数日前の記事で「明日はちゃんと更新したいなぁ…」と書いたけど、結局数日間ブログを放置したピロEKです
ここのところ(主にお仕事が)忙しかったんですよね
先週の水曜日。2010年6月30日から翌日7月1日にかけては大阪出張でして…
これが、出張に慣れていない私にとっては結構疲れる出張
(…特に帰りのお仕事の荷物が重くてですねぇ、お客様からお預かりした原稿やら、たまの出張だったからお土産やらが沢山あったし…新幹線が小倉駅に着いてから駐車場までも距離があって…最後の最後でかなり疲労困憊いたしました)
この大阪出張のついでに、訪問先と近所の模型店「ホビーランド」さんにも行って来ましたよ。
「ホビーランド」さんは、北九州にある「ホビーボックス」さんと系列(?)店でして、以前「ホビーボックス小倉店」で店長をされていた方が、今はそちらの店長さん。
そんなちょっぴり顔見知りということで顔を出しに行ったんですが、もちろん何も買わず冷やかしで訪問しただけ
なかなかにマニアックで濃くて硬派で素敵な模型店(ガンプラとか取り扱っておりませんでした)。ちょっと気になる商品も無いではなかったのですが、その時点で手持ちの荷物が重かったですからねぇ
…なので完全な冷やかし来店
…なんかごめんなさい
そんな大阪日和でした…傘持って行ったけどずっと晴れだったなぁ
で、翌日の2010年7月2日(金曜日)は、気が付けば月初過ぎ
前月の締めやら、出張関連の書類やらも満載で、さらに通常業務もイッパイ
さらに翌日の2010年7月3日(土曜日)も、ほぼ一日中お仕事。だいたい毎月最初の土曜日は夜勤週で無ければ出勤なんですよね
で、2010年7月4日(日曜日)は、町内会の公園清掃。私のうちが班長なのでサボるという訳にもいかず…午後から軽く昼寝したら、頭痛がしてきちゃって…結局ダウン。大事をとって早寝しました(寝てばっかりです)。
で、今週に突入したんですが…今週も比較的忙しい毎日で
そんな感じのブログ放置言い訳でした
以下は映画鑑賞記録
…なのですが、こちらもかな~り溜まって来ちゃってるんですよね
生活のリズムに合わせてブログのあり方も考え直さないとダメなのかも知れませんね
「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」
(監督:坂本浩一、出演:南翔太、五十嵐隼士、黒部進、森次晃嗣、2009年邦画)
TSUTAYA DISCASさんで「パッセンジャーズ」と一緒にレンタル。
2010年6月4日(金曜日)の早朝…夜勤明け…に鑑賞しました(その後、もう一回鑑賞)
ストーリー
宇宙の各地でマイナスエネルギーが観測され、凶悪な怪獣達が現れていた。光の国のウルトラ兄弟たちは警戒を続けていた。そんな頃、ウルトラマンに化けたザラブ星人(声:青野武)が宇宙牢獄に幽閉されていた悪のウルトラ戦士・ウルトラマンベリアル(声:宮迫博之)を復活させてしまう。ウルトラの星に舞い戻ったベリアルは、宇宙警備隊のウルトラ戦士を尽く打ち破り、ウルトラ兄弟達、ウルトラの父(声:西岡徳馬)やウルトラの母(声:長谷川理恵)さえもその力の前に倒れて行く。そしてベリアルが光の国のエネルギーの源、プラズマスパークを強奪した事でウルトラの星全体が氷結してしまう。何とか難を逃れたウルトラマンメビウス=ヒビノ・ミライ(五十嵐隼士)は、同じく氷結から逃れたウルトラマン=ハヤタ(黒部進)、ウルトラセブン=モロボシ・ダン(森次晃嗣)の導きで、べリアルを倒せる可能性のある地球人のレイオニクス・レイ(南翔太)の許を尋ね、協力を要請する。
詳しくは…http://wwws.warnerbros.co.jp/ultra-legend/
ピロEK的感想&点数
この映画ではウルトラマンが次々とやられちゃいます。
それでも昭和のウルトラマンさん達には各々見せ場がありますが、私の息子が観ていた「ウルトラマンパワード(ケイン・コスギ)」あたりはザコキャラのように扱われてしまいます
純粋にウルトラマンを最強のヒーローとして憧れた当時の子供さん達にはチョッピリショックな描写かもしれません。うちの長男がこの映画を観たらパワードの体たらくに涙してしまうかもしれませんね
ただ、私らアラフォー世代…というか、30年前後前に「コロコロコミック」を読んでいた世代には特に大絶賛なんだと思う映画です。
何故「コロコロコミック」か…
創刊当時の「コロコロコミック」のキモは二つ。
単行本の半分ぐらいの量は収録されているのではないかと思われる「ドラえもん」と、
ウルトラマン世界の裏設定も含んだウルトラマンの特集記事&この映画にも恒星崩壊前のウルトラ族で出演していた内山まもる先生の「ザ・ウルトラマン」等のウルトラマン系列。
このウルトラマン世界の裏設定ってのが当時の私には凄く面白くて…
この映画でも語られた光の国の成り立ちとか、
ウルトラの父とウルトラの母の本当の子供はタロウだけ…とか、
タロウとセブンは従兄妹だとか、
エースは孤児でウルトラの父とウルトラの母に育てられたとか、
ウルトラマンメビウスのラスボス、エンペラー星人の存在だとか、
…まぁ当時のTVシリーズでは語られていなかった、そういうのが沢山載っている訳です
宇宙最強のはずのウルトラ戦士がドンドンやられちゃう…ってな展開も「ザ・ウルトラマン」のコミックでは普通の展開。…まぁTVシリーズでも「ウルトラマンタロウ」のタイラント編という名作もありますが、お話の緻密さでは「ザ・ウルトラマン」の方がテンションアップさせられる内容だった記憶がありますね。…あのコミックの中では兄弟が全滅して、ゾフィーと謎の仮面戦士メロスと、一般ウルトラ族の生き残りが頑張るお話でした。
まぁ最近のウルトラマ作品スタッフのマニアックさは「ウルトラマンメビウス」のTV放送時にも気が付いておりましたが、今回も30年前の裏設定をほぼ正しく引用、そして更に発展させた映画を作ってくれたという感じです
過去のシーンのゾフィーのポチポチが無かったり、ウルトラの父がまだ父と呼ばれずヒゲも薄め(?)だったりとか
前述のように残念な活躍しか出来なかったけど、メビウスの最終回で妄想した(そして妄想に過ぎなかった)、海外のウルトラマン達の登場もテンションアップ。パワードもグレートも光の国から来てたんですね
あと、マックスも同じ世界の住人だったのね
…そんな風にイチイチテンションが上がる描写の数々
で、
セブンの息子を鍛えているのがセブンに鍛えられたレオ。
泣かせます
あとは、べリアルがちゃんとしたウルトラ戦士だった頃の姿って割とかっこいいジャンとか、
…書き連ねるとキリが無い感じ
…まぁ以下のように気になる部分も無いでは無いですけどね。
80の声が違ったのは残念だなぁとか(タロウはもう慣れました)
…母もペギー葉山じゃなかったですね
声でいえば、宮迫は上手いけど、元首相は…
あと、アニメ声のゼロに馴染めず
カプセル怪獣も妙に強すぎたなぁ…とか
…ウィンダムとアギラの奮戦は認めるとして、ミクラスはべムスターに勝てるものなのでしょうか
べムスターってウルトラ兄弟でも、基本的には助けが来ないと倒せないのが基本なんですけどね
ミクラスだけはコテンパンにやられて流石べムスター…とか言いたかった気も…
カプセル三怪獣そろい踏みは実は嬉しい描写のひとつなんですが…
残りの二つのカプセルにも言及してほしかった…この残りのカプセルは40年を経ても秘密のままですなぁ…このあたり次回作を期待かなぁ。
あと、セブンガーは出てこないのね。セブンも人からもらったカプセルにはあんまり興味が無いのでしょうか
レイの描写は…
主役なのにちょびっと雑かなぁ…とか思ったりもして。
メビウスとかダイナの方が(人間体でも)カッコイイし
途中からゼロとかいう派手な奴が出てきて完全に食われちゃうし。
まぁ、TV版の「大怪獣バトル」の段階でも思っていましたが、あのレイオニクス星人体での暴走って唐突で雑だよね…それを止めに入るコニタンはなんかモーホーっぽくって笑えますし(あんまり関係ないけど「週刊欽曜日」のメンバーって、なんかロクな目にあって無いですねぇ…浮気座長とか、娘さんが交通事故で亡くなったり、介護疲れで…って、なんか悲しくなってきました)。
まぁそんなこんなも含めまして、結局堪能した一本
こんな40代を楽しませるウルトラマン映画。はたしてコレは本当に子供向き作品なのでしょうか
ということで点数は…
4点(5点満点中)
私のようにドップリウルトラマン&コロコロに世代が合致する者が見た場合の配点である事は否めませんが、映画としても「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」と比べてこちらの方が断然上。まぁあっちは基本、昔のライダーがパチモンだしね。
補足・蛇足
で、ウルトラ兄弟はほとんど登場したこの作品ですが…
ハヌマーンとアンドロメロス一派は出てこないんだね…ヤッパリ
30年ぐらい前の映画では、光の国と合流していたはずのジョーニアス(※アニメ「ザ☆ウルトラマン」の主人公。U40星人)も確か居ませんでしたねぇ…登場してくれて、なおかつ声が伊武雅刀だったらなぁ…。
まぁ上記の方々の登場は時間の問題とするとして
次回作以降では「銀河連邦」の設定復活でも希望してみようかな
(※今度はゼロが主人公らしいですね。今回のようなお祭り騒ぎでは無いのかな)
(当ブログ内の関連記事)
2010年05月10日 【映画】ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦…田代万引注意の巻
2007年06月30日 ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟…宇宙の防衛力はこの20年神戸に集中?
2009年06月21日 【映画】大決戦!超ウルトラ8兄弟…豪華になったけどメビウス(TV版)ほどのテンションは…
では、今日はこのあたりで
今回出てきた「その他のウルトラ戦士」も、「ジャンボーグA」のエメラルド星人が元になってるそうなので、いよいよ銀河連邦が描かれる時が来たのかも。
あれ?トリプルファイターは?
・・・でもその前に、今回出て来なかったジョーニアスやエレク、ロト、アミアや、ティア、ガイア、アグル、ゼアス、ナイス、そしてコスモス、ネクサスらも何とかして出して欲しかったなぁとは思います。
それにアンドロメロスも!
・・・内山まもる版メロスもいたら嬉しい。
いつもコメントありがとうございます
>次回作ではミラーマン、ファイヤーマン、ジャンボーグAをベースにした新キャラが登場するようです。
今回観たこの「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」でも、光の国系ウルトラマンでは初の悪のウルトラマンが登場。新しいウルトラマンの登場、元首相の声優登板、今まではリンクしないと思われていた海外系のウルトラマン、で何故かダイナまで合流…と映画を待つ間の情報でかなり楽しめましたから、今年やる次回作の「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」もビックリしてしまうような情報がドンドン出てくる事を期待です。…っつっても映画館には行かないんだろうけどね私の場合。
>あれ?トリプルファイターは?
等身大ヒーローはからみづらいのですかね。
>・・・内山まもる版メロスもいたら嬉しい。
メビウスのデザインとかヒカリの設定は、メロスを元にしたような感じですね。だとすれば彼らとかぶってしまうから…やっぱ無理かもしれませんね。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。