ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】アメリカン・アサシン…思っていたよりも月並みな脚本の映画

2019-03-24 11:02:20 | 映画・DVD
本日は51歳の誕生日ピロEKです。

早速ですが、以下は映画鑑賞記録です



「アメリカン・アサシン」🇺🇸
監督:マイケル・クエスタ
出演:ディラン・オブライエン、マイケル・キートン、テイラー・キッチュ
制作年:2017年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題:American Assassin

TSUTAYA DISCASから「トレイン・ミッション」と一緒に届いた1本。
2019年3月23日(土曜日)の深夜に鑑賞しました(ブルーレイ)。



概要
ヴィンス・フリンの小説、ミッチ・ラップ シリーズの「American Assassin」の映画化。
旅行中、婚約者にプロポーズした直後、無差別テロに遭遇し、婚約者を殺された青年ミッチ・ラップ(ディラン・オブライエン)は、怒りと悲しみに駆られ、テロリストへの復讐を計画、テロリストへの志願者を装い拠点に乗り込んだが、彼が復讐を行う寸前、ミッチを監視していたCIAが突入しテロリストたちは一掃されてしまう。ミッチの潜在能力を高く評価したCIAのアイリーン・ケネディ(サナ・レイサン)は、ミッチをスカウトし、元ネイビー・シールズの教官スタン・ハーリー(マイケル・キートン)のもとで訓練を行わせる。訓練を終えたミッチは、ロシアから流出したプルトニウムを使って核爆弾を作ろうとしているテロリストを阻止すべくヨーロッパでのミッションに参加するが、かつてのスタンの教え子だったゴースト(テイラー・キッチュ)と呼ばれるテロリストに翻弄される。



感想
いろいろなレンタル作品の中に入っている予告編は何度も見ていた映画
観るまでは勝手に
「普通の人だったけど才能を見出されCIAの機械的な暗殺者になっていく人のお話」
もしくは、
「国家のためには普通の人も暗殺者に育ててしまうようなアメリカの暗部を描いたお話」
とか、勝手に思っていたのだけど…
この主人公は(CIAに雇われる前から)まぁそれなりの実力の持ち主で全然普通の人っていうわけではないし、アサシンとか言いながらそこまでストイックでもなく、仲間のために危険を冒しちゃうようなヒーロー気質。
…と、実は普通のヒーローアクション映画でした。
「ミッション・インポッシブル」とかと同じタイプの映画です。
もちろん「ミッション・インポッシブル」とは雰囲気の違う、これはこれで個性を持った映画ですが…「ミッション・インポッシブル」も今後雇われる監督とか脚本家次第ではこういう感じになるかもって程度にしか差はありません。

で、勝手に低予算の映画とも思っていたのですが、割とロケだのCGだの駆使されていて、まずまずの迫力シーンが多い映画でした…割と大作扱いなのかもしれません

前述したようにヒーローアクション映画なので、
拷問とか、殺すとき血が飛び散るとか、そういうシーンが多いのですが、アクション映画の範疇ととらえてしまい、そこまで嫌な気分にさせられるものではありません。

主人公のキャラ設定は、複雑で濃いもののはずですが…
(怒りと悲しみとCIAの訓練で戦闘マシーンになってるはずのキャラ)
役者の演技が淡々としていて、薄いキャラに見えてしまいます。これが演出なのかもしれませんが、うーむ

役者といえば、主人公以外もマイケル・キートン以外は知らん人ばっかり出てくるから、途中誰が誰だかわからんし
…最初は各々口髭生やしてて、主人公とゴーストが同じ人かと思ったり、
…女性スパイは最初に出てきた時と舞台を移した時は違う人物と思ったり、
…だれが敵で誰が味方かも、記号がなさすぎてよくわからないというか。
主人公とゴーストが同じ人物かと思ったと書きましたが「双方とも知らん俳優だし、よくわからんわ」と思っていたのですが…まぁ主人公の方は今でも知らん俳優ですが…悪役ゴーストの方は、かつて(福岡のローカル番組で)おすぎさんが絶賛していたテイラー・キッチュだったのですね。「ジョン・カーター」「バトルシップ」の主演俳優を久しぶりに見ました。
(おすぎさんが絶賛…その筋に好かれるタイプなんですかね

さて、このキャラの薄い方々、途中までは等身大で戦っていたのに…
後半、急に物語はアメリカ第六艦隊存亡の危機に発展
核爆発💥も起こってしまう始末。
…海の中だからって、核爆発ってあの程度のものなのだろうか
…ハリウッド映画は、いつも核爆発をナメている感がありますね

で、ラスト付近、海で活躍し核爆発💥から第六艦隊を守った直後のシーン。
海に浮かんでいる男性の映像が流れ…あら、主人公に喉突かれた上、乗ってたボートごと核爆発💥で起こった渦に飲み込まれた悪役、まさか生きてんの…とか思ったけど、絵的に海繋がりっていうだけで全然違いました…浮かんでいた人は数日後の主人公…やはり紛らわしい


まとめると
まぁまぁ普通に楽しめるアクション映画
…しかしキャラは薄いし、観客を掴む映画ではない
…ラストは今後の活躍を匂わす感じで終わったけど、多分続編はないと思っております

ということで点数は4点(5点満点中)

もうちょいとだけ書くと
…主人公と敵の能力が近い。
…敵もかつては主人公陣営にいた、ごく個人的な恨みを世界に向けて復讐しようとしている。
…最後は半端ない危機を大活躍で回避。
等々は、アメコミ映画っぽくもありました。
敵と味方がスーツ着たらアメコミ映画として成立しちゃいそうです
この映画、大雑把に言っちゃうと「ブラックパンサー」と、だいたい同じストーリーです。



では、このあたりで



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★


最新の画像もっと見る

コメントを投稿