北海道旭川から帰阪した翌日、10時から録音だが、
まず隣の(株)ナリカさんにお礼に。
地震当日、自転車で会社に駆けつけた弊社妹尾。
一人途方にくれる妹尾に声をかけ、
倒れた棚の片付けをナリカさんが手伝ってくれた。
弊社社員にはいち早く自宅待機を指示したので
帰宅難民にはならなかったが、
ナリカの皆さんは帰宅難民にならなかったのか?
本当に申し訳ありません。
出社した社員に声をかけ、
その362で記した作品の録音のためスタジオマックスに向かう。
録音準備は既にできている。
用意周到、唯我独尊。準備万端、結果オーライ。
本ブログで一昨年すでに記したが、私は
サウンドシードの山城氏、スタジオマックスの増南氏、
ガリレオグラブの吉田氏の3人の選曲マンがいてくれたら
どんな作品にも華を添えてくれると確信している。
今回は行田監督の指名もあり、ドラマ仕立てということもあり
スタジオマックスの増南氏に選曲をお願いした。
言っておくが、スタジオマックスにお願いしたのではなく
増南氏にお願いした。
その増南氏へ出した今回のオーダーは
「VPにありがちな無理矢理の盛り上げ禁止令」だ。
指示は他には何もない。
吠えるだけで、プロはその想いを汲み、
オンリーワンダフルに仕上げてくれる。
10時。
まずは行田監督のイメージ編から。
すでに粗編集時に音楽を増南氏からもらい、
曲つきでスポンサー試写を行なった。
イメージ物では音楽はキーになるので、
行田監督は増南氏とのホットラインを生かし、
ほぼ完成形に近い形で粗編集を仕上げていたが、
手直しした完成品をスタジオで最終調整する。
増南氏は映像を見ずして台本を読んだだけで選曲しているので
映像完成品を見ると、当然のことながら自分の選曲に
「ちょっと待った!」とダメだしをする。
あとは行田監督のイメージにあうかどうか。
ここまできたらプロヂューサーの出る幕ではない。
あくまで完成映像は見ずして当てた曲、変えて当然。
当たり前田の広島カープ。とは思うが・・・
実は前作でもエンディング曲を変更した。
さて今回は・・・いいんじゃない。
見事に着地した。と思うが、決めるのは行田監督と増南氏。
10時半。
早くもナレーターの浦島嬢がやってきた。
おいおい、約束は11時だよ。
基本編のエンディング前の2分間のまとめ部分の
ナレーションを彼女に読んでもらうことになっている。
彼女との付き合いも長い。私の信頼するナレーターだ。
彼女が昼から別件が入っているとのことで、
行田監督には悪いが、11時前に割り込みさせてもらった。
事前に原稿を渡しているので、すでに読み込んでおり、
スポンサーへの顔合わせ後、リハ1回、本番1回で計20分間で終了。
次の現場に向かう彼女を見送り、引き続きイメージ編の仕上げを行なう。
午前中でイメージ編を終えて和やかな昼食タイム。
川村チーフは食事の味がわかっているのか?
まぁ安心したまえ。曲がついて良くなることはあっても悪くなることはない。
昼食後、基本編の整音。
今回作は主人公の独白になっている。
しかしドラマの台詞部分と独白とのバランス、
鳥の声や電車の通過音(効果音=SEサウンドエフェクト)の挿入、
ドキュメンタリー部のインタビューのバランスや音量、
加えて音楽とのミックスとかなりの手間と、腕前が要求される。
私は当初「全編ピアノ曲を」とリクエストしていた。
VPとしては無茶ぶりだが、事前に選曲し私宛に送られたデモを見て
全編ピアノ曲でも悪くないと確信した。
さらに細かな注文を出したが、
それを増南氏風に仕上げてきたものをまず聞いてみる。
そうきますか・・・
もうできてるやん。いいやん。
こうして14時。2作品が産声を上げた。
「逆児もなく五体満足の元気なお子さんです。
しかも双子。お母さん、頑張りましたね」
この双子をどう育てるか?
それはスポンサーの皆さんにかかっている。
もちろん私どもも替えのオシメを抱えて後ろから走ってついていきます。
まずは、スポンサーの皆さん、楽しい仕事ありがとーございました。
そしてスタッフの皆さん、お疲れ様でした。
これからもヨロシクお願いいたします。
怒濤の福知山ロケから始まった本ブログもこれにて終了です(完)。
まず隣の(株)ナリカさんにお礼に。
地震当日、自転車で会社に駆けつけた弊社妹尾。
一人途方にくれる妹尾に声をかけ、
倒れた棚の片付けをナリカさんが手伝ってくれた。
弊社社員にはいち早く自宅待機を指示したので
帰宅難民にはならなかったが、
ナリカの皆さんは帰宅難民にならなかったのか?
本当に申し訳ありません。
出社した社員に声をかけ、
その362で記した作品の録音のためスタジオマックスに向かう。
録音準備は既にできている。
用意周到、唯我独尊。準備万端、結果オーライ。
本ブログで一昨年すでに記したが、私は
サウンドシードの山城氏、スタジオマックスの増南氏、
ガリレオグラブの吉田氏の3人の選曲マンがいてくれたら
どんな作品にも華を添えてくれると確信している。
今回は行田監督の指名もあり、ドラマ仕立てということもあり
スタジオマックスの増南氏に選曲をお願いした。
言っておくが、スタジオマックスにお願いしたのではなく
増南氏にお願いした。
その増南氏へ出した今回のオーダーは
「VPにありがちな無理矢理の盛り上げ禁止令」だ。
指示は他には何もない。
吠えるだけで、プロはその想いを汲み、
オンリーワンダフルに仕上げてくれる。
10時。
まずは行田監督のイメージ編から。
すでに粗編集時に音楽を増南氏からもらい、
曲つきでスポンサー試写を行なった。
イメージ物では音楽はキーになるので、
行田監督は増南氏とのホットラインを生かし、
ほぼ完成形に近い形で粗編集を仕上げていたが、
手直しした完成品をスタジオで最終調整する。
増南氏は映像を見ずして台本を読んだだけで選曲しているので
映像完成品を見ると、当然のことながら自分の選曲に
「ちょっと待った!」とダメだしをする。
あとは行田監督のイメージにあうかどうか。
ここまできたらプロヂューサーの出る幕ではない。
あくまで完成映像は見ずして当てた曲、変えて当然。
当たり前田の広島カープ。とは思うが・・・
実は前作でもエンディング曲を変更した。
さて今回は・・・いいんじゃない。
見事に着地した。と思うが、決めるのは行田監督と増南氏。
10時半。
早くもナレーターの浦島嬢がやってきた。
おいおい、約束は11時だよ。
基本編のエンディング前の2分間のまとめ部分の
ナレーションを彼女に読んでもらうことになっている。
彼女との付き合いも長い。私の信頼するナレーターだ。
彼女が昼から別件が入っているとのことで、
行田監督には悪いが、11時前に割り込みさせてもらった。
事前に原稿を渡しているので、すでに読み込んでおり、
スポンサーへの顔合わせ後、リハ1回、本番1回で計20分間で終了。
次の現場に向かう彼女を見送り、引き続きイメージ編の仕上げを行なう。
午前中でイメージ編を終えて和やかな昼食タイム。
川村チーフは食事の味がわかっているのか?
まぁ安心したまえ。曲がついて良くなることはあっても悪くなることはない。
昼食後、基本編の整音。
今回作は主人公の独白になっている。
しかしドラマの台詞部分と独白とのバランス、
鳥の声や電車の通過音(効果音=SEサウンドエフェクト)の挿入、
ドキュメンタリー部のインタビューのバランスや音量、
加えて音楽とのミックスとかなりの手間と、腕前が要求される。
私は当初「全編ピアノ曲を」とリクエストしていた。
VPとしては無茶ぶりだが、事前に選曲し私宛に送られたデモを見て
全編ピアノ曲でも悪くないと確信した。
さらに細かな注文を出したが、
それを増南氏風に仕上げてきたものをまず聞いてみる。
そうきますか・・・
もうできてるやん。いいやん。
こうして14時。2作品が産声を上げた。
「逆児もなく五体満足の元気なお子さんです。
しかも双子。お母さん、頑張りましたね」
この双子をどう育てるか?
それはスポンサーの皆さんにかかっている。
もちろん私どもも替えのオシメを抱えて後ろから走ってついていきます。
まずは、スポンサーの皆さん、楽しい仕事ありがとーございました。
そしてスタッフの皆さん、お疲れ様でした。
これからもヨロシクお願いいたします。
怒濤の福知山ロケから始まった本ブログもこれにて終了です(完)。
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