はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「陽炎の辻 ~居眠り磐音 江戸双紙~」

2013-03-09 06:46:06 | 記録:歴史・時代劇

テレビ局で唯一、時代劇のレギュラー放送を続けているNHK。
最近でもお気に入りはいろいろあります。(「はんなり菊太郎」とか)
橋之助さん版「御宿かわせみ」も、賛否両論あったみたいですが、「婚礼」まで制作してくれたので思い入れは一番強いなぁ

でも、最近のヒットはこれでしょう↓

陽炎の辻 ~居眠り磐音 江戸双紙~ DVD-BOX
クリエーター情報なし

ポニーキャニオン

ストーリーはこちら↓
直心影流の達人、坂崎磐音。藩内騒動がもとで自藩を離れ、江戸深川六間堀で浪々の日々を送る。ある日、磐音はふとした縁で両替商の用心棒を引き受けるが、幕府の屋台骨を揺るがす大陰謀に巻き込まれてしまう。些事にこだわらず春風のように穏やかな磐音が颯爽と悪を斬る、著者渾身の痛快時代小説! (Amazonより)

 

ちょこちょこ見ていたんですが、撮りためていたのを、ようやく最後まで見ることができました!

もうね、痛快エンターテインメント!て感じ。
お家騒動がらみのミステリー、サスペンス。
素っ晴らしい殺陣が見られるアクション。
はぎおが愛してやまない、長屋を中心とした舞台にした人情話。
主人公の恋愛ストーリー。

 

時代劇の枠を超えて、どのジャンルが好きな人でも楽しめる作品になってるので、多くの人に愛されたのかな~
改めて感じました。

 

 

実は、原作があります。
近年、多数の時代小説を手掛けている佐伯泰英さんの代表作です。
 

陽炎ノ辻 ─ 居眠り磐音江戸双紙 1 (双葉文庫)
佐伯泰英
双葉社

例によって、一度も読んだことはないんですが、レビューによれば、テレビの方が主人公が「いい人すぎる」んだとか。

 

そう、その爽やかすぎるくらいの「いい人」磐音を演じるのは、山本耕史さん。
でも、暗い過去を背負い、優しい顔でありながら剣の達人。
あれはね、おこんちゃんでなくても惹かれますよ。

脱藩して江戸に流れてきた磐音と最初に知り合う、両替商で働くおこんちゃんを中越典子さん。
この人もね~てきぱきしてる中にもかなわぬ恋に悩む町娘が愛おしくて。
男だったら惚れるなぁ・・・

相思相愛なんだけど、身分違い、磐音の過去が絡んで、なかなか結ばれないこともヤキモキして目が離せなくて。

 

周囲がまた、いい人あり、曲者ありで、ドラマを盛り上げます。
配役も楽しくて。

若いながら江戸で大きな両替商を営む今津屋に渡辺いっけいさん。(落ち着いて愛妻家のいい人なんだけど、これまでのいっけいさんのキャラクターから「いつか違う人になるのでは?と最後まで疑ってしまった) 
磐音の剣の師匠に榎木孝明さん。(本物?なので、道場での稽古が迫力があって)
悪人ではないが金銭にずるがしこい奉行所の役人に佐藤B作さん。

そして、一番名演なのは、今津屋に一生を捧げている、やり手の番頭、近藤正臣さん。
昔あんなにキザだったのに・・・と、時々笑っちゃうほど喜怒哀楽の激しい、ある意味カワイイ人です。

他にも、はぎおの「ツボ」にはまる演技派の人たちがたくさん出てて。(河西健司さんとか)

※はぎお的にツボだったのが、旧知の中ということで、榎木さんと辰巳琢郎さんが同じ画面に出てること(伝わらないかぁ)

 

でも、一番の見応えは、やはり磐音こと山本さんの素晴らしい殺陣ですね!
それを見るだけでも、爽快です。

 

今、NHK-BSでもやってる見たいですね。
よろしかったらぜひ!

 


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4 コメント

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Unknown (snowdrop)
2013-03-10 19:26:57
こんばんは。

最初のシリーズ、見てました。
たまたま見始めたのですが、はまってしまって。

>爽やかすぎるくらいの「いい人」磐音を演じるのは、山本耕史さん。
良かったですね。ほんと殺陣も決まってましたね。

おっしゃるように、登場人物がみんな魅力的でした。

今もBSでやっているのですね。
いつかテレビ欄で見た気がしたのですが、
それっきりになっちゃって・・・チェックします。


前の「浅見光彦シリーズ」も
私も水谷さん、好きでした。
こちらもBSでたまに、再放送してますね。

Unknown (はぎお)
2013-03-11 22:05:53
>snowdropさん
こんにちは。

私も偶然見はじめて、久しぶりにはまりました。
再放送を見て、改めて面白さが増してきて♪

CSでもBSでも放送中なんです。
やはり、リクエストが多いってことなんでしょうか。


水谷「光彦」、未だに人気高いみたいですね。
最初のシリーズということもあるでしょうけど、やはり、水谷さんの個性的な光彦が印象的だったのかもしれませんね~
懐かしい! (カタリーナ)
2013-03-14 01:24:09
この作品、調べたら最初の放送が2007年だったんですね。
もうそんなに前になるのかと愕然としました。
第1期は木曜時代劇の45分枠だったのが、
2期以降は土曜時代劇の30分枠になってしまって。
それがちょっぴり残念だったのを思い出しました。
山本くんの剣舞のような華麗な殺陣がエンタメ性をアップさせ、
お家騒動が江戸の世界をリアルに見せ、
おこんちゃんとの恋の行方にドキドキさせられて、
本当に毎週毎週楽しみな作品でした。
今でも1期はたまに見返します。

>これまでのいっけいさんのキャラクターから「いつか違う人になるのでは?と
これに笑ってしまいましたけど、実は私も疑ってました!
この人がなにか鍵をつかんでいるに違いないと。
色眼鏡で見てはいけないですね。(苦笑)
Unknown (はぎお)
2013-03-15 00:02:27
>カタリーナさん
こんにちは。

>2期以降は土曜時代劇の30分枠になってしまって

そうなんですよね~いい作品なのに、ちょっと物足りない感じもしました。
でも、再放送してるとついつい見てしまう、いい作品です♪

>実は私も疑ってました

でしょ~ ついつい色眼鏡で^m^
特に私は「窓際太郎」「京都地検」シリーズの見過ぎでしょうかね(^_^;)

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