日本大通り定点観測のピークを迎えつつある。
といっても、黄葉がはじまったばかりだ。
全体がいっせいに色づくのかと思ったら、
イチョウにも個性があるらしい。
こがらし一番といっていいのか、妙にヌクヌクした風が、
間断なく吹き付けるから、
歩道一面にギンナンが次々に降ってきた。
そのときを待っていたかのように拾う人たちがあちこちに・・・。
それでも、ゴソゴソ落ちてくる。
ついには、スコップで掻いては、大きなゴミ袋に入れる人も現れた。
1か月前は、こんな感じで、風情もあったんだけど・・・。
さすがに、秋の気配。
横浜公園の広葉樹も色づきはじめた。
突然に仕事を投げ出した中田市長の置き土産、
APEC横浜開催も、もう目前に迫っている。
都会での首脳会議警備の難しさから、治安当局は強行に反対したそうだが、
決まった以上は、腹をくくり、総動員態勢で警備に臨んでいる。
それを過剰警備とかいって批判しているマスコミも、いかがなものか?
もし何かあれば、批判されるのは治安当局なのだろうか?
横浜開港150周年と同じ、責任をとるべき人は、
巨額の退職金を枕に、どこかでヌクヌクしている。
なぜこんなことになったのか、
よく取材したうえで報道する姿勢が、こんなときこそ必要だ。
そんな中、横浜市役所の正面玄関脇にあった、
置き土産=横浜開港150周年記念・ダンボールの船
が、今朝、どこかへ船出していった。
確実に、風向きが変わったことを象徴する小さなできごとにすぎないけど。
やっと富士山らしい姿が見えるようになってきた。
三ツ境の駅ビルからだと、丹沢山地の左端に、かろうじて見える。
わかるかな?
でも、富士山がはっきりと見えるようになると、
寒さが一段と厳しくなっていくってことなんだよね。