缶詰だけど、それが何か?

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DoaU349日目_Part1_手抜きの限りを尽くすとこうなる

2010-02-12 15:48:11 | 食べ物
2/12(金)

真逆
本来は「まさか」と読む。「まぎゃく」と読むのはバカだけだった。
しかし、今ではアナウンサーだって「まぎゃく」と言う。

どこか懐かしい味
住んでる地域や育ちによって、懐かしさなんて人それぞれ。
それを十把一絡げに表現する、それも大嫌いだ。

言葉は変わるものだ。
平安時代の日本語なんてわからんし。
でも、まぎゃくはイヤだ、な~んか語感が悪いし。

病院に行って、美容院に行って、エステに行って、夜はフラだ!
朝から夏木マリ並みの予定を読み上げる嫁さん。
午前中に耳鼻科へ行く。
13時から美容院、14時半からエステ、20時からフラである。

パワフルに生きたい訳でもないし、カロリーも気にしていないので、
夏木マリとはまったくの正反対、いわゆる「まぎゃく」だけれど。
もちろん、本人自身がフラはくじけるという想定。
1ヶ月以上も行っていないから、友達からぶーぶー言われる、
それもイヤだけれど、雪が降ったらなあ、と自信は完全に無さげ。

てな感じで朝からどたどたする。
挙げ句に昼ごはんは25年ぐらい遡ったような感じになる。



明星「ラーメンの底力 平打ち麺と濃厚しお」
11月に嫁さんがセブンイレブンでもらってきたアレである。

すでに明星食品のサイトには製品情報には出ていない、
検索をかけるとPDFのニュースリリースがヒットするけれど。
それによると、どうやらこのラーメンの底力シリーズは短期限定のよう。
この「平打ち麺と濃厚しお」の前が「バリカタ細麺と濃厚とんこつ」、
これが第11弾となっている。そして今は「太麺と濃厚みそ」らしい。



べりべりと蓋をはがすと、中から4種類の小袋。
湯を入れる前に粉末スープとかやく、後から加える液体スープとかやく。
ノンフライ麺はあまり好きではないけれど・・・。

いつも通り、携帯のタイマーを3分にセットするけれど、
なんと5分。
まあ2分はてきとーだ、しょうがない、今さら。



約5分でこんな感じ。
いや、これがさ、うまいよ、ホント。
苦手だったノンフライ麺だけれど、うん、確かにもちもちとした食感。
スープもかなり濃厚だけれども、塩気はさほど強くない。
舌がびりびりするような化調も気にならない。

買えば200円。それで、これなら悪くはない。
少なくとも、ウェイウェイ餃子房東海酒家よりも。



大塚食品「銀座ろくさん亭 六三郎のまかないカレー」
まあ、パッケージ通りですわ。
パッケージの裏にはこんな能書き。
このまかないカレーは、『ろくさん亭』の
味が生きたとっておきの一品です。
こだわりの鶏だしで、
あっさりした風味に仕上げました。
道場六三郎

これまた簡単てか、カップ麺よりも速い。
電子レンジを600Wに設定して、1分40秒。



かなり黄色いし、ジャガイモ、ニンジン、タマネギがごろごろ。
自分でもぜったいに作らない、そして外でも食べないようなカレー。
どこか懐かしい味
普通の人が表現するなら、そんな感じになる。

要するに家庭で作るカレーの味に近いのだ。
ただ、魚醤やらココナッツミルクなどが使われていて、
市販のカレールウとはまったく違う。
ややスパイシーだけれど、まあ優しいカレー。

これまた、どうしたことか、うまいのだ。

カップ麺にせよ、レトルト食品にせよ、ホントに進歩する、
言葉の進化以上の速さで、そう実感する。

DoaU348日目_Part2_白と黒と

2010-02-12 11:31:16 | レシピ
白と黒
white and black
weiss und schwarzt
blanc et noir
bianco e nero

スゴいな、4カ国語までならわかる。
ドイツ語だけは通常のアルファベットでは表記できない
文字が2つ、ssはß、aはäとウムラウトがつく。

その昔、白黒ショーというものがあった。
白は女、黒は男である。
なので白と白はいわゆるレズビアンのことを指し、
黒と黒は、そりゃ逃げた方がいい、絶対に。

PCやテレビ、いやもちろん自然光でも、
3原光が点灯すれば白、全滅すれば黒になる。
これが印刷物、いやインクを使う世界では、
4原色をのせれば黒、何も色を付けなければ白となる。
この2色、コントラストがはっきりしていて並べると美しい。
アデリーペンギンは白と黒だけで構成される配色、
それにあの愛嬌ある容姿、これがまあたまらん訳だ。

石川知裕被告が民主党を離党した。
彼は真っ黒なのだけれど、議員は辞めない。
まあ、いいんじゃないの?親分は灰色幹事長だし。

晩ごはんは何もすることがない。
だって、おでんだもん。



昨夜と変わったところは、鍋だ、まず。
いや、そんなことはどうでもいい。
あの驚異的に膨張するはんぺんが入ったことである。

ただ、嫁さんにとってはんぺんとは練り物類のことであって、
オレが言うはんぺんとはまったく違う。
静岡のはんぺんはイワシのすり身を半月形に伸ばした物、
黒はんぺんと称され、東京人が言うはんぺんは白はんぺんというらしい。
東京のはんぺんとはどれぐらいの地域に広がってる?ふと考える。



上から反時計回りに、
はんぺん、しょうが天、玉子、大根、
黒はんぺん、太刀魚天、白滝である。
はんぺんは白いけれど、黒はんぺんは黒というよりも緑がかったグレー、
そう灰色幹事長的な色合いである。

はんぺんは好きだけれど、やはり甘い。
それとは対照的に、黒はんぺんはイワシがしっかり香る。
歯ごたえもしっかりと、そして骨ごとすりつぶしているから骨にもあたる。
この緑がかったグレーの食べ物がホントに好きになった、この1年で。

白黒はっきりさせることは悪いことではないけれど、
灰色が好きな国民性じゃなかったっけ?
訴訟大国になる日もそう遠くはないような・・・