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株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
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その265.恐るべし、近大商法

2016-03-20 11:20:46 | 制作会社社長の憂い漫遊記
3月16日。
私の誕生日に梅田グランフロントにある
近畿大学が経営する「近大マグロ」の店に初めて行った。
近大養殖のマグロのトロと赤身、鯛、シマアジ、カンパチなど
5種類が3貫ずつ盛って2800円で「うっ、高い!」と思いきや、
実際は半端ないぐらい肉厚で、
ヘタな寿司屋の薄切り刺身の3倍以上はある。
しかも天然や、最近話題のアンチエージング天然に負けない旨さ。
てっか、出されたらわからない。
私は肉よりも魚好きで、魚釣りにも行くが、
もしこれが天然ではなく、養殖だと言うなら
カオス以外の何者でもない。

人間は努力すれば旨いものができる。
米しかり、野菜しかり、果物しかり。
それが牛肉や豚肉、鶏肉だけでなく、
野生の王様、回遊魚の代表であるマグロまでもが
とうとう養殖でありながら、
人間の力でコントロールした一品が登場してきた。
歯ごたえは天然、味も天然、まっこと旨か!
マグロの養殖があるなら、そのうち私の大好きな鯨も、
養殖が生まれるに違いない。
近大、頼んだぞ!!
よしんば鯨でなくても、イルカでもよい。
和歌山の太地に行けばイルカを食える。
鯨と変わらぬ旨さがある。
鯨と言われても疑わない人がほとんど、
それほど鯨肉とイルカ肉の差はない。
「わんぱくフリッパー」や
「海のトリトン」で育った私達世代にとっては、
少々残酷かもしれないが、
しかしフリッパーを食べる訳ではない。
食材としてのイルカを食べるのだ。
んなこと言ってたらハイジに出てくる羊は食えないし、
ディズニー映画に登場する豚や鶏も食えなくなる。
大切なのは、残すことなく感謝して食べること。
食文化の違いはあっても、人を愛し、敬いあいながら、
人は助け合いながら生きている。
私は阪神淡路大震災の被災者だが、
生きさせてもらったことに感謝する気持ちは忘れない。
生きさせてもらったことへの感謝
言い換えれば宗教心は世界共通のはずである。
キリスト教であれ仏教であれ、原点は感謝である。
だから宗教の違いで殺しあうのは間違っている。
どれだけ血を流せば、人は殺戮を終わりにできるのだろうか?
人生晩年を迎え、ただただ世界平和を願う。
なんてことを近大マグロを食いつつ感じた誕生日なのでした。

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