食品事情

もう一部商品では現実の問題となっていますが、この春からは食料品が一斉に値上げされます。

かく言ううちの店も３月半ばから価格改定、大幅な値上げを断行せざるを得ません。

今までどちらかと言うとデフレ傾向で物価が下がり、食料品も長い間価格据置き、もしくはダウンって感じでしたので、より一層今回の値上げ幅が大きくなる傾向にあります。

今回の値上げの要因はホップ、ステップ、ジャンプと言う三段跳びの要領で、食料品メーカーに迫ってきた問題、つまりバイオ燃料問題による雑穀類の世界的価格上昇、原油高による様々な物の値上げ、そして数年前から徐々に進行していた原材料チャイナフリー，そして今回留めの毒餃子事件。

例えばうちの例で言うと、間接的には運送経費の上昇、委託運送会社の値上げ、漬物袋、裏針表示シール、ダンボール、紙箱、テープ等の石油関連商品の値上げ、そして４月からの電気、ガス使用料金の値上げ。

直接的には、醤油、砂糖、塩、味噌、味醂など調味料の値上げ、ハウス野菜価格の相場高騰などなど

ほんまこの春はえらい事になりますよ！

特に大豆。

不謹慎を承知で言うと、このままでは豆腐、醤油、味噌の三大大豆使用メーカーさんの倒産が相次ぐと思います。

的確で迅速な政府の救済措置を望みます。