缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU346日目_Part5_世田谷通り最後の歩道橋へ

2010-02-10 22:12:19 | 歩道橋
砧小前歩道橋を下り車線側に下りる。
多摩堤通りへと向かう横道に世田谷野菜の直売所がある。
400mぐらい進む。



砧中学校下歩道橋
これまたなんとも
コ字型なんだけれど、橋の数は5本。
世田谷通りを跨ぐ橋が2本、横道を跨ぐ橋が2本。
橋の角に5脚ある。



成城通り側階段
この階段だけは半分しかない。
この手前から下りてくるコンクリート製の階段と接続する。
その階段を上って行くと、歩道橋名になっている砧中学校。



三軒茶屋方面
上下線ともにマンションだらけ。
ここで世田谷通りは4車線になる。
左の下り車線側に左折車線、右折車線ができる。

左折車線側を見ると



二子玉川方面
多摩堤通りとなり、交通量がかなりあるからである。
二子玉川を経由して多摩川沿いを走り、蒲田駅東、第一京浜へとつながる。
その終点がここである。

で、振り返って、世田谷通り下り車線の右折側を見る。



成城学園前駅方面
この通り、成城通りという名称。
小田急の成城学園前駅へとつながる。
砧中学校は左の木々の中にある。



狛江方面
右の上り車線側にOKストア。
いつも行っている用賀のお店よりはだいぶ小さい。

OKストアのある右の上り車線側に下りる。
おなかが限界である。
用賀店を使っているんだから、許してください。
ウェイウェイ餃子房の呪いを流しさる。

OKストアから300m弱。



雁追歩道橋
片側1車線に戻った世田谷通りを跨ぎ、
階段はストレート型がそれぞれ1脚ずつという単純な構造。
ホントにぼろぼろの歩道橋である。



三軒茶屋方面
左の上り車線側、手前の緑は喜多見保育園というか、児童館の公園部分。
その先には下水道局と水道局、隣り合ってるの、なんかイヤだ。



狛江方面
この信号を左に曲がれば野川。
そこに架かる橋が雁追橋、雁がたくさんいたのかな?

さて、この先、東京都内の世田谷通りには歩道橋はない。
三軒茶屋交差点からこの雁追歩道橋まで7,056m、
東京都と神奈川県の境、多摩川までだと9,886m。
歩道橋は9基のみ。
都内全線だと約1kmに1基、
歩いた区間だけでも700mに1基。
どちらにしてもかなり少ない。
ただ、基本は片側1車線の道である、世田谷通りは、
歩道橋がある方がむしろおかしい。

さて、戻ろう、二子玉川へ。

DoaU346日目_Part4_成城の空を見る

2010-02-10 18:36:07 | 歩道橋
環八との交差点、三本杉陸橋をくぐる。
目の前にはNHK放送技術研究所がどーんと立ちはだかる。
その手前にロータスのディーラー。
やっぱりロータスヨーロッパはカッコいいけれど、
もちろん無理だ、全てにおいて。

NHK放送技術研究所を右手に見上げながら、
通り過ぎると、赤い看板。
BBQ Chicken
メニューを見ると、ああ、やっちまった、ホントに。
韓国系のファストフードだけれど、ハイネケンも飲める。
自分の軽率さを呪う訳である。

チキン屋さんを過ぎると、左手に巨大な建物が現れる。
国立成育医療センター。
成育医療ってなんだ?さっぱりわからんけれど、とにかくデカイ。
そして、松丘歩道橋から約3km、ようやく姿を現す。



大蔵坂上歩道橋
いやはやなんとも。
またも奇怪な姿をした歩道橋である。
世田谷通りの本線と、分岐する測道を跨ぐ。

世田谷通り本線側の橋から測道への橋は7段の階段で結ばれている。
階段部分はまたどうしたことか・・・。



下り車線側階段
スロープと螺旋階段の組み合わせは、環八の笠森歩道橋に近い。
違う点は地上に降り立つ前の踊り場からの部分である。
笠森歩道橋は螺旋階段とスロープが踊り場を共有し、
そこからそれぞれ360度曲がって下りる。
こうすることで、スロープの長い斜面を最上段のスロープ下に収められる。
歩道のスペースをとらずに済む、そんな理由だと思う。

ところがこの歩道橋はスロープも階段も360度方向転換せずに、
踊り場で交差するように、そのまま進む。
かなり贅沢な作りである。
そして、この作りが下り車線側と上り車線側、
測道だけに下りる階段、つまり日大商学部前に下りる階段は、螺旋階段のみ。



三軒茶屋方面
正面にNHKの放送技術研究所。
目の前の日大商学部交差点の先の信号が大蔵団地前交差点。
この角を左に曲がればTMC、東京メディアシティで、
ドラマやらバラエティの収録が毎日、行われているところ。
右に曲がれば国立成育医療センター。
そこから大蔵運動場、東京厚生年金スポーツセンターへ。



成城方面
両側に東京都住宅供給公社の大蔵住宅が両側に広がる。
いったい何棟あるのか、5階建ての団地がずらりと立ち並ぶ。
酔っぱらっても迷子にならない、それが不思議である。
正面に団地をつなぐ橋がある。
上ってみたいけれど、住民専用だし・・・。

右の上り車線側に下りる。
歩道橋名通り、ここからはけっこうな下り坂。
かなり気温が高い。マフラーも外して、春のようなカッコで下る。



下りきるとこんな光景。
仙川の向こう側に菩薩?
いや、おおくら大仏とある。意味がわからん。

いや、そんなことはどうでもいい。
この辺りに、かつて歩道橋があったのだ。
すくなくともグーグルマップが撮影した頃には。
片側1車線の世田谷通りを跨ぐだけの単純な作り。
ただ、階段の傾斜はかなり緩やかそう。
見たかったなあ、上りたかったなあ、
そう思いながら仙川を渡って100mぐらい。



砧小前歩道橋
世田谷通りと、左右の横道を跨ぐH型の構造。
階段はそれぞれ1脚ずつ、ストレート型が地面へと降り立つ。



三軒茶屋方面
左の上り車線側の緑は大蔵住宅の公園部分。
右側の奥に国立成育医療センター、その奥にはNHKの放送技術研究所。
歩道橋があったのは先の横断歩道のあたり。



成城学園前駅方面
上り車線側の橋からみるとこんな光景。
左側の道の正面に見えるのが昨年、武蔵工業大学から名前が変わった
東京都市大学の付属高校。
この道をたらたら進むと分岐にさしかかる。
左に進めば小田急の成城学園前駅、おしゃれな街らしい。
右に進めば東宝撮影所、ゴジラがこんにちは、
そう挨拶はしてくれないけれど、正門前にはゴジラがいる。



狛江方面
世田谷通りを挟んで、右が喜多見、左が成城、
なので成城方面という言葉はもう使えない。
正面には多摩川を挟んで川崎、登戸や向ケ丘遊園あたりの緑が広がる。

右の下り車線側の横道を行けば、すぐに砧小学校。
この辺り、やたらと学校が多かったりする。

正面の信号の先、トラックが出てきている斜めの道を進むと、
多摩堤通りの喜多見橋歩道橋へと出られるけれど、
それはまた後ほど。

DoaU346日目_Part3_ウェイウェイ餃子房(中華料理/上町)

2010-02-10 14:49:52 | 食べ歩き
物心がつく頃、とはいったいいつなんだろうか?
子供の頃の記憶がほぼない、てか埋もれている。
小学校の時の記憶すら、煎餅の欠片ぐらいしかない。
思い出そうとしないからなんだろうけれど。

松丘歩道橋を下り車線側に下りる。
400mぐらい進むと見たような看板がある。



ウェイウェイ餃子房
ウェイウェイという単語は覚えているけれど、
どこで見た、いつ見た、その記憶は奥底にしまい込まれている。
まだ12時半、食べるには早いけれど、環八の悪夢に苛まされる。
この先に何があるのかもわからない。
表のメニューは冗談なぐらいに安い。
先週、萬珍軒に行く前に食べたがっていたのがモヤシ。
もやしそばなんて650円だし。

15人も入れば一杯の店内に先客は2人だけ。
メニューを見ると、
好きな麺+餃子3個+小飯で880円である。
麺はなんでもいい、580円の醤油ラーメンでも780円のチャーシュー麺だろうと。

イヤな記憶が蘇る。
中原街道で出会った東海酒家である。
加算のできない世界の恐ろしさを知った店である。

ただ、もう入店している、引き返すことはできない。
ランチメニューと生ビールを頼む。



生ビール(380円)
やっすいなあ、そう思ったけれど、
横においてあったビア樽に淡麗の文字・・・道理で。

こんなもん1万5000個も盗むヤツの偉大さを考える。
3年間なので1年で5000個。
毎日やっても1日13~14個盗み続けなければならないのだ。
その努力と根気には恐れ入る。

くっだらないことを考えているうちに料理が出てくる。



もやしそばセット(880円)
驚いたことにライスがついてくる。
同時に杏仁豆腐が小鉢か?ちょっと憤慨する。
いやいや、そんなバカなことはない。
ちゃんとメニューに書いてある。
オレがあほなのだ、小飯を小鉢と読んでいたのだから。

餃子房だけれど、餃子は焼きたてでない。
あったかい程度の餃子はやはり寂しい。
キャベツと肉がしっかりと入っているし、残念な限り。

イヤな記憶の予言通りのもやしそばである。
なんだかわからんスープ。
麺もなんだかわからん。
モヤシとニラ、キクラゲを炒めて餡でとじてあるけれど、
これまたよくわからん味になっている。
東海酒家の亡霊はここまで着いて来た。

亡霊を振り切るように店を出る。
300mぐらい進む。



東京農業大学正門
武蔵境で出産されたオレは、すぐにこの近所に引っ越す、
ここから北へいった経堂という街へ。
この辺りにも、ちょこちょこ連れてこられたらしいけれど、
もちろん記憶の断片すら探すことができない。
そんなに封印してしまいたい記憶なのか?

すぐに馬事公苑への入口がある。
さらに進めば用賀中町通りの起点がある。
南下すれば、馬事公苑の横を抜け、等々力駅をかすめて環八へと出る。
もちろん、南下なんかしない。
右手に行列ができてるラーメン屋があったり、後悔することしきりで進む。



三本杉陸橋
環八が上を走り、世田谷通りは下をくぐり抜ける。
1/25には目の前の横断歩道をてけてけと渡っていた訳である、
空腹を抱えながら。
それが今はどうだ?
イヤな感じのゲップが出る、おなかもキュルキュルと泣いている。

やっぱり店はちゃんと選ぼう、物心はとっくについているんだし。