流ブログ

その記録

寅さんと黄色いハンカチ

2011-04-14 | 感想
ここ最近、テレビ東京で山田洋次監督作品を放映していまして
先日はご存知「男はつらいよ」そんで今日は「幸せの黄色いハンカチ」がやってました。
そんなに寅さんとか見てない世代なので、つーか全然寅さんとか好きじゃなかったんです。
まともに見たこともなかったのですが、先日の寅さん純情編、すごい笑って泣いてしまった。
今まで寅さんを敬遠してたんですが、あんなに笑って泣いた映画を今までスルーしてたのは
ちょっとまずいですよね。あんな風に寅さんが出来ているとは思ってませんでした。
倍賞千恵子さんが異常に可愛かった。
倍賞さんのハウルの城の時の声優はいかがなもんかなと思ったけど
若かりし頃の倍賞さんの可愛さは半端ない。
渥美さんのあの演技。凄かった。あの微妙な演技は誰にも出せないよ。
黄色いハンカチの高倉健さんも凄い。
あのラストシーンでハンカチが掛かってるのを知っているのに
ハンカチが出てくるシーンで大泣きしてしまいました。
もう涙腺ガバガバです。

昔の映画って全然分かりやすくないけど、見てる人はそれで十分だったんだと思う。
みんながみんな同じように貧しくて、それでも頑張って小さな幸せを毎日毎日積み上げて。
そもそも小さいとか大きいとかそういうことじゃなくて
一生懸命に生きることが本当に大切なのかなぁ。と今更ながらに思うわけで。

知人にそのことを話すと「それは年取ったからじゃないの?」と云われてしまいました。
そだね。
もうすぐ40で独身で子供もいなくて、全然モテないワタクシ。
あれ?
これって寅さんみたいじゃない?
フーテンですよ。フーテンのダビさんでした。

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