「大岡越前」放送が終了して寂しいと思っていたところに、ありがたい番組が始まっております
この当時としては珍しい「スピンオフ」ドラマ
の放送です
実は、人気キャラ「風間駿介」を主演としたドラマ。しかも制作会社は同じだけど、放送局が「TBS」ではなく「テレ東」というところがすごい。
「テレ東」放送局のない広島では、当時見たことも聞いたこともなく。
改めて「越前」を観直してから、ますます風間さんが好きすぎて、いろいろ検索していた時、このドラマの存在を知って、思わず「時代劇専門チャンネル」にリクエストしちゃいましたよ
そうしたら、きっと同じ考えの人はぎおだけではなかったんでしょう。放送が決まっちゃって、もううれしくてうれしくて
’78放送・・・ということは、初登場の第5部終了後すぐの制作だったみたいですね。
TBSでの本編放送は’82までありませんから(多分加藤剛さんの「大河」出演などがあった関係かな?)、すでに人気があって制作に至ったのかな?
それはともかく、全般的に真面目で堅い印象の「大岡越前」の中で、まぁ傍若無人といいますか、猪突猛進といいますか、真っ直ぐすぎてすぐ手が出ちゃって、すぐすねて、まるで子供みたいなキャラが、きっと初登場の頃は異質だったろうなあぁ・・・と想像してしまいますが、それが以前も書きましたが可愛くて
(少し前なら「カッコイイ」と思っていたはずなのに、まさかの「母性本能」をくすぐられるキャラだったとは)
若干設定は異なりますが、理解のある上役に大坂志郎さん、なだめすかし、時にとばっちりを食らう相棒の岡っ引きに高橋元太郎さんと、「大岡越前」でお馴染みの方も登場するので、遊びがあるなぁ~って
このコンビが、本編よりも生き生きとしていて、見てるだけでホントに笑えます
それでも、放送局も違い、しかもお堅いお奉行さまがいないわけなので、タガが外れたが如く、とにかくしょっちゅう怒鳴るわ暴れるわ、もう半端なくて。
1回でもこのドラマに「加藤越前さま」が登場してたら・・・
そう、キャラ設定は同じでも、お奉行さまもいない、制作局も違うとなると、あそこまで暴れるか
あの当時でも、毎回「お役御免」になっても仕方ないですわ
(「テレ東」制作ってこともあるせいか、TBS版とは全体的に違う、どこか「チープ感」も感じるのはなぜでしょう)
冷静に考えると・・・「風間駿介」という人は、「大岡越前」という大きな存在があってこそ、生きてくるキャラなのかな
それにしてもこれは、演じた和田浩治さんの「はまり役」ですね
日活スター時代の頃は全く知らないし、時代劇以外の日活や東映での出演作も見ましたが、あんまりツボにはまらず
彼にとっても「時代劇」は水を得た魚の如く、生き生きと活躍できた場なのかもしれません。
(ま、もともと役者本人より先にキャラクターに惚れるタイプですので)
ですが、42歳という若さで急逝してしまいます。
奇しくも同じ80年代半ばに亡くなった、同じ日活出身の沖さんではないですが、彼もずっと現役で、そして健在であるならば、この後どんな役が見られたか・・・残念でなりません。
閑話休題。
現実世界でストレスと疲れがたまる毎日。
「疾風同心」を見て、「息抜き」どころか「ストレス発散」します~
風間駿介いいですよね!ちょっと危なっかしいとこもあるけど、そこも好きですw私も疾風同心/八丁堀暴れ軍団好きです。スピンオフだから大岡越前以上に疾風の活躍が拝めて、十手だけでなく刀での立ち回りも観れるのがすごく良かったですwやはり風間駿介は和田浩治さんだからこそ成り立つ役ですね!
はじめまして!コメントありがとうございます!
大岡越前は、再放送を含め、全シリーズ見ましたが、風間さんは、村上源さんは別格として、同心の中でナンバー1の存在でした!
正義感が強くて、真面目で頑固だけど、人情に流されやすい、人間味あふれたキャラ。
その風間さんのスピンオフドラマの存在を知った時は、本当に驚き、狂喜乱舞(大げさ⁈)したものでした。
本当に、本編以上に立ち回りも多く、躍動感がありましたね。一度くらいは、お奉行や忠高さんのご出演もあればよかったかなぁ…
まさに、和田さんあっての風間さんでした。早世が残念で、あのまま続いてれば、志保先生と、伊織先生とな三角関係になってた⁈などという妄想も広がり(^.^)
よろしければ、また遊びにいらしてくださいね!