOの504Wh容量の汎用のものだか、これだけで2.6kgもある。更に630Whのものも用意されているけど、3.7kgと重過ぎ。
504Whのバッテリーと後述のE8080ドライブユニット2.8kgでアシスト動力を得るのに必要な重量は5.4kg。車重19.3kgからこれを差し引いたら13.9kg。世の中の軽量の部類のMTBは約10kgとみたらまだまだ軽量化ののりしろがありそうだ。
心臓部は、SHIMANO製のSTEPS E8080 (250W 70Nm 2.8kg)でBOSCHの75Nmよりややトルクに劣るけど車重がマイナス2.5kgでトルクウェイトレシオ的にはTRS1の方が若干優れている。
それでいて価格はTREK Rail9.7のほぼ半額という価格設定がバーゲンに思えてくる。
そしてその実車在庫が目の前にある。
整備を終えて納車されるのは明日。
週末の六甲山で初陣を遂げようと思います。
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