ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

島のちょっと・・・(ぴらにあよ、お前もかの巻!)

2006-02-23 20:42:50 | 伊豆大島の暮らし

 島の人に道を尋ねたとき、「すぐ近くだよ」とか「ちょっと行けばわかるよ」と教えてくれた時は疑った方がいい。答えた方(島民)だって、別にウソをついている訳じゃないけれど、たいていの場合は聞いた方が思うような『ちょっとの距離』じゃないからだ。『ちょっと』といえば数百メートルの距離と思いきや、何キロも先の隣村だったりして。尋ねた方(旅行者)が車ならまだしも、歩きだったら愕然とする距離。島の人はほぼ全員が車での移動だから、数キロだって数分の移動。どこまで行こうが島の中なら『ちょっとの距離』・・・

 それはさておき、坂の下のスーパーへちぴらと行くと、見かけないおじさんが買い物をしていた。ティッシュペーパーやお酒のつまみなんかを買い込んでいる様子を見ると、この辺の会社に一時働きに来た人らしい。帰り際、「この辺でタバコ売ってないですかね?」とお店の人に聞くおじさん。「え~と、○○商店の前に販売機がありますけど・・・」と店員さん、そういやあんまりこの集落でタバコ売ってないな。あと○○商店の他でタバコを売ってると思いあたるのは、この集落唯一のホテルくらいかな、でも種類少ないし・・・。ぴらにあもレジを済ませて○○商店の前を通りかかると、さっきのおじさんが自販機の前で途方に暮れていた。そうか、あんまりタバコの種類が多くないから、お好みの銘柄が入ってないんだな。交差点を曲がりながら車の窓から首を出して、「あの、この先少し行くと左側に酒屋がありますから、そのちょっと手前に自販機ありますよ!」と声を掛ける。「なんじゃこいつ?」という雰囲気のおじさんだけど、「ありがとう!」と笑顔で手を振ってくれた。いや~、困っているときはお互い様ですよ。(自画自賛)

 家に帰って、自販機研究家?の3ちゃい児に突っ込まれた。「あのね、◇◇(ぴらにあがおじさんに教えた酒屋の名前)のところにはね、じゅーすのはんばいきしかないよ。たばこのはね、◇◇のとこじゃないよ!」・・・。確かにそうだ、タバコの自販機は酒屋の100mくらい手前、『ちょっと手前』というには手前過ぎる。それに酒屋だって『この先少し・・・』って何キロ先だ?、たぶん3~4キロはあるぞ。おじさん、ぴらにあの説明でタバコ買えたのかな。自販機見つからなかったらゴメンよ~・・・(だから、島民の説明を信じてはいけません)
コメント (2)
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