憧憬、大艦巨砲主義w

盆栽RF900R 営農機セロー250 奥様号レブル250

B-KING、インプレ(高速編)。

2009-06-16 23:42:14 | B-KING


いやぁ。
カミナリたまが大はしゃぎです。
オレ、カミナリ、大好きなのです。
稲妻がストロボし、雷鳴が天空に充満した大気を震わす。
目を閉じても風景を感じ、耳をふさいでも体で音を感じる。
人知の遠く及ばぬ自然への畏怖が具象化されるシーンです。
おカネ払って年中鑑賞できるのでしたら、月3回くらいは通っちゃいますね、きっと。




さて、高速でのビケたんインプレです。
混雑路線でもありますので、100K位で流れてはいますが、車間は50Mないような道路状況でした。

精神的にびくびくしながら、ゲートに向かいます。

1速。
ゲートからできうる限り全開で行く決意を確認。
ゲートをくぐって、太ももでタンクを締め上げ、超猫背な伏せ加減でアクセルをねじ切ります。
フロントの荷重を意識していないとリフトします。
6000から上は車体のコントロールとか、云々考えてる暇はないです。
アバレな加速感が、ほとんど反射的な車体操作を要求します。
車体を左右に操るのはもちろんですが、前後の荷重感覚を意識しないと、振り落とされそうです。
メーター見る余裕のないまま、シフトアップ。


2速。
合流のバンクの奥に向かって、フルアクセルのまま頭っから飛び込むように車体を寝かし、目線を追い込んでいきます。
重心を思いっきり内側に持っていかないと、ラインはアウトに持っていかれそうです。
その隙に進路へと目線を射込もうとするのですが。
狭窄する視野、急接近する車のテール、フルオープンのアクセル、反射的にパーシャルへ。
ゲートをくぐったトキの決意が2速途中までしか維持できないコトに若干、苦笑。
ミスしてわずかにパーシャル以下になってしまうと、急激なエンブレ+横Gでリアがアウトにスキッド。
焦ってアクセルを開けますが、若干でも開け過ぎちゃうとこれまた、リアが流れかげんに(冷汗)。
結果的にみっともなくぎくしゃくしちゃいますが、その間に車線に合流。
当然、メーターに目をやる余裕はありません(笑)。
気を取り直してフルアクセル。
オーバーレヴに気づいて、シフトアップ。


3速。
視神経のネジを締め上げて、進路をサーチしつつ、車体を向けて。
目線を射込むと進路をそちらに向けていくバイクもありますが、こいつはそんなに従順ではないです。
特に加速中は、積極的に重心を移し、ハンドルを操作しないと、そっちへ向くのを嫌がります。
反面、わずかにでもアクセルを抜くと、ぐんっ!と向きを変えるきっかけを作ることが可能で、アクセルオンで旋回します。
アクセルを閉じたままですと、バンクはしますが、旋回感というか向き換え感は希薄で思ったラインにいきません。
この時も、前方へ重心を意識しないと左右の返しでフロントが浮きそうです。
このフロントの抜重が、マシンの向き換えを難しくしてるような気がします。
1~3速の全開加速中のバンプには要注意で、剛性感は強いものの、前後荷重が揺さぶられるのは、ワリと恐怖を感じます(笑)。
ちらり、8000を超えた+大台を超えたのを確認。
わずかに間をおいて、オーバーレヴ、シフトアップ。


4速。
ほんの1秒ほどのシフトアップ作業が、大変大きな抵抗になってることに気づく瞬間。
シフトアップ作業によって減速された機体は、アクセルを開けるとすぐにその分をリカバリーして、さらに車体を押し出していきます。
3速までの押し出され感よりは弱まっていまして、やっと制御できる領域なのですが、オレの動態視力のほうがこの辺でネをあげます(笑)。
アクセル若干オフのきっかけづくりと、オンの旋回で自由にラインを泳いでいくことが可能です。
愉しい!楽しい!ウレシイ!
ブレーキレバーに掛ける指を握り変えようとすると、風圧で思ったように動きません(笑)。
んがっ!
思ったよりも狭い!強減速!
ブレーキは高速上の減速力としては、超充分な立ち上がり・制御性・制動力です。
ただし。
高速上の減速力の話であって、峠などで必要な絶対性動力そのものは車重(オレ含む)の問題もあるのでしょう、それほど強力な印象ではないです。
リアブレーキは車体コントロール機能に徹しているのか、オレの機体だけか、ワリとマイルドな印象です。
オレ自身は風圧に強いほうだと思うのですが、この速度域では、袖が強く後方に持って行かれますので、決して扱いやすいとはいえません。
ただ、暴力感はかなり薄まってきますので、バンプにもそれなりに強くなってきます。
また、オレの機体はビキニカウル装備なのですが、結局、伏せないと厳しいので、ネイキッドマシン特有の視界の広さも、この領域では活かされません。
そのままの速度域、全開までいかずに、シフトアップ。


5速。
まだ、高速上でライン制御のためのトラクションとしてのリキ感は、強力。
リアの荷トラクションも抜トラクションも良好、というか、3速4速の「本気モード」から「軽くスポーツ」って印象。
オレとしてはこの4速5速が最も楽しめる領域と感じました。
んでも、アクセル開けたなりの速度まできっちり車体を押し出し続けます。
足周りも、パワーバンドを使った強行加速中でなければ、ネコ脚までいかずともその手前位の動作感です。
ただ、ポジションのせいか、接地感はそれほど良くないです。
やはり、空力ってのはおろそかにできません(笑)。
んで、速度域そのまま、シフトアップ。


6速。
そりゃ、凶悪さはだいぶマロヤカですが。
この速度域では、まだまだ、青天井で伸びていきそうな印象ですよ。
ま、流すには50Kでもその5倍でも充分な実用速度域だと思います。
んでも、レポとしては、今回はそこまで(笑)。


ええ。
レッドゾーン周辺までは、ま、またの奇怪に(笑)。
各ギアでの「ひっぱった速度」もデータ取れ次第公開します。
あ、必ずやりますので、お楽しみに、でございます。
だってだって、こないだはクルマが多かったんですもの。


んで、明日は雨っぽいし(笑)。
オレ、盆栽ですから(爆)。

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