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【映画】るろうに剣心 最終章 The Beginning…高橋一生は10年経つと宮川一朗太になる罠

2022-09-23 22:40:33 | 映画・DVD
本日は2022年9月23日(金曜日・秋分の日)です。

本日は、両親の運転手として以下のように行動
東京から帰ってくる妹を迎えに「北九州空港」🛬→福岡県行橋市にある「京築恵みの郷 ゆくはし店」🐟🍠でお買い物→福岡県朝倉郡東峰村大字小石原の某農家さんのお宅まで新米🌾を買いに→帰宅

帰宅後、夜には「Netflix」「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」を鑑賞しました。



以下は映画鑑賞記録です



「るろうに剣心 最終章 The Beginning」📖
監督 :大友啓史、有村架純、高橋一生
出演 :佐藤健、
制作年:2021年
制作国:日本🇯🇵

2022年9月21日(水曜日)の深夜から日付が変わった0:20頃までにかけて、数回に分け「Netflix」で鑑賞しました。



概要
和月伸宏の漫画「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の実写映画化5作目。“流浪人”緋村剣心が“人斬り抜刀斎”と呼ばれていた頃の話。
1864年、幕末の京都。佐幕派である対馬藩の藩邸には一人の男が捕らえられ、対馬藩士らから尋問を受けていた。男は、人斬り抜刀斎と呼ばれ恐れられる倒幕派の暗殺者 緋村剣心(佐藤健)であり、束縛されながらも、その場にいた複数人の対馬藩士を惨殺し、その場から姿を消す。その後、その場には斎藤一(江口洋介)、沖田総司(村上虹郎)が訪れ、これが人斬り抜刀斎によるものであると断定する。
別の夜、剣心は別の佐幕派の暗殺を依頼され、目的の人物及び従者を惨殺していくが、そのうちの一人の祝言を控えた青年 清里明良(窪田正孝)は「自分は死ねない」と言いながら何度剣心に切られても立ち向かって来て、達人であるはずの剣心の左頬に一本切り傷を入れながら、最後にはとどめを刺されてしまう。
また後日の夜、剣心が居酒屋で酒を嗜んでいると一人の女性が店に入って酒を注文するが、維新志士を騙る二人組の男に絡まれ、これを剣心は助ける。恨みに思った似非志士二人組は、店の外で剣心を待ち伏せするが、他で剣心を狙っていた襲撃者の襲撃に巻き込まれ死亡、剣心は自分を狙って来た襲撃者を返り討ちにするが、剣心にお礼を言おうと追って来た居酒屋の女客=雪代巴(有村架純)にこれを目撃され、更に襲撃者の血を浴びた巴は気絶してしまう。



感想
過去話で、原作にもある話なので知っている話。
前作「るろうに剣心 最終章 The Final」で、新田真剣佑演じる雪代縁が、剣心への執拗な復讐心を燃やすキッカケとなるエピソード。

前作までから引き続き登場するメインキャストは、
緋村剣心=佐藤健
斎藤一=江口洋介(過去シーンなのに老けた💦)
の二人のみ。
脇役も(多分&前作の回想シーンでの登場を除き)
八ツ目無名異=成田瑛基
新井赤空=中村達也🥁
が続投。
武井咲も、青木崇高も、蒼井優も、あと当然伊勢谷友介も出て来ません。

逆に、史実上実在の人物である。
桂小五郎=高橋一生
(1作目ではどこで出て来たのか記憶にないけど宮川一朗太だった桂小五郎
高杉晋作=安藤政信
沖田総司=村上虹郎(UAの息子)
らが、メインキャラで出てきて、一気に“普通の時代劇”感が増加する5作目です。
過去作は全部漫画っぽかったわけだけど、今作は淡々と時代劇です。

冒頭付近の対馬藩が史実とどう違うのかは全くもってわかりませんが、
その後の“池田屋事件”は、倒幕派の過激派が御所襲撃を画策し、桂小五郎は止めようとしていたみたいな描写に…このあたり史実はどうなんでしょう…歴史が出てくるとこういう考察が始まりますが、所詮「るろうに剣心」なので、このあたりは深く考えるだけ無駄なのかも知れません😅

新撰組との戦いは、幕末を描く上でだれしも描きたい部分なのか、この映画でも出て来ます。
そこまでシュッとした男前でもない村上虹郎(UAの息子)が沖田総司だったので、変わったキャラクター像かと思いきや、そんなこともなく割とステレオタイプだった沖田総司と戦います。

で、幕末の動乱期、登場人物各位はとっても忙しいだろうに、剣心は大根が育つぐらいの期間(2〜3ヶ月かな)、隠居生活を送ります。
この重要時期の休止期間があるなら、人斬り抜刀斎よりも、志々雄真実の方が活躍して有名になっていそうなものですが、時間の流れ方はそうでもないんかな
ちなみに桂小五郎の言う「暗殺は別の者にやらせる」は、原作だと志々雄真実の事だと明確にわかる描写があったような曖昧な記憶。

イメージが違うんじゃないかと懸念していた、雪代巴=有村架純は、まずまずでした

最後には1作目の冒頭に戻る形で映画終了します。


全体的な評価は…
暗いトーンで終始する映画。ただただ暗い剣心の話。
話自体は面白いかどうか微妙だけど、個人的には嫌いじゃない。
おそらく、日本映画の中では良く練られたレベルが高い方の映画、前述したように面白いかと問われれば微妙だけど、良く出来てはいます

この調子の映画づくりの姿勢に、テンポをもう少し良くしたり、娯楽性の加味の仕方を考えて、レベルアップしていけば、日本映画も面白くなっていくんじゃないかという兆しの見える映画だったんじゃないでしょうかね。


はい、ということでシリーズ完走いたしました


点数は4点強(5点満点中)です。



(当ブログ内の関連記事)
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では、このあたりで



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