いっぽいっぽ・・・そろばん教室日記  

こどもの笑顔と一言で”こころ”をポカポカに出来たらいいな・・ 笑顔のステキな天使たち 

毎日が勉強・・・

2007-10-03 | soroban
2年生の優等生のH君はわりかし寡黙で、無駄口もたたかず、手もかからないホントいい子です。テキストの進み具合もよく順調に級を上げて行き、何の心配もしていませんでした。ところが、今日テキストにつまってしまいました。彼は習いに来るときも「分からないので教えてください。」と低姿勢で、こちらが「いえいえどうも」といいたくなるような絵に描いたようないい子です。その彼が何度か同じ間違いをして答えがあわず一緒に数題やり直しをしました。と言ってもいい子なのでさほどきつく叱った覚えもないのですが・・・ どうも帰りの車中でおお泣きしてしまったようです(T_T) 授業中親御さんからお電話を頂きました。
「今日何かありましたか?」
「何かあったっけか?」考えても何も出てきません
「??何かありましたか?」
「もしかしてきつく叱られたとか?」
「きつく叱られたっけか?すみません、あまりおぼえが無いのですが・・・でもこちらが知らないうちに語尾が強くなっていたのかも・・・」

この”きつく”がくせものです。受ける子どもによって”きつく”の度合いが同じじゃないですから(-_-;)
貴方は今叱られてる!ってことがわかってるの?といいたくなる元気印の子は扱いも楽なのですが、繊細な子は言葉の端々にに神経を使わなくてはいけないんですよね。

テキストも進み具合で難しい箇所も出てきます。今まで目立ったミスもほとんどなく、難なくテキストをこなしてきたのに、難しくなり間違いが多かったことでおお泣きとなったのか、それは彼が、頑として何があったのか話さないのでわからないそうです。

いろんなタイプが混ざっている教室で同時進行で指導する難しさを痛感しています。珠算・暗算の技術・指導の勉強ももちろんですが、一昔前に話題となったコーチングの勉強も学びたいと痛感しているこの頃です。
コメント (4)
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