ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】殿、利息でござる!(映画鑑賞記録棚卸101)…完全理解には当時の社会システムの勉強が必要

2019-08-10 08:27:50 | 映画・DVD
本日2019年8月10日(土曜日)から夏季休暇ですが何の予定もない💦ピロEKです。

今、考え中の予定は…
Facebookで見て気になっていて、先日「ケンミンショー」でも紹介されて気になっている山口県の「みちしお」にでも行ってみようかな…ぐらいです。



さて、本日の映画鑑賞記録(棚卸101)ですが、
…ここ数回に引き続き、2級SF風味のものを更新するか
…過去2回に引き続き、邦画を更新するか
…過去2回に引き続き、寄生ものにするか(探していないけど😅)
と、悩んだ結果💦
…過去2回に引き続き、阿部サダヲものにいたしました😃



「殿、利息でござる!」
監督:中村義洋
出演:阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡
制作年:2016年
制作国:日本🇯🇵

TSUTAYA DISCASから「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」と一緒に届いた一本。
前回の記事「寄生獣 完結編」鑑賞から1年後、今から3年弱前の2016年12月4日(日曜日)に鑑賞しました(ブルーレイ)。



概要
明和3年(1766年)、仙台藩の宿場町には宿場町間の物資の輸送を行う伝馬役が課せられており、それには助成金が支給されていたが、吉岡宿は藩の直轄領ではなく助成金が支給されていなかった。このため伝馬役にかかる費用は全て吉岡宿が負担し、町は困窮していた。このことを案じていた造り酒屋当主の穀田屋十三郎(阿部サダヲ)は、代官に訴状を渡そうとするが、京都から帰ってきたばかりの菅原屋篤平治(瑛太)に止められる。十三郎と篤平治は解決策を話し合い、篤平治の出した策は、吉岡宿の有志で銭を出し合い藩に貸し、その利息を取るという奇策だった。



感想
タイトルからしてコメディとして売っている(と私は判断した)この映画。
その実、コメディ感は実に薄めで。ただ阿部サダヲ瑛太が、いつものようにややコミカルだというだけ💦

いや、阿部サダヲに至っては、コメディ俳優としてではなく、真面目な演技中心で演じており、笑わせる気など全然なかった。
面白いセリフなど皆無でした💦


話の内容は、各地の民俗資料館でナレーションベースで語られるものが映画になったというだけのもので「こういうことが昔あったよ」という話。
なので期待とは違いました

最近はこういう感じの時代劇が多いんですかね
他のには食指が伸びておりませんので、測りようも無いですが😅


話の内容は、思いの外複雑で、

現代人には「使役を求めているのに、働く側の自己負担」という基本設計への理解がまず難しい
封建社会の制度って、刀狩り以降は平時でもある程度無茶な行政もまかり通るってことなんかなぁ

貨幣システムもちと難しく
「藩は、銭は取り扱わないので、金で納めるように」
(おそらく)藩は自分が発行した信用通貨は「信用できない」から本位貨幣である金で支払えという乱暴な理屈💦

あと階級制度も複雑
偉い人に段階的に会って行かないといけないやつもさることながら、
宿場をまとめている(おそらく商人)が、頑張ったら侍になれるみたいな理屈も、
「あら江戸時代って、そんなんできたの
みたいに思わせられ、歴史で習っていたことではわからんことも多々あるんだと認識。
(詳細の理解はできておりません

…全部理解しようとしたら、ずいぶん勉強が必要な映画ですねこれ😅


あとは、

「羽生結弦の方が、千葉雄大より演技上手いんじゃ無いか問題」

というのもこの映画では勃発しています😅
(私がそう思っているだけかもしれませんが😅)


ということで(草稿によれば)点数は3点(5点満点中)
あんまり楽しめはしなかった模様です


なんでこういう映画作ったのかなぁと調べましたが、
東日本大震災の地域再生も含んだものなのね、納得。



では、このあたりで



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