株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その497.三文の得

2020-10-23 06:10:55 | 制作会社社長の憂い漫遊記

胃が一杯になると眠くなるので、

本番前は飯を食わないというディレクターもいるが、

私の場合は胃が一杯になっている時の方が頭がよく回る。

 

習慣になっているからかもしれないが、

空腹に耐えながら仕事をするのは苦痛以外の何物でもない。

したがってフリーの監督になった時も、

ロケや編集、録音時は早飯にしている。

照明部など肉体労働スタッフには早飯は好評だ。

その後、起業した時も早飯を貫き、11時半には昼飯を取る。

つまり弊社の昼休憩は、11時半~12時半だ。

 

この早飯には多くのメリットがある。

まず、近くのレストランや飯屋は昼営業開始すぐなので

行けば必ずと言ってよいほど「一番客」となる。

席待ちもなく、分散して座ることもなく

メンバーが揃って昼食を取れ、コミュニケーションが図れる。

 

また、席待ちの時間がないので食べたらすぐに帰社できる。

これにより13時からの仕事の準備ができ、精神的余裕を持てる。

 

11時半昼食なので、

朝を食べない社員にはちょうどよい時間だし、

朝飯を必ず取る社員は、より朝飯の時間が早くなり出社も早くなる。

早出は社外からのTELがないので、仕事もはかどる。

 

さらに、昼飯が早いので夕方に腹が減り、残業が減る。

定時退社し、家族団らんの夕食が取れるのだ。

 

昼飯の30分前倒しには、メリットが多い。

万一仕事が重なった時は朝早く出社して前倒しの残業をして、

定刻には退社するように全員がなってくることを、

起業した時から導入しているタイムカードが如実に物語っている。

 

過去をさかのぼれば、高校の期末テストの一夜漬けは

夜半まで勉強してひと眠りするよりも

一旦仮眠を取ってから早朝に起きて

詰め込んだままテストに挑む方が確実に効率が良い。

 

「早起きは三文の得」という言葉があるが、

昼休みの前倒しが結果として三文の得となるようだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿