伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

世にも珍しい丸注連(まるしめ)塚 (志摩市立神・正月準備)

2015-12-26 07:00:05 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
唯一 日本に残る 丸注連塚は 
室町時代(1336~1573年)後半から
今も連綿と立神に伝わる正月の飾り

神仏習合が奈良時代(710~794年)に始まり 
神仏分離が明治政府により行われるまで続いていた
神社に塚(墓)があることは 神仏習合の遺跡

宮司の話によれば お正月は この丸注連塚を目印に
ご先祖さんが降りてくる御霊代だという


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立神の丸注連塚

2015-12-26 07:00:04 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
上から眺めると 
綺麗な広がりが見られた
丸注連塚ではあるが 門松にも似ている

12月25日 朝から 祷屋や神社の役員が
丸注連塚を作り上げた


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丸注連塚への供えもの作り(志摩市立神)

2015-12-26 07:00:02 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
通称 宝物と云われているが お供え物は 
串柿 柑子(こうじ=みかん)カヤの木の実 勝栗
昆布 洗米を 土器に入れ 奉書に包み麻緒で縛る


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丸注連塚の式典(志摩市立神)

2015-12-26 07:00:00 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
すべてが終わると 関係者一同参列
宮司の神楽祝辞を奏上し 祷屋人が
お詣りです

白の着物に の羽織の1祷と2祷は 
これから 正月3が日が 明けるまで
日の出前に 毎日中の供え物が無くなって
いないか否かを 確認せねばなりません

昔は 神社に籠り 風の音で オオカミなど 
獣におびえ 薄明るくなる頃 
供え物(宝物)が無くなっていないことを確認し
安堵したようです


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