【コミック】プルートゥ（08）…最終巻。今回の豪華版に対して少し怒りモードです

今日から夜勤のピロＥＫです。

週末が終わったとたんに晴れだした北部九州地方
午前中は小雨が降っていましたが、福岡県地方曇り予報の現在でも割と晴れています



さて、今日の更新はコミック読書記録です。



「プルートゥ（08）」
（浦沢直樹×手塚治虫著、小学館、2008年6月24日初版発行）

この8巻が最終巻のプルートゥです。

Amazonで購入しました。
この本の場合、比較的高額な豪華版の方で読んでいるので、Amazonでも送料はかかりません
読んだのは到着直後ですから、2009年6月21日～数日内頃ですね。
…コミックの記事も映画と同じく遅れがちです。
…小説なんかだと、昨年末読んだのとかの記録もまだですね


さて、この最終巻。

ゲジヒトの記憶の正体も分かったし、原作に近いラストシーン。
いつも尻すぼみな浦沢直樹なので大きく期待はしていなかった分、まぁまぁこんなもんでしょう…という結末です。

全部読み終えて思うのは…
やっぱ連載開始当初の方が描く方も読むほうもテンションが高まってて面白かったなぁ…と。
あの当時はちょっとしたお祭り騒ぎだったんでしょうねぇ

とはいえトータルで考えれば楽しめたといえる作品だったのではないでしょうか。


細かなストーリーは…まぁこんなブログで情報を得るよりも読んでください


そんなことよりもです。

ここ数冊は先行で発売されている銀色の豪華版（付録つき）を購入してるんですけど…

今回の豪華版は…オイオイ…こういうの困るんですよね。
個人的には豪華というより、付録というよりペナルティ払わされてるような気が…
…今回の付録が最終二話分が各々別々に本になったもの…なんかこの重要な付録、そのうち無くしちゃいそうです

何故そんな形にする必要が…

例えばですよ、豪華版用だけのために描き直したアメコミみたいにフルカラー美麗なものが付いてる…とかならまだ許せるんですが…でもコレって違いますよね（普通にほぼ白黒だし）。

多分原因は特殊加工の表紙とかなんじゃないかなぁ
型押しは毎回違うから関係ないのでしょうが…
巻きが入って、アトムの顔の形に穴のあいたこの表紙。
トムソンの型のサイズが、今回の本文の厚みと合わなかった…なんて印刷の都合からの苦肉の策…なんてところが真相じゃないのコレ（トムソンとか言っても殆どの人はついてこれないですね）。

通常版よりも高い金額を払ってるんだから、ちゃんと最終巻まで一冊の8巻にすべきでしょう
私の想像通りに、厚みと表紙のトムソン型なんかが理由なら、特殊工程用の設備自体なり型なりを更新してでもね（最悪でも印刷会社変えれば何とかなるはずと思うんだけど）

…なんかこの製造側の都合らしきものがチラホラ見える選択って腹立つなぁ。


それじゃなくても、最初に書いた尻すぼみ感、連載開始当時の熱いものの欠落なんかを許容しなくちゃならんのに…更にこの仕打ち
（通常版で読んでたら思わなかった事なんでしょうけどね）


そんなわけで、色々な意味で有終の美ってのを飾って欲しかったなぁ…残念です



（当ブログ内の関連記事）
2006年04月03日　プルートゥ01巻
2006年04月04日　プルートゥ02巻
2006年04月06日　プルートゥ03巻
2007年03月03日　【コミック】プルートゥ04巻
2007年12月13日　【コミック】プルートゥ（05）
2008年09月02日　【コミック】プルートゥ（06）
2009年03月28日　【コミック】プルートゥ（07）



では、今日はこんなところで