ドリフのDVD(3枚組)が届いたから、楽しみにしていたちぴらと見る。1枚目の中盤、出張の会社員(いかりや)が山間の旅館に泊まる話。部屋でくつろいでいると、番頭(仲本工事)が相部屋を頼みに来る。かなり強引な番頭の説得に渋々相部屋を承諾すると、ドヤドヤと紅葉見物の女子大生グループが入ってくる。さっきまでブツブツ言ってたのにまんざらでもないいかりや、ニヤニヤしている所へまたも番頭さんが相部屋のお願い、今度はいかりやの返事も聞かないうちにサラリーマンの団体がなだれ込んでくる。手には一升瓶、座るなり始まる宴会。次は老人会の慰安旅行、その次は家族連れ、どんどん増えていく宿泊客・・・
もう、足の踏み場もない部屋の中で小さくなっているいかりや、まるで夏の大型船の2等和室みたいだ。ふと横を見るとまたも腹を抱えて笑っているちぴら、「あれじゃぁ、おおがたせんだよねぇ!」って。島人の考えるコトは同じか・・・