ミスターポポの「のほほん日記」

のほほんと生活している中で、ふと感じる無駄話をぼちぼち書いていきます。

ディープインパクト敗れる

2005-12-27 | Weblog
「残念...やっぱり...。」

競馬の有馬記念で圧倒的な一番人気のディープインパクトが2着と敗れた。

無敗の四冠達成を見たいと思っていた反面、「やはりな」という気持ちもある。

勝負事は「何が起こるかわからない」から面白いと言えるが、
逆に、
勝つことの難しさ・プレッシャーも改めて感じた。

圧倒的な王者を下した、ハーツクライを素直に称えたい。
「おめでとう。」

今年の競馬界は、ディープインパクトを中心に回っていたが、来年はどうだろうか?
ちょっと楽しみである。


◆ ハーツクライ悲願の初戴冠 ◆

 ディープインパクト不敗神話ついに崩れる。GI有馬記念(25日、
中山2500メートル芝内)は好位から抜け出したハーツクライ(牡4=橋口)が、
無敗3冠馬の追撃を封じ込んだ。鞍上・ルメールは末脚勝負のスタイルを封印。
大胆な騎乗で力を引き出し、人馬ともにGI初制覇となった。ディープインパクトの
連勝記録は「7」でストップ。3着にリンカーン。ラストランに燃えた
ゼンノロブロイは8着、タップダンスシチーは12着に敗れた。
2005年の中央競馬はこれでフィナーレとなり、来年も恒例の縁起重賞・GIII
スポニチ賞京都金杯(1月5日、京都1600メートル芝)で幕を開ける。

◆ 豊「全然走ってない」 ◆

 その“瞬間”中山競馬場が凍りついた。4コーナーで好位外の5番手、
絶好のポジションに取りついたディープインパクト。完全に勝ちパターン。
が、武豊が懸命にムチを振るうが、“弾け”ない。外からリンカーンをかわし
差を詰めるが、半馬身で無敗の4冠は手のひらからこぼれ落ちた。

 衝撃的な結末に場内は騒然。信じられない思いが師走の中山競馬場を包んだ。

 「全然走ってない。なぜか、分からない」

 レース後、開かれた臨時の記者会見で武豊は苦しい胸の内を吐露した。
不完全燃焼は誰の目にも明らかだった。

 巧みだったのはハーツクライを勝利に導いたルメール。予想通り
タップダンスシチーがハナを主張し2番手にオースミハルカと続いたが、
なんと3番手。これまで直線勝負が身上の馬を好位に置いた。

 3コーナーからディープインパクトが外を進出。ポジションを上げていく。
直線に向いてディープの気配を感じたルメールは懸命にムチを振るい、
ついに追撃を封じた。ルメールは左手を突き上げ、ガッツポーズ。
全身で喜びを表現する。

 「きょうは馬の行く気に任せ、いいポジションで競馬ができた。(ディープの)
位置取りに関しては特別に意識することはなかったけど、直線は当然
来るだろうなと(笑い)。最後は“早くゴールが来てくれないか…”と
願っていたよ。これだけ多くのファンの前で偉大な有馬記念を勝てて嬉しい」

 ルメールは童顔をほころばせて橋口師ら関係者と熱いハグ。最強のライバルを
完封し、勝てそうで勝てなかったGIの壁をブチ破った。古豪タップダンスシチー、
ゼンノロブロイが引退。来年はこの馬が新たな時代を築く。

[ 2005年12月26日付 紙面記事 ]

スポニチアネックスOSAKA 競馬
http://www.sponichi.co.jp/osaka/hourse/200512/26/hourse188630.html