ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

行き当たりばったり韓国の旅!(その6)

2009-09-08 22:29:37 | おでかけ(海外)
*運ちゃんを信じなかったバチ当たる・・・の巻!

 7万ウォンの交渉で始まった雨の済州島東半周タクシー観光、ちぴらのリクエストの万丈窟に到着した時(全行程の約1/3)、既にメーターは2万ウォンを超えていた。1時間後、洞窟探検を終えてタクシーに戻るとメーターは回りっぱなしで3万ウォンになってるじゃん。うわ、こんな調子で行ったら7万ウォンで済むのかな?。日出峰(海の火山)で6万ウォン、こりゃ7万で帰るなんて絶対にムリだよ。支払いの時になって「7万ウォンなんて知らない!」とか、早口の韓国語でまくし立てられてボラれちゃうんだよ、きっと・・・

 な~んてカンペキに運ちゃんを信用してないぴらにあ、それを知ってか知らずか「帰りはスーパー(乗った場所)で大丈夫?、ホテルまで行こうか?」とか親切な風で語りかけてくる運ちゃん。ふ~ん、そうやってさ、ホテルを聞き出してまたなんか企んでるんでしょ、その手は桑名の焼きハマグリなんだから。と、雨の山道をぶっ飛ばしている最中にとうとう7万ウォンに、やっぱりチェジュの町に着いた時は10万ウォンくらいになっちゃうんだよ、文句言ったらこの辺で下ろされちゃいそうだし、トホホ・・・。別にさ、10万ウォンが払えないんじゃないのよ、旅行中にそうゆうトラブルに巻き込まれるのがイヤなのよ。だってさ、「日本人は強く言えば払う!」と思われるのが悔しいじゃん。まぁ、そうなっても7万以上ビタ一文払わないけど、モメるのは気分悪いよなぁ。と、想像はどんどん悪い方に・・・

 「カチッ!」、ありゃ?、運ちゃん走ってる最中にメーター止めちゃったよ、7万ウォンピッタリで。うわ~、こうなると自己嫌悪のカタマリ、こんなに親切な運転手さんをどうして疑ってるのよ自分。だいたいさ、今までどこの国でも流しで走ってるタクシー捕まえて(客引きをしてくるタクシーには絶対に乗らないと決めてる)、不愉快な思いをした事なんて一度も無いでしょ。「スーパーに着いたよ~!」って笑顔の運転手さん、この心のお詫びをどうゆう形で表したらいいのかと。イル、イー、サム、サー、・・・と1万ウォン札を8枚数えて「どうぞ~!」と渡す。「カムサムニダー!」と雨の中を走り去っていく運転手さん、こちらこそ「カムサムニダ!」よ。いや~、ホントは2枚くらいチップあげてもいいと思ったんだけど・・・

 さて、タクシーから降りて少し落ち着いたら、雨がもの凄くなっている事に気が付いた。ランチと同じく、スーパーのフードコートで食べながら待っていれば止むかと思ったけどまだ5時前で早すぎるし、とりあえずいっぺんホテルに戻って出直そう。しかしこの大雨、ちょっとすれば小降りになりそうな気配なんて全くなし、よ~く考えてみたら九州・中国地方に洪水の被害をもたらしてる梅雨前線のシッポに済州島が引っかかっているのか。と、バケツをひっくり返したような雨がシャワーの強くらいになったから、「今だよ、行くぞ!」とちぴらとホテルに向かって走る。スーパーからホテルまでの距離約200m、行けると思った。しかし、あまりの雨の凄さにメガネが曇って前が全く見えず、2ブロックほど進んだ黒豚焼き肉屋の前(スーパーとホテルの中間地点)で「もぅムリだ・・・」と。こりゃ、運ちゃんを疑った報いだよ。振り返ると半泣きになってるちぴらさん、ビショビショだけど済州島名物の黒豚焼き肉でも食っちゃう?。炭火で服も乾くよ・・・


【今回の韓国の旅で一番うまかった済州島の黒豚。写真のバラ肉3枚、骨付き味付け肉3枚、朝鮮人参入り釜飯で30,000ウォン(2,500円)程度。ズブ濡れで雨宿りに入らなかったら味わえなかったなぁ・・・】



【ぴらにあたちが食べていると(他に客なし)、日本人のカップルがやっぱり雨宿りで入ってきた。「地元の人しかいないけど大丈夫?」ってお姉さん、あの、ウチらも5時間前に来たばっかりで・・・】


【スーパーで買った韓国海苔をおやつに宿題中(自由研究)のヤツ、今日のお買い物をレート計算で日本円に換算してる。この部屋は角部屋で他の部屋と比べてけっこう広くて、パ○スホテルでは高い方らしい・・・】


【ベッドはダブルとシングルが一つずつ、「落ちるから広い方で寝たい!」って贅沢なヤツ。そんな事より、ビショビショのズボン(替えはソウルに置いてきた)が明日の朝までに乾くんだろうか・・・】


【今考えるといくら大雨とはいえ、どうしてこの距離が歩けなかったのかと不思議なくらい近い。きっと黒豚の神様が呼んでくれたんだな。ホテルの窓より・・・】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする