社長という職業は、常に会社のペースメーカーでなければならないと思う。
ペースメーカーとはマラソンや競輪などで先頭を走って
基準となるベースを作る選手のこと。風よけとしての役割もある。
経営は例えばマラソンように42.195キロを走ればゴールではない。
順位を争うものではないし、金メダルを取るためのレースでもない。
何よりも重要なのは継続させることだ。
いきなり凄いタイムを出す必要はない。
ただ昨日よりも1秒でいいから早いタイムを出す。
それをずっと続けることが大切なのだ。
そのために、会社の進む方向を決め、ペースメーカーのごとく先頭を走り
時には誉めたり叱咤激励したりしながら走る。社員の風よけにもなる。
社長である限り、人生をかけて
会社のペースメーカーであり続けなければならない。
コロナにより中小・零細企業は瀕死の状態である。
このままでは本年末にはさらに死屍累々かもしれない。
社長はペースメーカーになり先頭を走らなければならないが・・・
コロナ禍では先が見えずどちらに進むかの判断すらできない。
しかし、そんな中でも知恵と工夫で伸びている会社もある。
文豪ヘミングウェイは「動いているだけでは行動とはいえない」と。
しかし動かないとネタも拾えない。ネタが舞い込んでくることもない。
集中、集中、全集中。
人に負けることよりも自分に負けることの方がやるせない。
やるだけやって、あとはブレイクスルーを待つ。
まずは動いているのだから神頼みとは違う。
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