株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その213.小さな会社が生き残る道

2015-03-25 06:00:00 | 制作会社社長の憂い漫遊記
小さな会社や個人店が生き残る道、
それは限りなく細く、限りなく危うい。
せめて数件の固定客があれば少しはしのげるが、
それとて安心できる材料ではない。
中小企業は、そもそも天下りや接待攻勢をするほど
台所に余裕がないので、ただ実直に働くしかない。
いつも現場では全力で汗をかき、新しい提案をし続ける。
それしか生き残る道はない。
農業、漁業、林業は必要不可欠の業種であるにも関わらず、
大企業の参入はなく、小さな会社や個人が踏ん張って
様々な工夫をして、業界そのものを成り立たせている。

企業の広告や販促の応援をする我々制作会社も
厳しい状況が長く続いている。
インターネットの普及でサバイバルは加速し、
銃火を避けるように歩伏前進を強いられているが、
いつになれば平和が訪れるのか先が見えない。


   この街の中で当社は生きている、確かに生きている

厳しい状況下で、中小企業は日々バタバタと
潰れているが、それでもどこかで夢を描いた人々が
新たに会社や店を立ち上げている。
一度ならずも、二度三度と倒れても、
また這い上がって会社を興す強者も数多くいる。
創業者で終わるのではなく、また血縁者に継ぐのではなく、
社内から2代目、3代目が続けば、それはもう立派な大企業だ。
なぜならどんなに成功を納めたビジネスモデルであっても、
20年も経てば必ず他からの参入はあり
・・・それが儲かるビジネスモデルであればあるほど・・・
いつまでも栄華は続かない。
したがって時代に合わせて形態を変えるしかないのだ。
そんな未来に続く会社にしたいと創業者の多くは願いながら
日々汗を流している。
創業者のバイタリティーと、強い意志が放つオーラに
魅せられたお客さまがファンとなって応援してくれる。
創業時に持っていた強い意志を貫けば
自ずと結果はついてくる、結果を目的にしてしまうと
往々にして結果はでないものだ。
日々危うくヒヤヒヤした創業時、
熱い意志を羅針盤にして何とか乗り切ったのであれば、
これからもその熱い意志を燃やし続けることだ。
問題は創業時の熱い意志を持ち続けられるか否かにある。
それこそが小さな会社が生き残る唯一の道のような気がする。

創業者たちが今日も今日とて酒盛りで~す

最新の画像もっと見る

コメントを投稿