やっぱりちぴらダウン・・・

　「若旦那が熱を出したので病院に行かせます！」とぴら奥さんからメール、とうとう出ましたか熱が。９月に入ってからの若旦那って、休みは１日も無しでブラバンに土曜授業に文化祭に大活躍だったモンなぁ。で、それなのに夜中に秘密のゲーム大会をやってぴらにあにブチ切れられたりして・・・

　若旦那は数日前からゴホゴホやっていた。そのちょっと前からちぴ子ゴホゴホやっていて、その少し前からぴらにあが鼻ズルズルで。「おとんから移ったんでしょう！」と口うるさい小学校２年生が言ってますけど、何のことやらサッパリ。ぴら奥さんはナゼか全くの無事です・・・

バッピンスを食いまくるぞ、慶州にも行くぞの旅！（５ピンス目）

＊メロンピンス（１２，８００ウォン）、東仁川のカフェにて・・・の巻！

　台風が襲来する前に帰れないのならヤケッパチ、もう２～３泊延長するつもりで遊んでやる。で、前からネットニュースで気になっていた仁川地下鉄２号線の『もの凄い坂』を見に行くことに。しかし、仁川地下鉄２号線は７月末に開業したばかりで、ほとんど情報が無いのよね。ネットに書いてあるハングルの駅名表示を見てもどこだか解らず（そもそも手持ちの地図に２号線の表記がまだ無い）、得意のＪＣＢプラザに聞きに行く。「仁川地下鉄２号線なんて走ってるんですか？」とＪＣＢのお姉さん、「７月３０日開業って書いてありましたけど・・・」とぴらにあ、「たぶん、まだ開業していないと思いますけど・・・」とお姉さん、「ホラ、走ってますよ！」とタブレットの画像を見せてやっと半分信じてもらう。どこかへ電話を掛けて確認してくれたお姉さん、「ホントだ、動いてますね！」だって。「この坂、ホントに大丈夫なんですかね、ハハハ・・・」ってお姉さん、「ハハハ・・・」って地元の人が言うかな？


【仁川に行く前に南山のソウルタワーに登ってみよう、忠武路のバス停にちょうど来た南山行きの循環バスに飛び乗って。南山へは明洞の近くからロープウェイで行くのが有名だけど、バスのが空いてて安くてスムーズだな・・・】


【なんと、ソウルタワーは１０時からの営業なんだって、まだ１時間近くもあるし、日曜日なんだからもっと早く開けようよ。ならロープウェイで下りて、と思ったらこっちも１０時からか～い！。またバスに乗って次はソウル駅だな・・・】


【ソウル駅で「ここはソウル駅？」とおじさんに韓国語で話しかけられる。「ソウル駅です！」と答えながら、質問された内容と状況がおかしくて一人で笑う。韓国の人はもの凄く些細なこと（もしかしたら「アホか！」と思われる程度の事）でも、「とりあえず近くの人に聞いてみる」という文化があるらしい・・・】


【ソウル駅から仁川空港鉄道（各駅停車）で黔岩駅へ、地下鉄２号線に乗り換えて坂道へ向かう。ＪＣＢプラザ情報によりますと、コムバウイ駅とアシアード競技場駅の間に坂道は存在するらしい・・・】


【コムバウイ駅に近づくと、隣のおばちゃんがスマホを構えて動画を撮る準備を始めちゃいましたよ。すわ、いよいよですな。うわ～、写真で見る以上にもの凄い下り坂だ～！】


【あまりの感動にアシアード競技場駅（坂の下）で降りて、コムバウイ駅（坂の上）まで歩いて戻ってみる。こりゃ、目測で５０パーミル以上だな。上りはフツーの速度で走って行くけど、下りは止まりそうな感じでソロソロと・・・】


【朱安駅でソウル地下鉄１号線に乗り換えて仁川駅を目指す。ひとつ手前の東仁川駅で降りちゃって、タブレットの地図を見ながら旧日本人街へ向かってみる。羽田空港の携帯電話屋でいきなり借りたポケットＷｉ－Ｆｉちゃんが大活躍してくれてます・・・】


【暑いしお腹空いたッス、もう本日のバッピンスいっちゃいましょうよ。もう、なんかだんだんとね、注文するバッピンスが迫力を増していきます。この茶店はベーグルもなかなかうまかった・・・】


【日本だと写真の方が豪華な場合が多いけど、韓国は実物の方が「なんじゃこりゃ～！」と逆の意味でカンバンに偽りアリ？。たぶん、実物が少しでも小さかろうモンならクレームの嵐が・・・】


【仁川は日本なら横浜か神戸みたいな港町で、昔は中国と日本の租界があったそうな。で、中国租界と日本租界を隔てる通りには、なぜか大量のトウガラシが干してある・・・】


【旧日本人街は今でも日本人が使っていた民家とか、石造りの銀行とか残ってます。まぁ、雰囲気は函館か長崎みたいな感じ・・・】


【日本人街は閑散としていたけど、中華街に入るといきなり観光客の数が多くなる。地元のお姉さんに大人気のハンド扇風機が７，０００ウォン、これが意外と涼しくて気持ちいいのよね・・・】


【中華街の裏側に謎の「童話村」という表示が、でも日本から持ってきたガイドブックに何にも書いてません。うわ～、ディ○ニーのキャラクターが溢れてますけど、しかも完成度かなり高し。別に遊園地とかじゃなくて、お店とか一般の家がデコられてます・・・】


【これは、著作権のモンダイでガイドブックに載せられませんな。そのうち当局の取り締まりにより忽然と消えてしまうかもしれませんので、行くなら今でしょ。マジで、ちょっとした衝撃がありますのでオススメ・・・】


【仁川駅前からバスに乗って月尾島（ウォルミド）という海岸に行ってみる。遊園地があったり、海鮮料理屋があったり、連れ込みホテルがあったり、まぁ江ノ島みたいな感じの所ですな。そうか、朝鮮戦争の仁川上陸作戦で激戦地だったんだな・・・】


【対岸は仁川空港、釣りはできますけど海水浴はたぶんムリ（水がキレイじゃありません）。もう少し涼しくてお腹が空いていたら海鮮料理とかよさそうなんだけど、今日は腸炎ビブリオが怖いのでパスしましょう・・・】


【さて、バス停はどこでしょう？と歩いていたら町外れまで来てしまう。仁川駅から使われてないモノレールの線路が頭の上を通ってるんですけど、これが建設途中で諸事情によりパァになったという曰く付きのらしい。我が町の某市場もそうならなきゃいいけど・・・】


【仁川駅を降りるとすぐ前が中華街になってるし、月尾島までもバスで１０分程度なので、ソウルで韓国料理に飽きたら軽～く来てみるのもいいと思う。帰りはホテル近くまで地下鉄１号線で一本、涼しい車内で当然落ちるちぴ子・・・】


【晩ゴハンは迷った時のフードコートでソウル駅へ、メニューが読めなくても番号を手に書いてレジのお姉さんに見せれば大丈夫。「ビビンバにコチュジャンが掛かってないじゃん！」と文句を言いに行こうと思ったら、丼の底の方から湧いて出る出る。「どうせ混ぜて食うんだから！」と盛り付けの順番とか関係無いんです・・・】

どこも売り切れ…

構内がやたらごった返してるので「また事故？」と思ったら、「立ち止まっての撮影はご遠慮ください〜！」ってアナウンスが。「２００巻買ってくれ！」って壁でお巡りさんが叫んでますけど、そこいらの売店＆コンビニで「完売です！」の貼り紙。ロータリーの銅像は外国からのお客さんで記念写真の大行列、なんか凄い状況になってますけど…

ベトナムのパフパフのお菓子…

「ハノイ先輩は生きてました！」って、タロとジロじゃあるまいし。「お気に入りのビンマートで買ってきたよ！」って、トウモロコシのパフパフのヤツじゃあ〜りませんか。コレ、きな粉の固まりみたいで美味いんですけど、粉が飛び散りますんでドライブのおやつに食べるのはキケン…

写真館を「Ｎｏ．７４７ ２０１６夏の思ひ出・その７（セルフ温泉作り大会）」に更新しました！

　「川の温泉に行きたい！」と悪ガキ連合軍、でも新潟方面に抜ける林道が崖崩れで通行止めなんだってよ。と、思ってたらいきなり通行止め解除、お盆の休みに間に合うように突貫工事で開通させたらしい。で、若旦那が露天風呂を掘っている間に泳ぐ、そしてまたあまりの冷たさに身体がかじかんで溺れそうになる。あのさ、木曽の清流でも学習したんでしょう、水温２０℃以下じゃ首まで浸かって泳いじゃいけないって。アラフィフが調子に乗ってると死ぬよ、ホント・・・


【雨が少ないのか川の水量が例年よりもかなり少ないので、源泉の温度がかなり高い（熱湯風呂並）ので気をつけて歩きましょう。とりあえず、温泉と川の合流地点を見つけて湯だまりを作っていく・・・】


【スコップは近くの旅館で無料貸し出ししてますので持って行かなくても大丈夫、こんな感じでもフツーのお風呂と同じくらいの温度になっている。川底にオタマジャクシが泳いでますので潰さないように・・・】


【セルフ温泉を作るのに夢中で川では泳がなかった若旦那、１００円ショップの武器で攻撃しているお嬢。深い所は２ｍくらいあるけれど、溺れてもすぐに背が立つ浅瀬に流されます・・・】


【旅行雑誌とか秘湯巡りの映像だと白いバスタオルを巻いたお姉さんが入っていますけど、そんな美女を見たことがありません。河原に着替える場所はありませんので、車の中で装備を整えて行きましょう・・・】

夢の跡…

なんだか外が騒がしいと思ったら、若旦那の学校で文化祭のシメにブチ上げてるんだって、「高校生になったら出られる！」んだそうな。中学生も吉田松陰の発表にブラバンに頑張りましたね…

お父さんの椅子…

引っ越しの時に買ったダイニングの椅子が、ぴらにあのだけグラグラになっちゃったんですけど。「乱暴に座るからでしょ！」とゆ〜ぴら奥さんの無言で涼しい目、全くもって心当たりが無いですなぁ。ハハハ…

ハノイ先輩が日本で音信不通・・・

　ハノイ先輩が日本に帰ってきている、１０月にはまた戻るらしいけど。せっかくだから空港に横断幕を持ってお出迎えしようと思ったら、「空港から直接行かなくちゃいけない用事があるから気持ちだけもらっておく！」だって。な～んだ、首都高速の渋滞にハマリながら半年分の思い出話を聞かせてもらおうと思ってたのにガッカリ。他にも「ベトナム大使館で謎の仕事がある！」とか、色々と忙しいのね。そりゃ、１年ぶりに日本に帰ってきたんだからしょうがないか。「９月○日だけなら空いてる！」ってメールが来たモノの、それ以来パッタリと音信不通になっちゃって、もしかしたらベトナム大使館で仕事中にヤバイ事とか知っちゃって、拉致されたんじゃんなかろうかと。ハ■ン湾で簀巻きかな・・・（あくまでもぴらにあのしょうもない妄想です）

バッピンスを食いまくるぞ、慶州にも行くぞの旅！（４ピンス目）

＊紫芋バッピンス（五味子茶、餅菓子込みで１４，０００ウォン）、崇礼門（南大門）近くの韓菓子店にて・・・の巻！

　韓国がまだ戦争中だということを知らない人は意外と多い。１，９５０年に始まったこの戦争は１，９５３年に休戦協定が結ばれたという事になっているけれど、あくまでも「休戦」で「終戦」ではありません。地下鉄のホームには必ず有事の際のガスマスクが置いてあるし、たまに防空避難訓練もあるという。男性には徴兵制があって、数えで２０～３０才の間に２年間の兵役義務が課せられる。大学や企業に入ってすぐに兵隊に行く人も多くて、その間愛しの彼女はひたすら彼の帰りを待つ・・・のではなくて、お国のために働いている彼氏たちはさっさとフラレちゃうんだそうな。彼女たちの理由は、「淋しくて２年間も待ってられないから」だって。ちなみに兵役中の月給は、だいたい１５万ウォン（１万５千円程度）、マジか？！


【ホテルから中部市場を抜けて地下鉄の駅に向かいましょう、朝からトウガラシと干物が山積み。前回来たときはこの市場はアーケード接地工事の真っ最中で、歩いていると上から溶接の火の粉が落ちてきて怖かったなぁ・・・】


【地下鉄のホームの数カ所にはガスマスクとお水が必ず設置してある。「地震の時のため？」って小娘さん、韓国に大地震は無いって慶州のガイドさんが言ってましたけど。実は、数日前の韓国南部地震では大パニックになったらしい・・・】


【ツアーの大型バスに小一時間揺られて、ちぴ子はゲロッパ寸前でＤＭＺ（非武装地帯）に到着。なんと、北朝鮮が掘った秘密のトンネルに下りるモノレールが出来ちゃってます。青いヘルメットは乗れる人、黄色いヘルメットは乗れない人・・・】


【トンネルの中は撮影不可、ちぴらにあはずっと屈んで歩いていたので腰が痛いッス。遊園地のエントランスみたいになっているけど、建物の向こうの森の中は地雷原になっている・・・】


【秘密のトンネルからもの凄い急坂で山を上がったところにある都羅山展望台へ、ここも４才の若旦那と来たことがあります・・・】


【当時はまだ北朝鮮側の写真撮影は禁止で、この黄色い線から皆で眺めている方も撮影はＮＧだった。なんでも去年か今年から解禁されたらしい・・・】


【操業停止になっている開城工業団地（約２Ｋｍ先）と宣伝村が見える。しかし、１０年前にくらべてずいぶん建物が増えましたね。使っているのかはわかりませんけど・・・】


【展望台を下りたところにある都羅山駅は開城駅のひとつ手前の国境の駅で、イミグレーション（現在は使われてない）がちゃんとあります・・・】


【１，０００ウォンの入場券を買うとホームに入れる。「希望者は自腹でどうぞ！」ってガイドさん、ここまで来て入らないという選択は・・・（同行の日本人はほとんど入りませんでした）】


【ソウル方面から都羅山駅まで１日数本の列車がやってくるみたいだけど、どうやったら乗せて貰えるのかは不明。ちなみに電化はされていません・・・】


【この先、北朝鮮、中国、ロシア経由でヨーロッパまで線路は続くよどこまでも。「列車が通れないのはお金のモンダイなんです、誰も出そうとしません！」ってガイドさん、何か別の理由が大きいような気がするんですけど・・・】


【「お昼は田舎の食堂へ行きます！」ってガイドさん、「家庭で食べているプルコギで美味しいですよ！」って同じ説明を聞いたことがあるよな・・・】


【やっぱ、２年前に若旦那と来たことがある食堂でやんした。普通、プルコギって焼き肉に近いんだけど、ここのはお汁で煮た鍋風（しかも全く辛くない）で美味いんだよな・・・】


【お隣の４人家族がオプションで注文していたユッケがもの凄い量でビックリ！、「食べませんか？」とか回ってきたらどうしようと思って少しビクビクしていました。一応、生肉は止めておいた方がいいと思う・・・】


【フォーク・クルセダーズで有名なイムジン川（臨津江）の展望台でＪＳＡ（板門店）コースの人と別れる、残念ながら１１才以上にならないと板門店には連れて行ってもらえません。だって、ふざけて走って行ったら向こう側で永住になっちゃいますから・・・】


【臨津江の河口の対岸は北朝鮮の領土、たまに浅瀬を歩いて渡ってくる人（亡命者）がいるので入れてあげるんだという。北朝鮮の山はみんな禿げ山（木が無い）、きっと燃料に木を切っちゃうんだろうな・・・】


【ソウルに戻ってＪＣＢプラザへ、なんとか台風が来る前に１日早く日本へ戻れるチャンスを探ってみたけど。結局のところ、どうしても帰りたければ予約変更不可の航空券を捨てて、新たに予約しなくちゃダメという結論に・・・】


【ヘルシーな感じのバッピンスもさることながら、この餅菓子（よほど買って帰ろうかと思ったけど、メチャ暑いので止めといた）がやたら美味い。メチャ酸っぱい五味子茶（オミジチャ）もだんだん慣れて病みつきになってきました・・・】


【バックパッカーの女が一人、南大門の街角に。２，００８年にイカレたおっさんに燃やされた門もすっかり修復されました・・・】


【これ、２年前に若旦那がみつけた鳥料理屋のカンバンが相変わらずイカしてる。「イモのロース」、「トリのチヨウセ」、「ニネトリ」、「トリニネトリ」、誰か教えてやらないのかしらん・・・】


【ディナーは最近流行の韓料理ビュッフェに行ってみる。大人１９，９０００ウォン、子供９，９００ウォンでなかなか楽しめますが、やっぱ辛いッスね。それにしても他のお客さんってば（女の人ばっかり）、大量に持ってきて、大量に残しているのが気になりますねぇ・・・】

ベーコン完成品…

今日も若い衆が張り切って燻してくれました。一晩冷蔵庫で寝かして、明日切り口を見るのが楽しみ〜！