その３９４．せっしょやで兄貴

先週に引き続き、今週の弾丸ロケは、関東甲信縦断２泊３日ロケだ。
なんだか先週よりもさらに弾丸に拍車がかかっている。
せっしょやで兄貴。

初日は移動日だ。
午前９～１１時半までの打合せを済ませて、
１３時半・新大阪から名古屋経由で松本入りして宿泊。
ここまではまだ序の口。通常の移動日だ。
夜は近くの居酒屋で野沢菜漬けとざるそばを食って大満足。
移動の疲れに酒が適度に回り、２１時風呂にも入らず就寝。
３時に起床してPCを立ち上げて急ぎの仕事を片付けた。
爆睡したこともありチャチャッと仕事ができ、
５時時半から３０分程ボーと過ごし、６時からopenの大浴場桧風呂に。
この時はまだ余裕のよっちゃん。
だが、松本駅前に宿泊したにも関わらず、松本城すら見ることもなく、
あいにくの天気でアルプスを拝むこともなく、
７時半にホテルを出て、９時から安曇野で取材。
約１時間半の取材で、４名インタビューして終わり。
どなたが組んだ行程かは不明だが、次は１５時に栃木で取材が組まれている。
だから１０時半に旅立つしかない。
そういえば長野県松本が絡むロケはいつもハードだった。
前回もそうだった。
だから松本から旅立つ時「次回は松本にゆっくり来たい」と思う。
今回も同じ。
「次回は松本にゆっくり来たい」
せっしょやで兄貴。

安曇野を１０時半に切り上げて、そのまま長野まで車を飛ばして、
１２時半の北陸新幹線「はくたか」に滑り込む。
駅弁で腹を満たし、
１３時半に大宮で東北新幹線「なすの」に乗り換えて宇都宮で下車。

宇都宮でレンタカーを借りて矢板まで１時間。１４時半から取材開始。
ここでも５名にインタビューして、終了したのは１８時半。
休憩もなし、ぶっ通しでバトンインタビュー。
流石に喉はカラカラ、膀胱はヒイヒイ。
せっしょやで兄貴。

しかし、これで弾丸ツアーは終わりではない。まだ峠を越えた所。
夜道をレンタカーで１時間。宇都宮まで戻り、
１９時半の東北新幹線「なすの」に乗って１時間。
東京経由で総武線に乗り換える。
千葉には総武線と京葉線で行けるが、
京葉線は東京駅とは名ばかりで地のはてにある。
総武線もまた東京駅とは名ばかりの地底奥深くにあるが
京葉線よりもやや近い。
ところがようやくたどり着いた地底で、
事故の影響で遅延を知る。なんたることをサンタルチア。
しかし、運良く列車が出たところで、列の先頭に並べた。
ドアが開くと同時に席を確保し、
撮影機材を棚に放り上げて一息つく。
案の定、出発時は超満員。
荷物を持ったまま立ってたらと考るだけでゾッとする。
津田沼で乗客が降りて脚を伸ばせることの幸せを感じつつ、
千葉駅２１時半到着。
そうここが最終地・千葉だ。がしかし、旅は終わらない。
JRから私鉄に乗り換えて１駅。千葉中央駅到着。
ようやくホテルに「ついたど～」。
と、偶然にも入れ替わりで明日の立ち会いをするスポンサー担当者と、
ホテルでチェックイン時に出会う。
お互い夕食がまだなので一緒に食事に出掛けることに。
時は２２時、ようやく遅い晩飯にありついた。

千葉に名物料理はある？ない？どうでもいい。
人間疲れすぎると食も酒も進まない。
腹を満たしてホテルに帰るも、風呂に入る気も失せ、２４時半バタンＱ。
道中の新幹線内でほんの少しウトウトしたが、
明らかに今日はオーバーワーク。
せっしょやで兄貴。

明けてツアー３日目。
今朝もまた朝風呂。
肉体労働者たるもの朝は抜いてはならないと
６時、カメラマンとそば定を掻き込んだ。
８時ホテルを出て、レンタカーで１時半。
もうちょっとで九十九里浜というところのある大網に到着。
実はロケ地は別のところだったが出発前日に大網に変更になった。
ドンドン東京から離れていくのか？
なんでやねん。知らんがなぁ～。

約３時間５名にインタビューしてミッションは全てコンプリート。
あとは帰るだけ。
再び千葉駅までレンタカーで戻り、総武線で東京経由、
東海道新幹線で新大阪まで戻る。

今回のロケ２度目の駅弁「新宿弁当」と
スーパードライで頑張った自分を誉めながら
新幹線車内でカメラマンとお疲れ様会を決行。

長野、埼玉、栃木、千葉、東京、神奈川と、
「関東甲信ぐるっと回った２泊３日縦断ロケ」が
ようやく終わった。
せっしょやで兄貴。