
本日は2024年2月3日(土曜日)
です。
2月3日は、私ら夫婦の結婚記念日です(入籍日ではなく結婚記念日…入籍日は役所に行かないと正確にわかりません
)…が、私は仕事が立て込んでおり、朝から昼過ぎまでお仕事でした
帰宅後は、孫👶と遊んだりして、今に至ります。
以下は、映画鑑賞記録です
「ザ・クリエイター/創造者」🤖
監督 :ギャレス・エドワーズ
出演 :ジョン・デヴィッド・ワシントン、マデリン・ユナ・ヴォイルズ、ジェンマ・チャン
制作年:2023年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :The Creator

2024年1月14日(日曜日)
の早朝までに数回に分けて「Disney+」日本語吹替版で鑑賞しました。
その後、本日は、字幕版で再鑑賞しながらこの記事を書いています。
概要
近未来、ロサンゼルスで核爆弾が爆発100万人の犠牲者が出る。アメリカを中心とする西側諸国の政府はAIの犯行と断定しAIを禁止する。一方ニューアジア諸国はAIの開発を継続し人間同様に扱っていた。西側政府はニューアジアと戦争状態ではないとしながらも自衛のためのAI排除に向けての10年以上にもわたる戦いを続けていた。
2065年ニューアジアのコナン〔湖南省のことかな?〕でAIらと暮らすジョシュア・テイラー(ジョン・デヴィッド・ワシントン)とマヤ・フェイ=テイラー(ジェンマ・チャン)の夫婦は、マヤが妊娠し幸せの中にいたが、アメリカ軍による作戦が実行され、ジョシュアを兄弟と呼ぶAIのハルン(渡辺謙)の部隊がアメリカ兵を捕虜にし、この場所がバレたとジョシュアに警告する。作戦にはアメリカ軍の空中要塞である“ノマド”が投入されていた。捕虜の処分を引き受けたジョシュアだったが、捕虜=ドリュー(スタージル・シンプソン)を殺さず、潜入捜査が台無しだと零す。ジョシュアはAIから創造者として信奉されているニルマータを探すため送り込まれたスパイだった。攻撃を中止するよう通信を行う姿をマヤから見られ、マヤはジョシュアを蔑み離れていくが逃亡中にノマドの攻撃を受け、マヤは死亡、ジョシュアも爆風に巻き込まれる。
5年後、ジョシュアは潜入捜査時のいくつかの記憶を失い、精神的なカウンセリングを受けながら、ロサンゼルスの爆心地“グラウンド・ゼロ”付近からAIを回収・廃棄する仕事をしていたが、彼の元に軍の高官アンドリュース(ラルフ・アイネソン)と、作戦指揮官のハウエル大佐(アリソン・ジャネイ)が訪れ、ニルマータがノマドを破壊するための“アルファ・オー”という兵器を開発したこと、ニューアジアでマヤが生きている映像を見せ、アルファ・オー奪取作戦への参加を依頼される。

感想
脚本が面白いか面白くないか
でいうと…特に絶賛するほどの面白さはない月並みなもの
(後述のラストシーン以降の余韻は除く)
映像的にどうか
といえば…こちらは満足域のもの

デザイン的にも、日本のオタクが好きな(?)「アップルシード」風味🍎で、もちろん私も好き。
俳優が演じる人間に寄せた形も、あえて人間に近づけすぎず、なぜか、そうとわかるデザインをしているAI=アンドロイドにも意味がありそう…てなことも(勝手に)感じられて良い感じ

最後の人間側のウネウネアーム兵器は、急に子供っぽいけどね。
この設定・世界観が好きか嫌いかでいうと…結構好き

アジアな雰囲気とサイバーパンクの融合…「ブレードランナー」へ憧れや影響は感じますが、やりすぎていないとういうか
、意識して薄めてある感があり
、良い塩梅

ここまで、進化して人間の思考や行動と大差がなくなったAIが出てくる映画は意外と新鮮
かも。
結局、トータルで好き

私にとってそういう位置付けの映画です。
近未来・ロサンゼルスで核兵器が使われ、
これが人間に反乱したAI(搭載のアンドロイド=シミュラントっていうのかな)によるものと断定したアメリカが、世界中のAIを粛清しようとしている世界というバックグラウンド。
本当にAIによる攻撃だったのかは
…
西側諸国の人間(アメリカ)側は、そうだとみんなが信じているし、
AI側の一部は、これは人間の誤操作によるものをAIのせいにしたと言い
なおかつAI側には、宗教家っぽくも過激な思想家っぽくもある、創造者=ニルマータという人間がいたりするからこれも胡散臭い。
アメリカ軍はヒステリック
AI兵士も人間と同じ感情でアメリカ軍に対して憎しみをもって対応している感じもあり
ニルマータの本心や思想も特に語られないという…
私としては、誰が正義なのかもわからない
状態(他の方の感想もそうよね
)。
映画の主な舞台がアジアンなところも相まって、ベトナム戦争映画でも観て居るような嫌さっぷりも味わえます。
と見えない部分はあるんだけど…この映画は、そんな疑心暗鬼を小難しく楽しむようなものでもなく、
ジョン・デヴィッド・ワシントン演じる主人公目線で、中盤以降、AI寄りの立場でアメリカのスーパー兵器を破壊すべく、嫁さん探しと、子供の形をしたAIに感情移入していく話楽しんでおけば良いもの…主人公が相手方に与する「アバター」的なアレよね。
そんな、普通のSF映画として楽しめる…
…と、思っていたけど、ラストにあの子供AIの泣いた後の急な笑み

…でした。
あの笑みには、深い意味があるんかなぁ
…
よくよく考えたら、あのAIを子供だと思って居るのは(視聴者含めた)人間だけなんよね。
AIなんだから、最初から高度な判断も、人間騙す行動も、やろうと思えば容易かろうし…
(主人公を“騙す”は乱暴にしても、AIのための結果を見据えて、芽生えた感情も含め結果緻密に行動していたとか、可愛い子供のヴィジュアルもそのためのものだったとか…)
考え始めると、主人公が感情移入し味方してしまう行為が、正しかったのかどうかもわからなくなってしまい

この余韻は、まぁ良いポイントなんじゃないかな
「インセプション」で、コマが転ぶかどうか結局わからない…的なやつです。
ということで、最後の最後にポイントを上げてくるタイプのやつでした


これは、迂闊な続編はない方が良いな
あとは…
人間が従属させているタイプの…それでも心がありそうな特攻用AIと、敵AIの差異は何か
端的に「西側諸国はAI禁止」っていってるけど、あるていどの基準があるんかな
…
とかが、思ったのと…
ニューアジアどこなん

人種は東南アジア系だけど、やたら日本語多いし「明日支払う」とか…
渡辺謙は結構日本語だし(原語版での鑑賞をオススメ)
老人の姿のロボットとか、なんの需要

マヤが生きて活動している情報は、アメリカ軍のフェイクだったってこと
…よくわからなかったけど

等々思った映画でした。

監督は「GODZILLA ゴジラ」 「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズ
…そういわれれば、そんな感じ。
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に似た雰囲気です。
今の所、職人気質のそつない、しっかり作り込まれた映画を作る映画監督の印象。
その職人気質・そつなさは、ジョン・ファブローよりも上
といった感じです。
あと、なんとなくアジア贔屓な監督なんかな
…毎回、アジア人俳優がキャスティングされ、更に今回はアジアが舞台で、日本語が多発。
出演者は、
主役に「TENET テネット」 「アムステルダム」のジョン・デヴィッド・ワシントン。
この方は、作品に恵まれて居るのか、私の中では既にデンゼル・ワシントン以上の俳優さんです

あの子役の子も上手い

前述の最後の笑みが、指導なのか、演技なのか…
ジェンマ・チャンが急にクセのない美人にシフトした気がするんだけど…なんか整形とかしました
…メイク工夫しただけなんかな
スタージル・シンプソンとかも出てきます。
とか言いながら「スタージル・シンプソン:SOUND & FURY」を観るまでスタージル・シンプソンの事は知らなかったのだけどね。
そういえば、スタージル・シンプソン演じるドリューが捕虜になった兵士だったのに、ニューアジアに住み着いて、エンジニア的になっていて、宇津井健の「スーパージャイアンツ」を観ている理由も説明がされず不明
ですね。
ということで、
点数は5点弱(5点満点中)
なんか、最初に思った月並み感から“弱”って付けちゃいましたが、
大作の域にある映画で、
起承転結もしっかり

作り込まれた世界観と、映像

なにより私の好みの映画だったということで高評価です

では、今日はこのあたりで
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2月3日は、私ら夫婦の結婚記念日です(入籍日ではなく結婚記念日…入籍日は役所に行かないと正確にわかりません


帰宅後は、孫👶と遊んだりして、今に至ります。
以下は、映画鑑賞記録です

「ザ・クリエイター/創造者」🤖
監督 :ギャレス・エドワーズ
出演 :ジョン・デヴィッド・ワシントン、マデリン・ユナ・ヴォイルズ、ジェンマ・チャン
制作年:2023年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :The Creator

2024年1月14日(日曜日)


その後、本日は、字幕版で再鑑賞しながらこの記事を書いています。
概要
近未来、ロサンゼルスで核爆弾が爆発100万人の犠牲者が出る。アメリカを中心とする西側諸国の政府はAIの犯行と断定しAIを禁止する。一方ニューアジア諸国はAIの開発を継続し人間同様に扱っていた。西側政府はニューアジアと戦争状態ではないとしながらも自衛のためのAI排除に向けての10年以上にもわたる戦いを続けていた。
2065年ニューアジアのコナン〔湖南省のことかな?〕でAIらと暮らすジョシュア・テイラー(ジョン・デヴィッド・ワシントン)とマヤ・フェイ=テイラー(ジェンマ・チャン)の夫婦は、マヤが妊娠し幸せの中にいたが、アメリカ軍による作戦が実行され、ジョシュアを兄弟と呼ぶAIのハルン(渡辺謙)の部隊がアメリカ兵を捕虜にし、この場所がバレたとジョシュアに警告する。作戦にはアメリカ軍の空中要塞である“ノマド”が投入されていた。捕虜の処分を引き受けたジョシュアだったが、捕虜=ドリュー(スタージル・シンプソン)を殺さず、潜入捜査が台無しだと零す。ジョシュアはAIから創造者として信奉されているニルマータを探すため送り込まれたスパイだった。攻撃を中止するよう通信を行う姿をマヤから見られ、マヤはジョシュアを蔑み離れていくが逃亡中にノマドの攻撃を受け、マヤは死亡、ジョシュアも爆風に巻き込まれる。
5年後、ジョシュアは潜入捜査時のいくつかの記憶を失い、精神的なカウンセリングを受けながら、ロサンゼルスの爆心地“グラウンド・ゼロ”付近からAIを回収・廃棄する仕事をしていたが、彼の元に軍の高官アンドリュース(ラルフ・アイネソン)と、作戦指揮官のハウエル大佐(アリソン・ジャネイ)が訪れ、ニルマータがノマドを破壊するための“アルファ・オー”という兵器を開発したこと、ニューアジアでマヤが生きている映像を見せ、アルファ・オー奪取作戦への参加を依頼される。

感想
脚本が面白いか面白くないか

(後述のラストシーン以降の余韻は除く)
映像的にどうか



デザイン的にも、日本のオタクが好きな(?)「アップルシード」風味🍎で、もちろん私も好き。
俳優が演じる人間に寄せた形も、あえて人間に近づけすぎず、なぜか、そうとわかるデザインをしているAI=アンドロイドにも意味がありそう…てなことも(勝手に)感じられて良い感じ


最後の人間側のウネウネアーム兵器は、急に子供っぽいけどね。
この設定・世界観が好きか嫌いかでいうと…結構好き


アジアな雰囲気とサイバーパンクの融合…「ブレードランナー」へ憧れや影響は感じますが、やりすぎていないとういうか






ここまで、進化して人間の思考や行動と大差がなくなったAIが出てくる映画は意外と新鮮

結局、トータルで好き


私にとってそういう位置付けの映画です。
近未来・ロサンゼルスで核兵器が使われ、
これが人間に反乱したAI(搭載のアンドロイド=シミュラントっていうのかな)によるものと断定したアメリカが、世界中のAIを粛清しようとしている世界というバックグラウンド。
本当にAIによる攻撃だったのかは


西側諸国の人間(アメリカ)側は、そうだとみんなが信じているし、
AI側の一部は、これは人間の誤操作によるものをAIのせいにしたと言い
なおかつAI側には、宗教家っぽくも過激な思想家っぽくもある、創造者=ニルマータという人間がいたりするからこれも胡散臭い。
アメリカ軍はヒステリック
AI兵士も人間と同じ感情でアメリカ軍に対して憎しみをもって対応している感じもあり
ニルマータの本心や思想も特に語られないという…
私としては、誰が正義なのかもわからない



映画の主な舞台がアジアンなところも相まって、ベトナム戦争映画でも観て居るような嫌さっぷりも味わえます。
と見えない部分はあるんだけど…この映画は、そんな疑心暗鬼を小難しく楽しむようなものでもなく、
ジョン・デヴィッド・ワシントン演じる主人公目線で、中盤以降、AI寄りの立場でアメリカのスーパー兵器を破壊すべく、嫁さん探しと、子供の形をしたAIに感情移入していく話楽しんでおけば良いもの…主人公が相手方に与する「アバター」的なアレよね。
そんな、普通のSF映画として楽しめる…
…と、思っていたけど、ラストにあの子供AIの泣いた後の急な笑み



あの笑みには、深い意味があるんかなぁ

よくよく考えたら、あのAIを子供だと思って居るのは(視聴者含めた)人間だけなんよね。
AIなんだから、最初から高度な判断も、人間騙す行動も、やろうと思えば容易かろうし…
(主人公を“騙す”は乱暴にしても、AIのための結果を見据えて、芽生えた感情も含め結果緻密に行動していたとか、可愛い子供のヴィジュアルもそのためのものだったとか…)
考え始めると、主人公が感情移入し味方してしまう行為が、正しかったのかどうかもわからなくなってしまい


この余韻は、まぁ良いポイントなんじゃないかな
「インセプション」で、コマが転ぶかどうか結局わからない…的なやつです。
ということで、最後の最後にポイントを上げてくるタイプのやつでした



これは、迂闊な続編はない方が良いな

あとは…
人間が従属させているタイプの…それでも心がありそうな特攻用AIと、敵AIの差異は何か

端的に「西側諸国はAI禁止」っていってるけど、あるていどの基準があるんかな


とかが、思ったのと…
ニューアジアどこなん


人種は東南アジア系だけど、やたら日本語多いし「明日支払う」とか…
渡辺謙は結構日本語だし(原語版での鑑賞をオススメ)
老人の姿のロボットとか、なんの需要


マヤが生きて活動している情報は、アメリカ軍のフェイクだったってこと




等々思った映画でした。

監督は「GODZILLA ゴジラ」 「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズ
…そういわれれば、そんな感じ。
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に似た雰囲気です。
今の所、職人気質のそつない、しっかり作り込まれた映画を作る映画監督の印象。
その職人気質・そつなさは、ジョン・ファブローよりも上

あと、なんとなくアジア贔屓な監督なんかな


出演者は、
主役に「TENET テネット」 「アムステルダム」のジョン・デヴィッド・ワシントン。
この方は、作品に恵まれて居るのか、私の中では既にデンゼル・ワシントン以上の俳優さんです


あの子役の子も上手い


前述の最後の笑みが、指導なのか、演技なのか…
ジェンマ・チャンが急にクセのない美人にシフトした気がするんだけど…なんか整形とかしました


スタージル・シンプソンとかも出てきます。
とか言いながら「スタージル・シンプソン:SOUND & FURY」を観るまでスタージル・シンプソンの事は知らなかったのだけどね。
そういえば、スタージル・シンプソン演じるドリューが捕虜になった兵士だったのに、ニューアジアに住み着いて、エンジニア的になっていて、宇津井健の「スーパージャイアンツ」を観ている理由も説明がされず不明

ということで、
点数は5点弱(5点満点中)
なんか、最初に思った月並み感から“弱”って付けちゃいましたが、
大作の域にある映画で、
起承転結もしっかり


作り込まれた世界観と、映像


なにより私の好みの映画だったということで高評価です


では、今日はこのあたりで

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