このブログについて
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。
またまたテレビのお話。(だって、今唯一の楽しみなもので)
最近、「時代劇チャンネル」、楽しめるものがないなぁ・・・と若干思ってました。
が、数年前に放送終了した
と
が復活
7月からも、番組改編で久々のものが登場するので、楽しみにしてます。
特に、「越前」さまは、シリアスあり、コメディあり・・・基本真面目で大人っぽくて、何度見ても楽しいので、また
「時代劇熱」
が復活しちゃいました
朝は第6部、夜は第9部が放送中
なにしろ、どちらも、人気同心「風間駿介」が登場しているシリーズですから。
(スピンオフまで作られた、人気キャラ)
出勤前に6部(の途中まで)、帰宅後くつろぎながら9部を見るという、う~ん、なんと贅沢な日々
とはいえ、ちょっと残念というか、残酷というか。
6部は風間さん・・・ではなく、演じていた和田さんがお元気で、血気盛んな頃。
で、9部は和田さんがご本人が病に侵され、体調が悪いのが明らか。途中休みながら、最後まで出演されましたが、そのお姿の差があまりに気の毒で。
ここで、「もしも」の話。
その後、シリーズが続くわけですが、もしも和田さんがお元気で、降板することなく最後までご出演されてたら、どうなっていたかなぁ~なんて妄想が。
体調不良ながらご出演されてた第9部も、もっと活躍されてたでしょう。
真面目で熱血漢の風間さんと、チャラくてあまりやる気のない、森田健作さん演じる蕪木兵助のやり取りが楽しくなっていたので、ここでの体調不良がものすごく残念で。
しかも次のシリーズでは、「父親」と慕っていた同心村上源次郎、演じられていた大坂志郎さんも亡くなってしまい、新たなベテラン同心として、佐野浅夫さん演じる佐橋孫兵衛が登場。佐橋さんとはどんな掛け合いがされただろうって。(もしかしたら、ベテラン同心自体登場しなかったかも)
長寿シリーズならではの、若手からベテランへと成長していく過程、他の登場人物との絡み方も見たかったなと。実際、同心役としては一番長く出演され、失敗続きの若手から、ベテランの次に頼りになる存在になってましたからねぇ。
以前も書きましたが、シリーズの途中から、全体の設定そのものもおかしくなり、登場人物の出入りが激しく、最後の方は若手に魅力のある人がほとんどいなくなってしまって、はぎお的にはかなり残念な感じになりました。
一番心残りだったのは、これがきっと一番の当たり役になった、演じられていた和田さんだと今でも思いますが・・・
風間さんがお奉行様をずっと支えてくれてたら。
毎日、昔のシリーズを見ながら、思いが募って仕方ありません。
CSを何気なく見ていたら、こんな番組が。
「名探偵雅楽登場」
かなりの「サスペンス好き」と自負している(おおげさです)はぎおですが、ちょっとこのタイトルは知らなかった。
調べてみると、歌舞伎界の大御所である雅楽が、名探偵ぶりを発揮するというサスペンス。
しかも、ドラマで演じているのが、十七代中村勘三郎さん。
・・・といっても、正直、あまり舞台でもドラマでも拝見した記憶がなく
80年ごろは、歌舞伎役者さんたちがかなりドラマや映画に進出していたのでしょうか。
原作者は戸板康二さん。
少しですが演劇を見るはぎおでも、存じ上げているお名前。
演劇評論家の印象がとても強い方ですが、こういう推理小説の著書もあったことに驚き。
舞台裏や、しきたり、演目の内容、踊りの振り・しぐさなどなど、「歌舞伎」の解説も堪能しつつ、サスペンスも楽しめる、なかなか面白い作りでした。
そうそう、以前の歌舞伎座の外観、場内、舞台裏をふんだんに使っていて、旧劇場しかしらないはぎおにとっては、懐かしい限りで。
楽屋裏、舞台裏で起こるドラマって、普通のサスペンスより倍楽しめるので、好きですねぇ。
(「古畑任三郎」でも、歌舞伎の舞台裏での回がとても印象的でした)
一作目は 「車引殺人事件つづいて鷺娘殺人事件」
ちょっとだけですが、車引・鷺娘の一シーンも楽しめます。
雅楽さんが歌舞伎界の「ホームズ」で、新聞記者の竹野が「ワトソン」役(近藤正臣さん)。
そして、雅楽さんの知恵を借りる刑事に山城新伍さん。
この配役だけで、もうワクワク。(特に、「役者」山城新伍が大好きだったもので)
事件に関わる役者役は歌舞伎以外の俳優さんですが、脇役に波乃久里子さん(親子共演ですね)、そして、恐らく(詳しい方ならものすごく喜びそうな)中村屋のお弟子さんたちも大勢登場されます。
(もしかして、当時の本物のスタッフさんもご出演されてたかも?)
勘三郎さん、単発ドラマでは拝見したことありましたが、あまり「テレビ慣れ」していないところが逆に、貫禄と重みがあって、さすがです。しかも、冷静でありながら、懐の深い人間味のある人柄は、まさに勘三郎さんそのものに見えまして、本当に「歌舞伎界のホームズ」になれそうな雰囲気たっぷり。
二作目は 「お染宙吊り殺人事件つづいて奈落殺人事件」
こちらにはご子息、当時勘九郎さんが登場
ドラマでの親子共演、初めて見ました。
勘九郎さん、まだ初々しくて可愛かった
そして、先代の雀右衛門さんもご出演。
この回は、役者さんが本物の歌舞伎役者が多かったので、こうなってくると、ドラマの内容以上に、舞台場面とか、楽屋裏とか、もうそっちの方に興味津々で。
いやいや、内容もハラハラドキドキで楽しめましたよ。
雅楽(勘三郎さん)がビリヤードに興じるシーンもありまして。あの格好は、付け焼刃ではなかったです。趣味でされてたのかな。
三作目は 「幽霊劇場殺人事件」
これは、歌舞伎座ではなく、地方公演中に起きた事件に挑む雅楽さん。
歌舞伎も堪能できるし、この回は、歌舞伎の血筋を引く林与一さんと、名優有島一郎さんとの共演が見ごたえありまして。
愛知?の古い劇場を使い、歌舞伎座とはまた一味違う舞台裏で、そこに様々なトリックが仕掛けられているという、ほぼ全編ロケの大作でした。
この当時すでに、サスペンス=地域の名所案内という構図ができていたのでしょうか。
そして、この回は、今まであまりなかった、勘三郎さんの舞踊・お芝居が結構な時間楽しめます!
原作を調べると、結構な作品数があったようです。この3作、どれも哀しい結末ですが、本当に歌舞伎ファンにはたまらない作品かも。続きも十七代で見てみたかったな・・・
(まぁ、あまりドラマ化しすぎると「歌舞伎界」のイメージが悪くなるかしら)
もし・・・はもうないけれど、十八代目がご存命で70歳くらいになった頃、この雅楽さんを演じてもらいたかったなぁ。
まだまだ序盤ですが。
「幕末もの」は当たらない・・・という定説どおり?あまり視聴率は良くないようですけど
でも。。。爽やかで、新しい「西郷さん」でいいんじゃないのかな。
とはいえ、はぎおの中では、何度も書いてますけど「翔ぶが如く」を超える薩摩のドラマはまだないので(古すぎる?)ちょっと期待を持ってます。
(正直、薩摩藩、西郷・大久保の歴史は、年末時代劇の「田原坂」と「翔ぶが如く」で学び、驚きと衝撃を受けたものです。ちょっと昨今、この歴史観が疑問視されているので、淋しいのですが・・・「立場違えば価値観も違う」というところでしょうか。)
第1話。
エンディングで仲間たちと一緒に、城山から桜島を眺めるシーンがありましたが、もうあれだけで泣けるはぎおは変でしょうか?彼らの結末を知っているだけに、きっと、このドラマのエンディングもあそこからの光景なんだろうな・・・と想像しただけで
西郷さんが主役ですが、「翔ぶ~」以降、はぎおは大久保さんの心中ばかり考えてしまう「大久保派」。
心の友と対立し、多くの薩摩の仲間たちからも疎まれても、新政権を作り上げるためには私利私欲を捨て、自分を曲げなかった彼ですが、やはり「西郷さんを殺した男」ということで、世間の評価はきっと「悪役」なんでしょうね・・・
さて、このドラマではどのように描かれるのか気になります。
これまた、鹿賀「大久保」のイメージが強すぎて、瑛太さんが鈴木「西郷さん」とどのように対立していくのか、ちょっと楽しみです。
まだ配役は決まってないようですが、勝先生とか、桂さんとか、新撰組とか、誰が演じるのか、それも楽しみですね
年末見た「幕末時代劇スペシャル」の余韻も冷めやらない今、「西郷どん」を自分がどう楽しめるのか、それも興味津々です。
・・・いや、今年こそ、1年間見続けられるか、そっちの方が心配
新しい大河「西郷どん」も始まりましたが・・・
2007年放送 「風林火山」
のお話を
先日、総集編を見ました。
放送当時、何となく見ていた感じで、あまり記憶に残ってなかったのですが・・・・
まぁ、 『熱い大人の男たちのドラマ』 だなぁと。
そして、大人のドラマだと。
大河ドラマはいつも配役に工夫を凝らしてますが、これは特に、主人公役の内野さんをはじめ、新劇、映画界、歌舞伎界、大衆演劇…いろんなジャンルの方が集まり、そして、個々の皆さんの押しが強い
戦国時代は「群雄割拠」で「下剋上」の、命がけの世界。
まさに、お芝居の現場でもそれが伝わってくるような。
まさに「熱演」の内野聖陽に、名優:仲代達矢、熱血:千葉真一、曲者:緒形拳というベテランを配し、命をささげる主人に、当時テレビ界では無名だった市川猿之助という「新星」を持ってきて、さらに隠し玉として、音楽界でも唯一無二の存在:Gacktを謙信に持ってくるという配役。
悪くいえば、全体的にちょっとオーバーかな
同じように、全体的に熱のこもった作品では、 「独眼竜政宗」 というものもありましたが、あれは政宗の人生そのものがジェットコースターみたいだったし、脚本がジェームス三木さんということもあって、かなり「ドラマティック」な作品でした。
こちらは、なんだかまるで「蜷川さんのシェークスピア作品」を見てるような、力強さ、神々しさを感じる作品でした。
ずっと見ていたら、それこそテレビ界では当時無名の吉田鋼太郎さんも登場
出てきただけで、「劇場か?」と勘違いするほど、場をさらっていく迫力。
それにしても、Gacktさまの神々しさといったら。
お芝居自体は、ほかのベテランと比べると上手いとはいいがたいですけど、あの一線を画した「唯一無二」の存在感は誰にも真似できないでしょう。
考えてみれば、大ホールでパフォーマンスするアーティストも、ある意味「演劇人」なのかもしれません。
内野さんの「土臭さ」と、猿之助さんの「品のいい力強さ」とは正反対で、いい相乗効果だったかと。
あれを1年間見続けてたら、はまったのか それとも「熱気」にやられて途中挫折してたか
でも、「総集編」だけでも相当面白かったです。
いま、ずっと歴代大河の「総集編」を見ていますが、編集が上手いのか、短くても十分楽しめますね。
やはり、出演者・スタッフの意気込みが他のドラマとは違うというか。
大河はついつい、キャストと演出に目がいってしまいますよね。
名作なのに、なかなか再放送されない番組が多々あります。
CSでさえも。
ふと、いつもは見ていないチャンネルの番組表を見ていると
をやってるじゃないですか
山崎豊子原作、市川森一脚本
1984年放送の現代史作品。
時代劇が主だった大河で、異色すぎてあまり評判にはならなかった気がします。ただ、はぎおにとってはとても衝撃を受けた作品でした。
当時は存じ上げなかったのですが、「山崎豊子」という女性作家が、これだけの骨太作品を作っていたことに、後々驚いたものです。
お恥ずかしい・・・・ほとんど読書しない子だったので、結局「大地の子」まで、この作家のお名前を知ることはなかったんです
ストーリーはこちら↓
太平洋戦争前後の激動の時代を生き抜いた日系アメリカ人・天羽(あもう)家の人々の愛と苦悩を描き、国際間の相互理解の重要性と、困難に立ち向かい平和を希求する人々の勇気を訴える。また、二・二六事件、太平洋戦争、日系人の強制収容、原爆投下、東京裁判へと続く昭和史をリアルに描く。(LaLaTVより)
日曜8時のゴールデンタイムに、戦時下の日系人の困難・苦悩、そして戦争・東京裁判を、ここまでクローズアップした作品を放送していたこと。今考えると、ものすごい「挑戦」だと思います。今から30数年前、当時はまだ戦争体験者がまだ多く存命だった時代に。ただ、逆に言えばNHKでないと無理でしょうね、きっと。
日系人が強制収容されたというのは教科書でサラッと学んだ気がしましたが、ドラマを見て、いかに過酷で理不尽な差別を受けてきたか、初めて「体感」した気がしました。やはり、現代史から学んだ方がいいんではないかと。
84年当時と今では、評価もだいぶ違っていると思いますが、「東京裁判」の様子を、映画ではなくテレビで見た最初の作品だと記憶しています。教科書で歴史を学んでいた中学生にとって、とてもリアルで緊迫感のあるものでした。
いくらフィクションとはいえ、現代史は、教科書よりよっぽど、このドラマで十分学ぶことが出来ると思います。
主人公家族、友人・知人・・・太平洋戦争が始まってから、戦後まで、次々と降りかかる困難・不幸・・
戦中・戦後と大きく変化していく両国の関係、人々の感情の動きに目が離せませんでした。
やはり、一番の強烈な場面は、日米に分かれてしまった兄弟が、戦場で直接対決することになった回。
それをきっかけに、戦後を迎えてもお互い相容れない(特に弟が)仲になってしまったこと。
日系二世の兄弟が、松本幸四郎さんと西田敏行さん・・・・ちょっと似てないという違和感は、最後まで拭えなかったんですが
アメリカを選んだ兄と、日本の「武士道」を選んだ弟。誰が悪いわけでもないのに、二人が二つの『母国』のために争うことになる。本当に対照的なお二人で、結果としていい配役だったのかな。
他にも・・・
主人公と婚約者が戦争勃発の瞬間から、互いの運命が変わってしまったこと。
アメリカに残した妻が、アル中に陥ってしまうこと。
アメリカで生まれ育った友人が、母国の落とした原爆の影響で病死してしまうこと。
それ以外にも、戦争によって障害が残ったり、戦後になっても「敵国の人間」として恨まれたり。
あの戦争で、幸せになった人がいるんでしょうか。
そして、主人公は・・・東京裁判の通訳として「戦後処理」に関わったことで、裁判そのものに疑問を感じ、同時に、自分のこれまでの生き方・行動に葛藤を覚え・・・
そして、最終回。太平洋戦争に対する自らへの「判決」。あれも鳥肌が立って忘れられませんでした。
真面目で正義感の強すぎる彼にとっては、納得の結末かもしれませんが、残された人々のことを考えると・・・誰に対して怒りをぶつけていいのかわからず、言葉も出ませんでした。
ただ、今にして思うのは、この結末が、山崎さんご自身の、戦争そのもの、そして「戦争裁判」に対する痛烈な批判だったのではないかと。
総集編を見ていると、色々発見がありました。出演者です。
大原麗子、多岐川裕美、島田陽子、柏原芳恵、堤大二郎、沢田研二、津島恵子、児玉清、鶴田浩二、池辺良、三船敏郎(敬称略) 他
当時のアイドルから、かつての映画の大スター、そして人気女優たちの競演・・・それだけでも見ごたえがあります。
松本幸四郎さん。『黄金の日々』もなんとなく記憶にあるんですが、はぎおにとっては、この作品で強烈に認識した方でした。すっごくカッコよかったです。(もちろん今も素敵ですけど) 歌舞伎界の方だということはなんとなく知ってましたが、当時は歌舞伎など見た事もなかったので、お芝居の上手い二枚目俳優だなぁ~という感じで 総集編全編通して、ほぼ泣いてらっしゃいました。本当に、彼(だけではないですが)にとっては、戦争がもたらしたもの総てが、辛く悲しいことばかりだったと。真っすぐさがとてもはまっていました。
西田さんは、特に、戦後、素直になれなくて兄に辛く当たる・・・という役どころからが真骨頂だった気がします。あれがあったからこそ、このドラマの意義があったかと。
それから、当時「二枚目」の代名詞のようなジュリーこと沢田研二さんが、したたかでクールな日系二世を演じていたんですが、これがまたカッコよくてね。。その裏には、役の彼自身の哀しい生い立ちが影響しているのですが、主人公も何度も裏切られたりねたまれたり・・・
ちなみに、後に大河最高視聴率を取ることになる、渡辺謙さんがちょい役?で出てました。
映画界の大スター、三船さんと鶴田さん。他にもベテランが大勢ご出演されてましたが、やはり、戦争体験者の方々のこの作品に対する意気込みと言いますか、お芝居を超えたリアリティを感じます。
最近の、映画からでも感じることのできない「重厚感」「気迫」がヒシヒシと伝わります。
リアリティといえば、実際にアメリカや東南アジアでロケをされていたようで、今では連続ドラマでなかなか見られるものではありません。
そう言う意味では(語弊があるかもしれませんが)、豪華で贅沢な大河ドラマだったかもしれません。
原作を読んでいないので、どこまで市川さんが脚色されているかはわかりませんが、原作のタイトル
「二つの祖国」
というのは、インパクトがあります。
他県にも住んだことのないはぎおにとって、二つの国が「故郷」という状況は理解しがたいのですが その愛すべき二つの国同士が戦争をはじめてしまう・・・どんな気持ちだったか、自分たちがどう選択すれば生き残れるのか、当時の緊迫した状況を、手に汗握りながら、戦争がいかに愚かか考えさせられる、見ごたえのある作品だったと。
断片的にしか記憶になかった「山河燃ゆ」をもう一度見る機会があるなんて
中学生だった当時でも衝撃的でしたが、様々な情報や知識を得た今、もう一度見直してみると、何もかもが重くのしかかって、総集編でさえ、泣けて仕方なかったです。
全話すべて見たくなりました。どこかの局で放送していただけないかしら・・・
そういえば、「大地の子」も戦争に巻き込まれて過酷な人生を歩んだ人物を描いていました。
あの「力強い」「骨太」な作品は、女性の方が得意とするのでしょうか。
山崎さんの訃報を聞いた時、思い出した作品は「白い巨塔」と「山河燃ゆ」でした。
読むにはかなり苦労するほど一作の冊数が多いので、またまた恥ずかしながら原作は一度も手を付けていませんが 今回の様に、機会があれば「映像」で、山崎さんの魂のこもった作品をじっくり見たいと思います。
最近話題の
「応仁の乱」
歴史好きのはぎおの中でもあまりよくわからない(興味のない)時代で、あまり詳しくないのですがなぜ「ビジネス書」として売れているのか、関心があって、本を手に取ったものの・・・やはりビジネス書ということもあり、なかなか難しくて読み進めていません
そんな時、大河ドラマで唯一、この戦を取り上げた
の総集編の放送があると知り、早速見ることにしました。
当時、ちょいちょい見た記憶はあるんです。
出演者が豪華で、よく覚えているんです。
でも・・・な~んだか
ファンタジーっぽくて、幻想的過ぎて、ついていけなくてね。
見直してみると・・・やっぱりそうでした 日野富子の父親が酒呑童子だって言われても・・・・
史実の方になかなか目がいかなくて。
ざっくりとわかるものの、細かい戦の要因はよくわからず仕舞い。
ま、戦いの始まりって、いろんな要素が相まって、なんとなく始まる・・・ということも。
「総集編」ということで、だいぶ端折っている、ということもありますが。
要は、室町幕府の次の将軍に、誰がなるか。
それが発端ですよね。あとは、その後ろ盾の武士同士の争い。
で、結局、11年も続き、幕府自体が弱体化していく要因となる、最終的には、だれが得をしたのか、よくわからない長い戦いとなったわけで。
そのあたりは、置いといて、最初にも書きましたが、出演者の豪華なこと。(以下敬称略)
三田佳子(その子役が松たか子)
市川團十郎(その子役が今の海老蔵)
京マチ子
草刈正雄
佐野史郎
松岡昌宏
藤岡弘
夏八木勲
役所広司
勝野洋
奥田瑛二
中村歌昇
野村萬斎
松本幸四郎
萬屋錦之介
まだまだいらっしゃいますが、とりあえずは。こう見ると、主役級の方が結構出てますよね。
一休禅師の奥田さんも印象的に残ってます。
デビュー間もない松さんや海老蔵さんの美しかったこと。
その中でも、一番衝撃的だったのが、野村萬斎さんですよ
この当時はまだ、本名の武司さん名義だったかと。
ただ、歌舞伎界にも疎かったこの当時、渋い低音ボイスの、涼しげな切れ長の目をした青年、いや、当時から年齢不詳なほど落ち着き払った人物は誰????
頭にはてなマークが飛び交ってました
しかも、役柄は細川勝元。
管領として、東軍総大将として、西軍総大将の山名宗全と張り合う役柄。その山名氏を演じるのは大スターの萬屋錦之助。
なのに、不敵な笑みを浮かべ、一歩も引けを取ることがなく演じ切られた姿が、強烈に残っています。
この方を発見できただけで、もう大収穫でした
その後、朝ドラの「あぐり」で大ブレイクされるのは、皆さんもご承知の通りで。
昨年、「真田丸」で、こちらも大ブレイクされた草刈さん。
この方結構大河にご出演されてて、しかも、切れ者の部下とか、裏で手を引く役とか、そういうものが多かったと思うのですが、「花の乱」では、完全に後者の、いわゆる悪役でした。こういう役をされる草刈さん、結構好きですね
あと、ベテラン・注目株ではあったものの、まだブレイク前の
北村総一朗
生瀬勝久
高橋克実
などなど多数ご出演。やはりNHKならではの目の付け所です。
「平清盛」同様、視聴率は散々だったみたいですが、ファンタジー好きで、歌舞伎界・古典芸能好きな方には、たまらないドラマかもしれません。
見直すと、新たな発見もあったし、はぎお自身、ついつい総集編を全部見ちゃったわけで。
・・・で、結局「応仁の乱」って何だったんでしょう
今は制作されているか知らないのですが、お正月恒例の「テレビ東京新春時代劇」を楽しみにしていました
といっても、「テレ東系」キー局は広島にないので、実際の放送は確か夏だったかと記憶しています
いろいろ覚えていますが、タイトルに強烈なインパクトを持ったのが
「炎の奉行 大岡越前守」
え、炎
大岡越前といえば、ドラマ「大岡越前」や「暴れん坊将軍」でのイメージが強いせいか、「冷静」な人物だと勝手に思っていたのですが、そこへ「炎」って。
しかも演じるのが、当時はドラマでは馴染みがなかった、「歌舞伎界」の市川團十郎。これにも驚きました 團十郎さんにも「熱血漢」という印象はなかったもので。
制作は1997年。
越前の青年時代を、当時まだ「新之助」を名乗っていた、現在の海老蔵さんが演じていることも、話題だったと思います。
「炎」というのは、若いころの放蕩三昧から、様々な人物との出会い、家督相続後の真摯ぶりから、「まっすぐな生き方」を表現したのかな?
ドラマとしても「赤穂浪士討ち入り」や「江島生島事件」「雲切仁左衛門」そして「天一坊事件」など、当時の史実や実在の人物と、主要人物を交えながら、うまく物語が進んでいて、作品としてはとても面白いものになりました。
もちろん、奉行になってからの「大岡裁き」もうまく組み込んで。
さて、主要人物ですが、
大岡忠相 市川團十郎
その親友 秋月数馬 村上弘明
徳川吉宗 渡辺徹
もうこれだけで、異色なキャストで。
だいたい、團十郎さんと村上さんが幼馴染という時点で、見た目の年齢差がありすぎと突っ込みを入れたくなる感じ
團十郎さんは、もう「我が道を行く」ようなお芝居なんですが、でもそんなに気にならない。
貫禄十分。若さがないといえばそれまでですが、なんだか目が離せない、癖になる越前守さまでした。
幼馴染で、唯一架空の人物役の村上さんは、もうすでに時代劇を背負って立つ存在だっただけに、やはり魅せ方が違いますね。團十郎さんとのお芝居がかみ合ってたかと言われればちょっと疑問ですが
「生き方・考え方が違う二人が親友同士」と思えば、全く違和感なく。
吉宗も「太りすぎ」と思いましたが、その前、大河の「八代将軍吉宗」で西田敏行さんが演じてますから、そこまで違和感もなしか。
久しぶりに見たのですが、改めて渡辺徹という人は、「バラエティ」の人ではなく「役者」なんだと思いました。せりふ回しから表情一つまで、巧いです、やっぱり
この時30代だと思うのですが、今これだけ貫禄と風格が出せる役者がいるかなぁ・・・と。
ほかの出演者も、
女優陣は 黒木瞳・高樹沙耶・中村あずさ・波乃久里子・高島礼子・渡辺えり子・・・美女から個性派まで
俳優陣は 柄本明・夏八木勲・西岡徳馬・石橋蓮司・本田博太郎・西田健・萩原流行・・・個性派ぞろい
「相棒」より前に 徳川綱吉:長門裕之 と 柳沢吉保:津川雅彦 という「盟友」のような役柄で兄弟共演も面白かったし。このお二人は、本当に巧いです。いや、そういう表現を超越してます。特に、「兄弟共演」の時にますます感じますね。
歌舞伎界からは 中村隼人・市村家橘・市川左團次・片岡市蔵
そして浅野内匠頭には 中村勘九郎(十八代目 中村 勘三郎)
歌舞伎界・新劇・などなど、他にも、様々な分野からの出演者で、出身も年代も異なる人が多く、「異色のコラボで実現した異色作」という感じ。でも、こういう斬新な配役だったからこそ、記憶に残る作品になったかも。
偶然、BSでの放送を知り、おそらく10数年ぶりに見たと思うのですが、今見てもとても面白く、興味深い作品でした
もしかしたら、例の事件でもう放送されることがないかもしれないので・・・・録画しておいて良かったです
録画していて、なかなか見られなかった、
「陽炎の辻」完結編 と 「大岡越前」SP を堪能いたしました
ほんとNHKさんありがとうという感じ。
まず、「陽炎の辻」 。
2000年代以降、ほとんど時代劇制作がなくなった中で、 「八丁堀の七人」 とともに、本当に好きな作品でした。
若い剣豪である浪人が、長屋暮らしを通して成長していく、爽やかな時代劇。
というより、山本耕史さんの魅力全開でしたね。人情もののストーリーとともに、彼の殺陣が本当に素晴らしかった
終了から7年も経ってたなんて。本当に楽しみにしていました
小説の方があまりにも長編で未読。当然過程・結末を知らないので、どのように描かれるのか・・・
見終わった後、正直、盛りだくさんすぎて、1時間30分じゃ短すぎるよ~という感じでした
困難を乗り越えて、「今津屋」のおこんさんと結ばれ、子ども空也くんがいる。
長屋の人たち、長屋の大家さん、今津屋の番頭さん、内職してたうなぎ屋の面々・・・全員ではないけれど、もう懐かしすぎて(やっぱ、今津屋の渡辺いっけいさんの不在は残念だったなぁ)
ただ、その間、後を継いだ「佐々木道場」が、田沼意次によって潰されたという・・・そこまでナレーションで終了(田口トモロヲだったので、若干「プロジェクトX」みたいだった)・・・玲圓先生はどうなったの
まるで「真田丸」のようで、「早すぎてついていけないよ~
」
みなさん、それなりに年を取られましたが、テイストは変わらず。
長屋の人々やつながりを持った人たちとのホッコリした瞬間。ここに、磐音親子の話が盛り込まれ、あ~時代が経過したんだなぁ・・とほのぼの
そして、巻き込まれる困難・政争にも、決して逃げず立ち向かう強さ。一瞬たりとも目が離せない圧巻の殺陣
敵である田沼親子のストーリーもなかなか。
意次の長塚京三さん、意知の滝藤賢一さん、それぞれ「熱演」で素晴らしかった。
この敵があったからこそ、見ごたえがあったとも言えた気もします
「完結編」というのが残念でならないです。この続き、もっともっと見ていたかった。
原作では、息子の空也くんを主人公に、続いているようで。
いつかそれをドラマにしてくれませんかねぇ????
さて、 「大岡越前」 ですが・・・
こちらは、第3シリーズまで続いていて、今後も期待していいんですよね
そこへ、「元祖」大岡様ともいえる、加藤剛さんのご出演
近年、足を悪くされたようで、お顔の方もめっきりお年を召され、心配していました。(平さんの葬儀にも参列されてなかったようだし)
そして、先日の記者会見。
「ちょっと大丈夫?」
と思うほどの衰えよう・・・ご本人も「これが最後のつもりで」とおっしゃってたので・・・
でも、そこはプロの役者。
立ち振る舞い、顔だけでなく体からにじみ出る哀愁感。
さすがでした
内容的には、こちらの方がちょっと散漫な感じで、せっかく他のゲスト出演者も豪華だったのに、もったいない感じ。最終的にはやはり、お白州での「新旧越前対決」へ持っていくための「お膳立て」みたいで
レギュラーメンバーも出番がほとんどなく、ちょっと寂しい限り。
越前夫婦の両父、津川さんと寺田農さんが、このドラマだけは軽妙な役どころで、いつもホッコリさせていただいておりますが、それは今回も健在で
このシリーズ、殺陣もほとんどないんですよね。
もちろん、昔からストーリー重視のところがありましたが、もう少しやっていただかないとねぇ。(全シリーズは結構ありましたよ。)
「陽炎の辻」では、あんなに戦うシーンがあるのに
レギュラーの中で今回一番活躍したのが、加藤頼さん。
剛さんの息子さんですが、この二人が同じ画面にいるのは、不思議な感じでね。ますます似てきたし。セリフを交わすシーンも多く、感慨深かったなぁ。
ゲスト出演者の中で印象に残ったのが、いつも嫌みな役・軽い役の多い、ヤッシーこと八嶋智人さん。信じていた藩に裏切られる気の毒な藩士という難役を演じていて、最初誰だか分らなかった。でもそこは、やはり「巧者」ですよね意外に時代劇、似合うんだなぁ~って。
そして、お白州のシーン。
もうね、見てる方がドキドキしました
セリフのやり取りが、清廉潔白な若い切れ者と老練の貫禄がお互い引かない時間が延々と続くんです。
そしてね、剛さんのふとしたお顔。特に意味ありげな微笑みが何とも言えなくて。
比較してはいけないと思うけど、ヒガシはもう少し表情があってもいいと思うんですよね。
別に、冷静沈着なお奉行様が感情を露わにしてはいけないわけじゃないし・・・
(初期の剛さんは結構ギラギラしてましたしね)
結末については・・・「大岡裁き」らしくなくて、ちょっと納得がいかなかったんですけど。そう思うのは、はぎおだけかしら?
ただ、この作品の脚本は、長年「大岡越前」の他、多くの時代劇を手掛けてこられた大西信行先生の遺作なんだとか。大西先生には、今まで本当に楽しませていただいた気がします。
もちろん、後継者もいると思いますが、時代劇制作そのものがほぼなくなった今、スタッフも含め、そういう意味でも、時代劇の一時代が完全に終わってしまったのかなぁと
この「越前シリーズ」はぜひ続けていただきたいです。
というか、なぜBSなんでしょう。
NHK総合で全話放送してほしいんですけどねぇ・・・
討ち入りの日ですねぇ。
わかっていても、毎年テレビで放送されるとついつい見てしまう「忠臣蔵」
今年は、映画全盛期の大映版と東宝版「忠臣蔵」と東映版「赤穂浪士」を見ることができました。
どちらも今から半世紀以上前の作品。
まぁ、出演者が豪華すぎて、目をどこにやってよいかわからない状態
ほとんどの方が亡くなってますが今では超ベテランの方の初々しい姿も見られます
そして、「東映オールスター時代劇」でも書きましたが、衣装からセットから出演者の人数まで、まぁ豪華絢爛
哀しい話ではありますが、娯楽大作としてあの当時の方は毎年楽しみにされていたのがよくわかります。
そして時は流れ・・・21世紀。
今現在では、いわゆる「定説」はすっかり変わりつつあります。
先日、古館トーキングヒストリーとして
という番組が作られる昨今。
今回は、まさに、討ち入るまでの「ドキュメント」を、あの古館節で実況という、ちょっと歴史ミステリーのような番組でした。
装束や討入など、確か高倉健さんの「四十七人の刺客」や、最近の歴史番組などで、いわゆる「定番作品」とは違うという事をある程度知っていたつもりでしたが、討ち入りまでの距離や吉良の最期、そして討ち入り後の様子など、初めて知ることも多かったです。
とにかくアプローチが斬新で、しかも、古館さんのおしゃべりと、歴史学者磯田先生の興奮気味なコメントもあり、「目からウロコ」なことばかりで終始楽しく見ました。
やはり大石内蔵助という人は、策士、戦略家として、歴史上抜きんでた人だったと改めて思います。
そして、目的を達成するためには手段を択ばないという、冷静沈着、ある意味冷徹な一面もあったのだと。
討ち入った時が44歳。
こんなに若い管理職なのに。やはり歴史上名を遺した人物は違いますね。
討ち入りには様々な事情があり、単に「忠臣」としてだけなく、仕方なく参加した人もいると。
そして、殺された吉良側にも家族があり・・・・
本当に赤穂義士が「善」で吉良側が「悪」だったのか
と疑問を投げかける終わり方でした。
歴史は「戦」の繰り返しでここまで来たといっても過言ではないと思ってますが・・・
だからこそ、戦争はもう二度としてはいけないと思います。
ただ、この番組の終わり方としてはちょっと残念
それじゃあ
「勧善懲悪」の時代劇作品は全否定なの
という印象だけが残った気がします。
「本当の史実は史実 庶民の名作はそれとして後世に遺ればいい」
というようなことでも、一言言ってほしかったなぁ~
そんなことをメディアが視聴者に植え付けたら、「忠臣蔵」はもちろんのこと、ヒーローが活躍する娯楽時代劇や、戦国時代・幕末を扱う大河ドラマまで、ついつい「殺された側にも家族が・・・」なんていう「色眼鏡」で見てしまうじゃないか~などと思ったりして
そういえば、昨年「忠臣蔵」のトピを書いたときに、無記名コメントで「ただの人殺し集団の話に何を感動してる」とご批判をいただいたっけ。
いいんだ、いいんだ。
はぎおにとっては、「定番時代劇」は愛すべき存在
そして、年末は「忠臣蔵」を見て、わかっていても泣ける名場面を楽しむのが毎年の恒例行事なのだから
東京に久しく行ってないなぁ・・・行きたくて仕方ないですが、なかなか難しい昨今。
ふと気づいたのですが、東京の地名や位置のことに、結構詳しくなったなぁ と。
それは、何かの番組で、23区出身とそれ以外の地域の出身の方が言い争っていたのを見た時。
なぜか大体の位置関係、地名が分かって大笑いしてました
もちろん、東京出身でもないし、住んだこともありません。
なぜだろう・・・
そうだ、幼少から愛してやまない「時代劇」と「刑事ドラマ」のおかげだ!
勝手にそんなことを思ってしまいました
何しろ「時代劇」は、大河ドラマを除いて、江戸が舞台のものがほとんど。
そうなると、地名は江戸ばかり。
今現在は無くなってしまった場所も多いですが、いまだに残されている地名・場所も多いですよね。
だからでしょうか。行ったこともない場所も多いのに、すんなり入ってくるのは。
そして、「刑事ドラマ」も昔は東京が舞台のものがほとんど。
もちろん地名も東京ばかり。
まぁ、朝ドラを除けば、ドラマの舞台はほぼ東京なんですけどね。
でも、捜査会議とか聞き込みとかで、地名がしょっちゅう出てくるという意味では、やはり「刑事もの」でしょう。
あと、鉄道関係で駅名=地名を勉強しましたから。
それは、方向音痴なので、一人旅で東京に行くとき、相当事前準備をします
その時、鉄道路線図は必須アイテムになりますし。
生まれた時から広島で過ごしてるので、キー局以外で流れてくるテレビ番組は地元のもの、あとは関西圏のものが多いです。
でも、地元の話題を除いて、なぜか、関西圏よりも、行く機会の少ない東京になじみを感じてしまうのは、「耳から入った」幼少体験が大きかったかもしれませんね。
こんなこと書いてたら、ホントに東京に行きたくなった。
来年は行けるといいなぁ・・・
「時代劇」そのものが制作されなくなった今でも、
NHKとテレビ東京(BS-JAPAN)
は、大河をはじめ、リメイクを含む新作の連続時代劇を頑張って作ってくれてます。それに、
テレ朝では「必殺」
フジでは「鬼平」「剣客」
を、スペシャルとはいえ、年に1度製作してくれて。
ありがたいことです。
楽しいのは楽しいのですが・・・どうも
リアリティを追求しすぎ
な気がします。
シリアスすぎる内容もそうですが、映像的にもね。
フィルムではないし、ライティングとかも昔とは違うんでしょうけど。
なんか「暗い」。
はぎおが待ち望んでるのは
「娯楽作」
なんですよねぇ。
そんな時、「時代劇専門チャンネル」で
「銀幕の時代劇スター列伝」
という企画ものを通じて
「東映オールスター時代劇」
をいろいろと見る機会がありました。
その当時は「映画全盛」
まぁセットから衣装から、登場人物の人数まで、それはそれは「超豪華」で
ストーリーは「定番」なんでしょうけど、「映画」が唯一の娯楽だった当時のお客さんは、本当に心の底から楽しんだんだろうなぁと
はぎおが見ても、楽しかった
主役を盛り立てるために、脇にも主演級の方たちが、まぁワンサカ出てくるわ、出てくるわ。
千恵蔵さん、歌右衛門さん、橋蔵さん、錦之助さん、千代之介さん、若き日の里見さん・・・う~ん書ききれない
悪役も、おなじみの方々ばかりで。
こういう時って、撮影所の待機時間ってどんな雰囲気なんでしょ。
想像するだけでワクワクする~
セットにしても、規模はいまの「大河」以上
そして、出演者もきっと何百人・何千人も登場してたのでは
迫力が違いますよ。撮影所も相当大きかったんでしょうねぇ。
考えてみれば、ちょっと「歌舞伎」の香りがする気がします。
確かに、スターと言われる方たちは、梨園出身の方も多いですからね。
見せ方、「見得のきり方」を熟知してらっしゃるのかも。
そこまで求めはしませんが、これからテレビで新作を作るにしても、
「リアリティ」 「シリアス路線」
ばかりではなくて、
「痛快な娯楽作」
それも、江戸が舞台のねぇ。
時代劇の映画も作られてはいますが、エンタテインメント性のあるのはどうしても「戦国時代」か「忠臣蔵」あたりになっちゃいますからね。
架空でもなんでも、やっぱりもう時代劇ヒーローは求められてないのかなぁ・・・
つっこみたいんですよ。それが楽しいんじゃないですか
「いつ衣装着替えたの?」
「どうやって屋根裏に忍び込んだの?」
「どこからその手裏剣投げたの?」
ま、それが気にならないほど、ストーリーにどっぷりはまってるわけなんですけど。
今年、梅雀さんが、お父様の作品をリメイクした「伝七捕物帳」も、もっと弾けても良かった気が。
続編、待ってますよ~。
最近だと、やっぱり「陽炎の辻」と「八丁堀の七人」がナンバーワンだなぁ。
「陽炎の辻」来年1月、楽しみにしてます
そういう、荒唐無稽な「娯楽作」、ぜひお待ちしてます。
子どもの頃、ずいぶん楽しませていただきました
もしかしたら、「お芝居」「喜劇」の入り口を、この作品で垣間見たのかもしれません。
だって、悟空と八戒、沙悟浄のアドリブ合戦、今見ても面白すぎますもん
1978年、日曜8時。
考えてみれば、大河ドラマの裏だったんですね。
言われてみれば、その当時の大河は記憶がない
壮大なロケと、初めて見る「中国」のドラマ。(いや、日本の新しい「時代劇」という感覚だったかも)
聞いたことのないカッコいいロックなBGM。
そして、オジサンたちの息もつかない会話の掛け合い。(あれがアドリブだなんて、当時は想像もしてません)
「西遊記」
毎週楽しみにしてました
今、「時代劇専門チャンネル」で何十年ぶりかに見ることができていますが、今考えると相当「贅沢」な番組を毎週見てたんだなぁと
衣装にしてもカラフルで豪華だし、アクションあり、特撮あり(CGではないところが素敵)ロケあり・・・今ではとてもできないものですね。
監督や脚本の方たちも、当時の映画界・テレビ界で活躍し、いまだ現役の方も。(ジェームス三木さんも参加されてたんですね)
そして音楽。
よくわからないけど、なんだかエキゾチックな、不思議なバンドだなぁ~というのが当時の印象
だって、日本人と外国人がいるバンドなんて、当時はいませんでしたよね。
当たり前のように聞いていた楽曲も、今聞いてみるとこれがまたカッコよくて。
(「MONKEY MAGIC」は最高! 「ガンダーラ」も大好き。でもパート2の「Holy and Bright」もカッコいい)
ミッキーさんの劇盤もドラマにあってて、しかも古臭くなくて素晴らしいですよね。
やはりいい曲は、何十年経っても愛されるというのがよくわかります。
さて、悟空を演じたマチャアキさん。
もう、「猿」といえばこの人というくらいはまってました。
単に何でもできるカッコよさだけでなく、尊大で、お調子者で。そこをいつも師匠の三蔵法師にとがめられ、仲間割れしていくところから物語が始まった・・・という印象があります。
また、あの如意棒の使い方がカッコよかったほうきがあれば、誰もが真似したと思います
申し訳ないけど、あれ以降、どの方が演じても、マチャアキさんにはかなわなかったと。
三蔵法師の夏目雅子さん。
この方のせいではないですが、法師はずっと女性だと思い込んでました
それだけ、はまり役。そして美しかった。
当時は大人だなぁ~と思ってましたが、今見るとやっぱりお芝居もまだまだお若い。
考えてみれば、当時まだ20歳くらいですよね。
でも、この作品で、かなりステップアップした記憶が。
早逝されたことが本当に惜しまれます。
豚・・ではなくて、八戒は西田敏行さん、そして左とん平さん。
私はとん平さんの八戒も好きでしたが(今無性にとん平さんのが見たい)、やはり皆さんの印象としては西田さんですよね。あの初めて聞く、よくわからない訛りが強烈で。(出身の福島弁ですよね)
西田さんもこのころ人気が出始めたころで、スターだったマチャアキさんに負けないよう、アドリブを頑張ってたという話を聞きました。チャンスはどこでめぐってくるかわからないものですね。
この後、「池中玄太」で一気に駆け上ったわけですから。
かっぱ・・・じゃなくて、沙悟浄は岸部シローさん。
この人も、斜に構えた物言いで、癖のあるキャラでした。
しかもこちらは関西弁。
(夏目さんは、江戸っ子、福島、関西・・・この3人の丁々発止の会話を、よく笑わずに受け止めてたなぁと)
衣装も、悟空とともにものすご~く印象に残ってます。
それこそおかっぱで、グリーンの服にベスト、首からどくろのネックレスをさげている・・・そして関西弁
ホント、このイメージしかありません。
そうそう、パート2では、三蔵法師の馬が人間に変身するってのもありましたよね。
玉龍!おひょいさんが、まさにひょうひょうとしておかしくって。
子どものころ見た・・・という事もあるでしょうけど、「西遊記」の世界観は、これ以外に考えられないですねぇ。
ゲスト出演者も豪華で。
当時の映画スターや新進気鋭の役者さんたち。
いまでは大ベテランの方も「妖怪」を時にユーモラスに、時に苦々しく演じているのも楽しみの一つです。
お金はかけてて、一見「豪華絢爛」な「子供向け」番組に見えるけど、ドラマの基本はしっかりとしてる。
その中でも、ものすご~く自由なところもあって、まさに「エンタテインメント」の極みだと。
今見ても、本当に楽しいし、泣けるし。それを毎週見れてたなんて、やっぱり贅沢な時代でした。
今ならツッコミどころをネットに書き込む人がいるんでしょうけど、そういう見方しかできないって、損してるなぁって最近思うようになりました。気づいても「ドラマだから」って割り切らなきゃね。
週刊誌は基本苦手なので手に取りませんが「サンデー毎日」の広告に
という項目を目にし、ちょっと意を決して本屋さんに行きました。
以前ご紹介した、加藤さんの著書
でも同じ印象を受けましたが、やっぱり
加藤さんは根っからの「越前」
ではないかと。
時代劇評論家のペリー荻野さんのインタビューで進んでいくんですが、受け答え、話す内容が何とも誠実で、
自分のことより人のエピソード
ばかり紹介しちゃって。
ペリーさんも文末に書かれていましたが、「気配りの人」だなぁと。
もちろん、主演が決まった時の経緯も紹介してましたが、それよりも、スタッフ・共演者との思い出話が中心で。
「大岡一家」と呼ばれただけに、何度読んでも微笑ましくなります
それも、メインキャストだけでなく、先輩・後輩関わらず、30年で出会ったレギュラー陣・ゲストからいろんなことを学んだ・・・と。なんと謙虚な。
視聴者から、相談も受けたことがあるそうで。
でも、ご本人曰く、「私は越前とはタイプが違う」そうで(ホントか)、相談には乗ってあげられなかった、と。
正直に言わなくても
もちろん、30年続いた代表作ということもあるでしょうけど、それ以上に、きっと全てが貴重で、いい思い出だったんだろうなぁと、心から感じられる内容でした。
ドラマを見ているだけでホンワカするのは、きっと映像そのものからそれが伝わってくるからだろうなと。
「水戸黄門」の温かさともまた違う、ちょっと「大人な感じのホームドラマ」といいますか。
そうそう、印象に残った回の話。
「三方一両損」などの、いわゆる「大岡政談」はもちろんだが、一番印象的なのは、
庶民から人気のあった大盗賊に、処刑の際、みっともなく死んでくれ、と頼む話
だそうです。
実は、はぎおもこれが好きでして
他の時代劇でもよく描かれる話ですが、清廉な「越前」が、盗賊とはいえ男気のある人物に、結構残酷なことを言うもんだ・・・と、初めて見たときはちょっとショックを受けたものです
その意図は、ちょい悪な盗賊に憧れを抱いている青少年に悪影響を及ぼしたくない・・・ということ。
それをくみ取って、潔く最期を迎えようと思っていた盗賊も、わめき散らかして惨めに死んでいく。
奉行と盗賊の二人にしかわからない「絆」に、「大人の男」を感じ、ジーンときたものです
まさか、加藤さんもあのお話が好きだったとは
うれしくなりました。
最後まで買うかどうするか迷いましたが、結局今は手元にありません
でも、手元になくても、思いが伝わるいい記事だったことには変わりないです。
若村麻由美さん。
好きな女優さんの一人です。
知的、キュート、色っぽさ、狂気・・・いろんな顔を持ってる、そんな印象です
特に、「時代劇」での若村さんが素敵で。
中でも、主演作の一つ
大好きです
みなしごとして芸人一座に拾われ、看板芸人として活躍しつつ、隠密として様々な事件を解決していく「お染」。
上に書いたような様々な若村さんの顔が見られるし、なにしろ、ご本人の見事な「芸」が見られるんですからね。
若村さんの仕草の一つ一つがはんなりと、色っぽくて、しかも殺陣まで見せていただける。
もう「若村ワールド」全開のドラマです
そして、サスペンスタッチでありながら、しっとりとした「大人の時代劇」といった感じ。
共演も、古谷一行、内藤剛志、火野正平、平淑恵、山崎銀之丞、遠藤憲一、そしてこれがほぼテレビデビューの片岡愛之助・・・・それぞれ主演級の方々ばかりで、豪華ですよねぇ~
音楽も凝っていて、時代劇には珍しい「アコーディオン」を使用したタンゴ調。担当はcobaさん。
これがまた素敵で。
10回で終了したのが本当に残念なのですが、ドラマとしては続編・・・というのはストーリー的に難しいかな
昨年からBSフジでまた放送されてきましたが、それも今日で最終回
堪能したいと思います。
昨今、視聴率とか番組内容などで不振が続くフジテレビですが、時代劇では数々の名作を残してきたし、今も手を抜くことなく素晴らしい作品を生み出しているので、ここで「時代劇」に特化してみては?などと思ったりして
地上波での「時代劇」はNHK以外ほぼないに等しい昨今ですが・・・
BS・CSでは再放送の花盛りなんだかうれしいよねぇ~
もともと時代劇大好きなはぎお、「ストレス発散」の一つとして毎日どっぷりはまっております。
平日は、毎日BS-フジで
結構今一番これにはまってたりして
そして最近はBS-JAPANで
「大江戸捜査網」
もラインナップにプラス。今は橋爪淳さんバージョンですが、見直すと意外と面白かったりして
朝の番組なので、その日の夜か、次の日の朝に見てます。
で、夜にはBSで
「長七郎江戸日記」BS-日テレ
「鬼平犯科帳」BS-フジ
あ~忙しい
CSの夜には、先日亡くなった中村梅之助さんの
「遠山の金さん捕物帳」CS時専
「伝七捕物帳」CS-ホームドラマチャンネル
もやってます。
21時からはCS時専にて「藤沢周平特集」。今は尾上菊之助(現:菊五郎)の
「悪党狩り」
金曜の夜はNHK-BSで
ヒガシ版が新たに始まり、ウハウハ
そして週末。
土曜はCS時専で
「桃太郎侍」
「暴れん坊将軍」
「編笠十兵衛」などなど
日曜は、平日見られなかった作品を見倒す日々。
朝は、山本陽子さんの
「付き馬屋おえん事件帳」ホームドラマチャンネル
(結構渋い作品で、好きでしたねぇ)
昼には、CS(時専)で加藤剛さん版
を見直し、夜にはNHK-BSで18:00~先取って
(これは今年見ちゃいそうな気配ですよ~)
22時からは、BS-フジで若村麻由美さんの
「夜桜お染」
(これ、色気があって、粋で、とっても良かったんですよね~)
23時にはCS時専で
「真田太平記」
(「真田丸」とはもう別物として、今は単純に楽しんでします)
まだ見られていませんが、毎週日曜の夜には、
「過去の大河ドラマの総集編」
も始まっちゃいました
その他にも、もちろんテレビをつければ
「時代劇専門チャンネル」
を始めとする各局どこかで時代劇やってますので・・・・
もう、ちょんまげの世界にどっぷり。
なんだか豪華幸せな時間ですねぇ~
現代ドラマを見る暇がない
唯一見てるのは、もちろん
「太陽にほえろ!」
でございます。(もうこれも現代ではない)
何度も見てる作品が多いですが、やはり過去にこれだけの作品たちがあって、いまだに「需要」があるということは、素晴らしいんではないかと
地上波で制作されないのであれば、過去の時代劇の名作を週一ペースで放送してもらえないかしら