株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その362.友に逢う

2018-02-15 05:01:04 | 制作会社社長の憂い漫遊記
関東に出張。
その合間を縫って、大学時代の友人に逢った。
同級生というものは、いくつになっても頭の中に
当時の姿が刷り込まれていて、歳を感じない。
確かに視覚から入る情報では
60歳前のオッサンとオバハンなのだが、
脳の中で大学時代の姿に置き換えられてしまうようだ。
たわいもない話に舌鼓を打ち、
いつしか学生時代にタイムスリップしていく。

社会人になってからの友人と、学生時代の友人は明らかに違う。
社会人になってからの友人は見えない壁がある。
見栄を張って付き合っているからかもしれない。
自分が表現しうる最大限のカッコいい姿を崩さない。
学生時代の友人は、当時金もなくポケットに入った小銭を集めて
酒を飲むなど、全てをさらけ出している関係からか壁がない。
いまさらイキがっても最低の自分を知られている。
付き合いの始まりがそもそも利害関係ではない。

社会人になって約40年、
それぞれに苦労を重ね生きてきた。
仕事、結婚、子育て、病気、地震、出会いと別れなど
生きてきた年数だけ様々な事に翻弄されてきた。
どんなに悪い出来事も、結局良い出来事となることも知った。
歳を重ねるとはそういうことなのかもしれない。
たいていの人は大学ではたいして勉強もせず、
遊びに熱中しその中から生涯の友を作っていく。
40年経っても、友は友。
友人を沢山作ると老後はより楽しくなる。
学費を出してくれた親には申し訳ないがそれもまた良し。
順繰りだから遊びまくる娘を叱るのは
お門違いなのかもしれない。
親のありがた味が、今頃わかる。

かくしてポン友との楽しい一時は
アッという間に過ぎていく。
また明日から仕事が待っている。
飛び乗った新幹線では、
企業戦士が旨そうにビールを飲んでいた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿