連休には数日早いけど、東京に行けることになった。沖縄に旅立つのは明日の午後だから、明朝のあおブンでも日程的には間に合うけれど、季節風の強いこの時期だから、一日余裕を持ちたいと思った。ちょっと後ろめたい気持ちもあったけど、「休んでもいいかな~?」と相談したら、快くOKを出してくれた優しい班長に深く感謝しよう。数日前にその事をばばにメールしたら、「羽田空港まで迎えに行くね!」と電話が掛かってきた。別に来なくても大丈夫だけど、ちぴらが喜ぶと思ってお願いした。そして今朝、大島空港でいるかブンの出発を待っていると、ぴらにあの携帯にばば(らしき人物)から電話が掛かってきた。「ワタシだけど、迎えに行けなくなっちゃったのよ、助けて~!」と半泣きで言ってる。でもその電話番号は、実家のでもばばの携帯のでもない。これってもしかして、『振り込めサギ』の一種か?・・・
ばば(らしき人物)はかなり混乱した様子で、何やらゴチャゴチャ言っている、しばらく話を聞いてやっと理解した。電話の相手は間違いなくばばで、簡単に言うとじじに家を閉め出されたらしい。朝方家の近くへ用事をしに行ったばば、もちろん家のカギも携帯も持たず。出かけている間に、一刻も早くちぴらと会いたいじじが、家のカギを掛けて羽田空港へ向かってしまった。家にも入れず困ったあげく、近所の人に泣きついて電話を使わせてもらったらしい。「なんでじじに電話しないのよ?」と聞くと、「だって、携帯のメモリーに入ってるから、覚えてないよ・・・」と。そりゃそうだ!と納得したけど、カギくらい持って出てよ、ばばさん・・・
羽田空港に行くと、ばばを置き去りにしてきた事なんか、全く関係ないじじが待っていた。ちぴらもばばが来てないことなんか、まるで気が付いていない様子だ。ターミナル2の到着ロビーで抱き合い、相変わらずのラブラブの二人でした。