憧憬、大艦巨砲主義w

盆栽RF900R 営農機セロー250 奥様号レブル250

モノの品格。

2008-06-10 00:23:35 | 好きなの
『日本の品格』が話題にも上がらなくなって久しい。
でも、モノには品格があると思うのです。


基本的にオレは、酒、飲まないのです。
いや、飲めと言われれば、2升位は飲めていたのです。
今は、そんなにはヤレないと思うのですが、それでも、1升、飲むだけなら飲めると思う。

んでも、そうまでして飲む必要はないし、基本的に、アルコールが好きではないのです。
ビールも、のどがカラっからにカワいてる時に、キンキンに冷えたジョッキに、ってのなら大1杯くらいは「んまいっ!」って言うでしょうが、それ以上はおいしく飲めそうにない(笑)。

んで。
お好みは、日本茶。
それも、あんまし高くないフツーのお茶、もしくは、ほうじ茶。
こちらに来てからも、3日に2回は2.2Lのポットに給水するので、結構飲んでる。
「受け」は醤油系(柿の種とか)やゴマ系(ゴマせんべいとか)が多い。
週イチで、小豆系(ヨーカンとかモナカ)や乳系(プリンなど)も受けに登場する。
チト手が汚れるが、粉スープをわずかに振った「サッポロ一番(袋ラーメン)」なんかも大変よろしい。
スープを振りすぎないのが、ポイント。
コレに比すれば、生のチキンラーメンなんかはコドモの味と思いますね。


んで。
お茶を淹れるのに、最も重要なファクター、キュウス。
千葉にいたころは、結婚した時に奥さまがどこからか買ってきたのが使い慣れていたのですが、今回は持ってこなかった。

結局、100均の2コ、千円位の1コ、どれも気に入らなくて困ってたのですよ。
4月は毎週、キュウス買ってた(笑)。

テーブルは2台ともガラスなので、座りが悪い(水平が取れていない)と気になるし、パソや書きものするテーブルで扱うので、クチからお茶がたれたりするモノも、イヤだ。
まして、お茶ガラが捨てにくかったり、茶コシが取りにくかったり、注ぐ際にフタからあふれてきたり、最後のほうは蓋が外れたりとロクなモノに当たらなかった。

金額と品質が比例するとは思ってないけれど、100均のブツには誇りが感じられない。

んで、今日のタイトル画。

何の気なしに、「いいのないかにゃあ」ってドンキで手にしたキュウス。
箱から出してみたら、なんと、樹脂のようなぬくもりと軽さを感じさせながらも、ガラス特有の、この、緊張感。
一サワリで「只者ではない」と思った。
商標は、知らない。
ただ、日本製、らしい。
購入金額は\900程だったろうか。

実際、使ってみると、これが。
強化ガラスの蓋も本体も、かなり薄く作られており、軽い。
人生40年以上生きてきて、かつて、こんなに軽いガラス食器を、オレは知らない。
チタン管を、初めて手にした時の感動のようだ、と言ったらわかりやすいだろうか。
当然、熱いものを熱いように頂ける。
マグ製品、実はあまり好きではない。
安物のマグは必要以上に厚く、これは熱を奪うし、熱を奪った後はその熱を口元に押しつける。
その熱の感触がイヤなのだ。

中の茶コシもよく考えられて作られている。
樹脂製ながら、茶葉が好く開き、かつ注ぎ口からこぼれないよう工夫された形状だ。

そして、この受け口状の注ぎ口からは、一滴の垂れも発生しない。

さらに、ガラステーブルで使っても、あのイヤなガラスとガラスが摩擦する不愉快な感触がしない。


むむむ。
オヌシ、デキるな!
こんな(と言っては失礼だが)キュウス一つにこれだけの英知と情熱が込められているのを感じ取れる自分の感性にも喜びを感じるが、それを感じさせる作り手に対して素直に敬意を表したい。
このキュウスには品格というか、存在自体にプライドを感じる。
作り手の熱意が感じられるような気がしてならないのだ。




んで。
写真撮ってて、商標、あった。
ググッてみた。
ごめん。
オレがモノ知らなかっただけでしたよ(笑)。


コメント (4)
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