アホがプロ野球を滅ぼす

結構前に買った本です。
「ベンチがアホやから」は色あせないアナキズムを後世に伝える名言である
エモヤンこと江本孟紀氏の著作。
以前にも同氏の「プロ野球経営が破綻するこれだけの理由」
も紹介させていただきましたが、第２弾のプロ野球提言本ですね。
もうご自分の名言をタイトルに持ってくるあたり
江本氏の憤慨や焦燥が汲み取れるのではないでしょうか。
内容は以前にも記した「プロ野球経営～」の同じような内容ですが
今回は昨年話題になった「清武の乱」にも言及してまして
アホがプロ野球の既得権益にしがみついている様を両断しておりました。
つい最近もどこぞの若大将が１億円支払ったとかのスキャンダルが暴露されてましたが
はっきり云ってしまえば野球選手なんて野球エリートなんで
世間のことなど全く分からない人が多いのですよ。
それをいいことに悪い人たちが選手に「あーだこーだ」と知恵を入れさせたりしてしまうわけで
無垢の選手達がその思惑の渦の中に落ちてしまうことも多々あるわけです。
選手賛美だけじゃなく、もう少し厳しい目で野球界を見ることも大事なわけです。

野球を多角的な角度から見ることも大事ですので
大人気野球漫画
「グラゼニ」の最新刊が出てたので買いました。
今回はオフ編ですね。

それと懸念の「真田太平記」全巻読了しました。
長かった。
真田幸村の死に様は見事な描写でした。
真田十勇士は出ないんですね。途中から気付きましたが。
それでも全１２巻読み終わりました。

時代の変革期の小説が１番おもろいですね。
関ヶ原然り、幕末然り。
次は何を読もうか。