君の作った輪

百箇日とは卒哭忌（そっこくき）とも呼ばれるそうです。
慟哭するほどの悲しみから、少しだけ卒業するのに百日かかる。。。ということなのですね。
もちろんそんなことで悲しみが癒えるわけではありませんが、「少しだけ涙を拭く日が訪れる」ということなのかもしれません。

６月に他界した友人の百箇日が過ぎたらお線香をあげに行こう！と心に決めたＸデーが過ぎた秋の日、元は愛犬で知り合った縁でもあるので我が家のコアラ。。。愛犬宙子を連れて、あびちゃんのおうちに行きました。

関西にいらっしゃるお兄様も来て下さって、楽しいひと時（。。。と呼ぶには長すぎる宴？ｗ）になりました。


あびちゃんが向こうの世界に行ってから４ヶ月。
本当にあっという間のこの４ヶ月に、私はあびちゃんの大学の先輩とお知り合いになり、お母様やお兄様と交流を持ち、今日は会社の同期生のお友達ともお友達になり、おうちにまで遊びに行き、宙子をお兄ちゃんに抱っこしてもらうという、本当に数カ月前までは考えられない展開になりました。


人がこの世に生きているのはわずか（長くても）１００年前後のこと。
今から１００年後には、ほとんどの人があびちゃんのいる世界に行くでしょう。
そしてその世界に行く時、私たちは何一つ持っていけません。
この身体すら置いていかなければならないのですもの。

だから、人が生きてこの世に残すものは『その人の記憶』だけなのですよね。
そう考えるとあびちゃんは、なんと多くの偉業をこの４ヶ月でやったのでしょう？！


これから私はあなたのご家族とずっとお付き合いして行くでしょう。
もう一つ出来ちゃった親戚の様に。＾＾



「ふ。。。しょうがないな。。。いいですよ」と

小さく笑うあなたの顔が

目に浮かびます。







See you !


　　　　　　

　　　　ぴっくんのお箏教室♪