流ブログ

その記録

ナショナリズムとは

2012-08-13 | 独り言

今回はかなり長い独り言です。

先日から続いていたオリンピック。
無事に閉会式を迎え、4年に一度の祭典は終わりました。
勝っても負けてもスポーツ精神にのっとり清々しい選手達の笑顔には
ついつい目頭が熱くなるのはワタクシだけではないはずです。

そんなロンドンオリンピック開催中のある日のことです。
ワタクシが使っている駅でのこと、地下鉄から昇る長いエスカレーターの左に立っていると
右側の所謂エスカレーター歩行者側から、白人の外国人(多分アメリカ人)が
「日本人はバカですか?」と話しかけてきました。
ワタクシは「?」という感じで特に何も答えずにいたら、
ワタクシの上に立っている人にも同じように
「日本人はバカですか?」と話しかけているのです。
勿論話しかけられた日本人は一様に「?」という感じで無視するというか
面倒なキ○○イが話しかけてきた。無視しとこう。という感じで相手にしてませんでした。
それを悦に感じているかのように、その白人は「日本人はバカですか?」と
すっとぼけた顔して次々と日本人に話しかけているじゃありませんか。

ワタクシは弱いくせに良く吠える狂犬なので、何だかそれを見てたら腹が立ってきて
ケツを軽くはたき
「何?お前?」と話すことになりました。
地下から伸びる長いエスカレーターに乗り
白人は「ヒロシマ、ナガサキ@:;*W」
ワタクシは英語が分からないので何だか最後のほうはわかりませんでしたが
明らかに原爆のことを婉曲に侮辱している感じでした。
「ココハ、ワタシノクニデス。ココハ60バンメノアメリカノシュウデス」的な
あくまでも的なことを云われました。
ワタクシは英語が分かりません。あれだけ塾で英語を習ったのにまくしたてられた英語が
全く分からなかったのです。でもそのニュアンスは明らかに日本をバカにし、
日本人のこともバカにしているようでした。
最終的にはワタクシも日本語で「バカ野郎、この野郎!うるせーこの野郎!」と
日本語で云うしか術がありませんでした。
そして、その白人が「ビッチ!ビッチ!」連呼してきたので
映画で覚えた「マザーファ○○ー!」をワタクシも連呼しました。
もう最後は猿のように「ファ○○!」を何度も連呼し、互いに違う方向に行くらしく
遠くから「バカ!クソ野郎」と遠くで吠えてやりました。

ワタクシは悔しかった。
ワタクシは無学で英語一つも満足に話すことも白人の言うことを理解することも出来なかった。
悔しさと怒りが湧いたが、ワタクシが履いている靴は赤いニューバランスで
吸ってるタバコはラッキーストライク。
白人に舐められても仕方ないのか。とつい思ってしまう、真夏の夜。

全ての外国人の方がそうではないと思いますけど、アメリカ人の方でも根底にそういう
差別を持っている人もいるんだなと、少しショックでした。

オリンピックの清々しさを忘れるような心が穏やかじゃない出来事でした。


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