缶詰だけど、それが何か?

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DoaU361日目_Part2_里芋と豚もも肉の煮物

2010-02-25 21:11:54 | レシピ
その言葉は21世紀手前ぐらいから使われるようになった。

モチベーション

そもそもは、動機付けという意味だけれど、
やる気というニュアンスで使われはじめる。
モチベーションを下げないように
上肢からそう言われるようになる、部下に対して。
やる気がないなら辞めればいいじゃん、そう思ったけれど、
たいていの場合、やる気をなくしがちなヤツほど仕事ができる。
なんだかねえ、ホントに。

昼過ぎまでテレビを見ていたので、ぐだぐだ感が両肩にずっしりと来る。
何かを作ろうなんてモチベーションはさらさら起きない。
ただ、先週の宅配野菜で届いた里芋はなんとかしなければならない。

里芋をざっと洗って水から茹でる。
沸騰して10分ぐらいで軽く水にさらして粗熱をとる。
皮は例によってつるっと簡単に剥ける、楽でいいなあ、痒くもならないし。

表面のぬめりを包丁で六方切り、いや八方切りぐらいかな。
鍋に里芋を入れて、ひたひたになるぐらいまで水を張る。
日本酒100ccを加えて火にかける。

ニンジン半分を縦に4等分して、厚さ5mmぐらいに切って、
鍋に放り込む。

一煮立ちしたら、灰汁をひいて弱火に落とす。
みりん大さじ2を加えて甘みを入れておく。

そもそも、おしゃれ小鉢ぐらいのもんだ、この煮物は。
ただこれ以上、何かを作る気にもなれない。
豚もも肉を入れればいいじゃん、そう思う。
解凍しないで、冷凍してある豚もも肉を放り込む。



弱火でことことやってる場合じゃない、もも肉なので。
中火にして煮込む。

しかし、だ。
肉というか動物性たんぱく質は急激な熱変化はNGなのだ。
せめて解凍してから入れればよかったのに・・・
モチベーションの低さは基本すら忘れさせる。



ニンジンは激しく甘くなった。
里芋もいい感じの味わい。
豚もも肉は固いまんま、ったく。

しかし、嫁さんにはコレでは足りないよね、そう思う。
卵2個を割りほぐして、和風だしの素、醤油を少し足して、
みじん切りにしたネギを放り込んでしっかり撹拌。
あとは玉子焼きの容量で・・・
いやいや、ネギが入ると無理だよ、出汁巻きは。



層ができていないのである。参ったね、ホント。

焼き上がったぐらいで嫁さんが帰ってくる。
王将の餃子弁当は強烈だぞ!
とてもじゃないけれど、米を食べよう、そんなモチベーションはないらしい。

ぐだぐだだ、2人揃って、ホントに。

DoaU361日目_Part1_スパゲッティーニのセロリクリームソース

2010-02-25 12:00:44 | レシピ
2/24(水)

19歳の今頃、何をしていたんだろ?
テレビを見ながらそう思った。
大学1年最初の春休み、記憶にはもうないけれど、
バイトしては遊びに行っての繰り返し、そんなもんだろう。

しかし、テレビのなかでは19歳の女の子が跳んで、回っていた、
世界という舞台で。

嫁さんが月曜日にパン教室で使った生クリームを消費しなければならない。
2日連続だろうが、パスタにするしかないのだ。

セロリ1/2本をみじん切りにすれば、準備は終わったようなもの。
あとは冷凍させておいたハンバーグを解凍するぐらいだし。

フライパンにオリーブオイルをひいて、乾燥ニンニクを馴染ませる。
クリームソースなので、ボケた味になるのはイヤなので、唐辛子を1/2本。
ニンニクが馴染んだら弱火でじっくりと香りを出し、刻んだセロリを。



セロリの香りがたったら、白ワインを少し加えてアルコールを飛ばす。
水200ccを加えて煮立たせたら、固形ブイヨン1個を入れ、弱火で煮込む。
水分が半量ぐらいになったら、粒マスタード小さじ2を加える。



バジルとオレガノをちょっとふり入れたら、生クリームを投入。
とろ火に落として、水分をさらに飛ばす。
ハンバーグを手でちぎって、フライパンへ。



バラバラにならないように、フライパンを揺すって馴染ませる。

パスタは当たり前のようにディチェコのスパゲッティーニ。
その後、しっかりと加熱するので8分で引き上げる。
フライパンへ入れたら、強火にして煽るようにしてソースと絡ませる。



仕上げにパルメザンチーズと黒コショウをがりがりとやれば完成。

かなりコテコテな感じに見えるけれど、あの強烈な48%に比べれば
なんのその、である。
ハンバーグはクリームソースをちょっと吸い上げたぐらいで、
ハンバーグですよ、そう主張する。
ただ、肝心のセロリの香りがかなり消えてしまっていて、
単なるクリームソースに近いような・・・。

19歳の日本人もすごかったけれど、キム・ヨナは強烈だ。
浅田真央のスゴさを20秒で消し去った、生クリーム以上のインパクトで。

DoaU360日目_Part2_キハダの漬け

2010-02-25 11:13:03 | レシピ
海の鶏肉
和訳すると訳がわからんけれど、
はごろもフーズのシーチキンである。

このオイル漬けのツナがまあウマい訳だ。
醤油をたらしただけでもいいし、ちょいとマヨネーズも素敵だ。
ネギを散らしても、刻み海苔でも何でも合う。

で、このシーチキンの原材料となっているのがキハダである。
英語だとYellow fin tuna。
日本語でもそのまんまだ、ハダとは肌ではなくて、ひれのこと。
黄色いひれ
背びれと尻びれが黄色いからこの名前がある。

昼ごはん前、キミサワのちらしをみていた嫁さんが言う。
マグロ祭だぞ
あったかそうだし、久しぶりに刺身もいいか、そう思う。
嫁さんが出掛けたあとにキミサワでキハダを掴む、なにも考えずに。
台湾産の解凍ものではなく、三重県産の生である。
そそくさと家に帰って来て、バットを取り出す。
日本酒大さじ1、みりん大さじ2、醤油大さじ2を合わせる。
刺身の柵を半分ぐらい斜めにそぎ切りにする。



ラップをキハダに密着させるようにかけて空気を抜く。
落としぶたみたいな感じで。
冷蔵庫でゆっくり寝てもらう。
2時間後、ひっくり返してまたご就寝。

後は白菜の漬け物。塩とショウガで十分である。
食べる直前に取り出し、残っていたキハダもそぎ切りにすれば出来上がり。



漬けにした方から食べてみる。
いい感じで脱水して、マグロ自体もうまくなっているような。
しかし、だ。
生から食べた嫁さんが言う。
漬けにしなくてもよかったかも
生も食べてみる、うん、たしかにウマい、キハダにしては。
298円@100gだからね、そう言うと、嫁さんがキミサワのちらしを持って来る。
指差した先には198円@100gのマグロ、もちろん台湾産の解凍もの。

いやはやなんとも

行動する前にまず考えよう、前日の奇行の教訓がまったく活きていない。
ドン・キホーテだって、途中から反省することを覚えたのにねえ、
ったく。

DoaU360日目_Part1_畑シメジとセロリのパスタ

2010-02-25 00:01:29 | レシピ
2/23(火)

髭を生やしたたくましい男、それが元の姿だった。
しかし、ギリシャからローマへ、時代と舞台が移るとその姿を変える。
髭はきれいにそり落とし、歳も10歳は若い美少年となる。
背中に羽、手には弓矢。
クピードー、つまりキューピッドである。
この神は20世紀初頭にまた姿を変える。
コスモポリタンという一時期、男を震撼させた雑誌で発表されたその姿は、
羽がとれ、タマネギのような頭部に、そして完全な幼児体型。
そうキューピーである。
そして21世紀初頭、また姿を変える。
手足がなくなり赤い物体にくるまれる、そして歌うのだ、
♪た~らこ~た~らこ~♪
そうキユーピーである。

このマヨネーズ屋さん、キユーピーとユが落ちない。
kyuupiiではなくkiyuupiiと発音する、どうやって?

前日、関前五丁目バス停から関東バスに乗る。
おそろしく態度が悪い、そしてサンダル履きの運転手に揺られて吉祥寺駅へ。
井の頭線、東急東横線と乗り継いで家に帰れば18時。
白菜とセロリで何か作ろう、そう思っていたけれど、
女性3人は家を占拠したまま6時間半。2階が解放されたのは19時半。

な~んも作る気がなくなったので、嫁さんと一緒に近くのスーパーへ。
弁当1個とおかず1品を買って晩ごはんとする。

そんな、あまりにあまりな晩ごはんから一夜明ける。
嫁さんは出掛ける予定だったけれど、1通のメール。
やっほー!
なんてこった、ドタキャンだ。
予定は完膚なきまでに叩きのめされる。
しかし、14時にコナミスポーツへ行くとのこと。
当たり前のように家でごはんを食べると言う。

キユーピーのアレでいいよ、シメジもあるし
キューピー3分クッキングきのこマヨ炒めソースのことである。
ごはん炊く?
いや、ごはんは変でしょ?パスタじゃない?

ジャガイモ小2個の皮を剥き、5mm幅ぐらいに切って水にさらす。
皿に移して電子レンジで加熱。
熱いうちに塩と白コショウをふって粗熱をとる。
再び電子レンジで加熱して、ナツメグをふっておく。

セロリ1本を5mm厚ぐらいに切る。
ベーコンも同じように。
畑シメジは太いものは割いておく。

フライパンにオリーブオイルをひいて、乾燥ニンニクを。
馴染んだら中火で炒め、ベーコンを投入。



カリカリにする必要はないので、ジャガイモを投入。
弱火に落として、ジャガイモはしっかり火を入れる。



セロリを加えて、香りがたったら畑シメジを。
しっかり火が入ったら、一旦火を落とす。
キユーピー3分クッキングきのこマヨ炒めソースを絡めておく。

パスタはディチェコのスパゲッティーニ。
煮込む訳ではないけれど、8分半ぐらいで十分。
フライパンに放り込んだら、強火で加熱。
しっかり絡めれば出来上がり。



畑シメジはただデカイだけのような気がする。
てか、ホントにデカイだれで大味のような・・・。

ジャガイモはバラバラになり、なんだかなあ。

ただ、前回作った時よりは、マシな感じがする、
あくまで感じだけれど。
嫁さんからは不平不満が出てこないのが不思議なぐらい。

嫁さんの舌が変貌したのか?クピードー並みに。