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音のしっぽ

音楽のこと、娘のこと、日々のつれづれ♪

5年前に思っていたこと

2012-12-01 | ピアノ

ちょっと、きっかけになることがあって
たまたま、5年前の11月29日の日記を読み返した。

コチラ↓

昨日、ピアノを弾いていて
「あぁ、これだ!」
と思う瞬間があった。
頭でわかっていても、なんとなくは出来ていても
納得はしていなかったこと・・
飛び跳ねるように嬉しいのとは違って、じわじわと固い氷が融けたかのような嬉しい瞬間だった。

さらに弾きながら嬉しくて、
「やっぱり、忙しすぎるし、歳だし・・」とか
半ば、あきらめそうになっていた最近の私が「あきらめない!」と思える時間が持てた。

そして今日は、受けるほうのピアノのレッスンだった。
そのために、付け焼刃のように、この3日間ほど真剣に練習していたのだった。
月に2回行っていたのが、アモイ以来、ペースダウンし、11月も忙しすぎて、期間があったにもかかわらず、弾けてなくて・・
でも、昨日、そんな瞬間が持てた。

にも関わらず、
先生の前では、「あちゃー、昨日のはなんだったんだ~」という演奏。
「錯覚か。。」
でも、いつもの、先生の素敵なレッスンを受けるうちに、
少しずつ出来てきて・・・
納得いくほどではないから、まだまだ弾きこむけれど・・
先生と、その思いについて話し合って、共感しあった。
「頭でわかってたことが、体でもわかること」
いいですよね~

セミナーなど、受身な勉強では味わえない、自分で弾いて、体でわかる喜び。
こんな喜びを、先生と同じように、自分の生徒たちに伝えられたらと思う。

帰り道、ピアノを続けてきた理由を振り返ってみた。
学校の勉強では味わえない、本を読んでも味わえない、作曲家との濃密な対面と言ったらいいのか(大げさだけど)この感覚が好きだった。。

画像
先生にいただいた、お抹茶とお菓子

茶器がとても綺麗だったので、思わず撮ります!と言いました。
 
 
   
 
もう、5年もたちました。
先生は、この約10か月後に遠い空へ旅立たれました。
 
今、樹原先生の『約束』を弾きながら
先生のことを毎日、思っています。
 
音楽のある生活に感謝してます。