その２０２．驚き！４４．６％

セックスレスの既婚者が驚きの４４．６％という数字が出た。
ではなぜ結婚したらセックスレスになるのか。
いやひょっとしたら結婚前の恋人時代から
セックスレスなのかもしれないが・・・
私は男だから女の事はわからないが、男の立場で考えるなら、
所詮男なんてものは女でしか癒されないし、
女の癒しがあるからこそ、働くという原動力になる。
これは男子の一般論であり、ウムウムと頷く男子も多いはずだ。

家に帰れば妻が迎えてくれるというのは今は昔、
女性の社会進出で既婚者男性の癒しは
もはや家庭にはないのかもしれない。
こんなことを言うと女性からは
「何を甘っちょろいことを言う！
アンタの稼ぎが悪いから私が働いているのだ」と叱られる。

しかしセックスレス数値と共働き世帯率と少子化は、
比例しているはずだ。
人は、人との繋がりの中でしか生きていけない。
彼女を妻にしたとき、その繋がりは他の誰よりも強くなると、
少なくとも男は思っている。
「自分のために」から「家族のために」へと、
生き方が定まると男は強くなる。
「自分のため」に生きるというのは、
性別に関係なく、人の生き方としては脆弱だ。
「この人に出会って初めて人を愛することを知った」という
強い感動がなくては、子供から青年男子に、
そして大人の男へと脱皮できない。
愛を知るからこそ、大人はさみしさを知る。
だから男は女とじっくり付き合わなくてはならない。

奇才カメラマン・アラーキーの名言が頭をよぎる。
「これから先のことは今宵出会う女が決める」