先月、行われた慰問活動が下野新聞で紹介されました。
矢板】市内を拠点に老人ホームなどを訪問、会場を新幹線車内に見立て歌や踊りを楽しむという設定で、お年寄りを喜ばせる活動を続ける「鉄道愛好者慰問団」(大類正雄代表)が、今年で25周年を迎えた。外出の機会が少ないお年寄りへの“鉄道の旅”プレゼントは好評で、同慰問団は今後も長く続けたいと張り切っている。 同慰問団は1986年に、当時の国鉄職員が中心となり、旅行が思うようにできない高齢者に「新幹線の旅を楽しんでもらおう」と発足した。現在の会員は30人。多くは現役を退いた市内の鉄道愛好者で、ボランティアで活動を続けている。慰問先は市内に限らず、南は小山市から北は福島県郡山市までと広範囲。月1回のペースで慰問を続けている。 会場では、上野-大宮-小山-宇都宮-那須塩原-新白河-郡山-福島-白石蔵王-仙台の東北新幹線各駅の発着を実際の車内アナウンスのテープを使って演出。次の停車駅までの時間を利用し、民謡や歌謡曲、踊りなどを披露するという設定で、多彩なメニューがお年寄りに好評だ。 特別養護老人ホーム「八汐苑」でこのほど行った活動では26人が訪問、1階ホールで民謡や民舞などを披露した。デイサービスやショートステイ、入所者など約90人のお年寄りらが1時間15分の“新幹線の旅”を楽しんだ。 大類代表は「今はケアセンターが増えてきたので、私たちの出番が多くなるのでは」と今後の活動に意欲を示している。 *************************************************以下、7月30日下野新聞より ・・・・インターネットでもご覧いただけます。
*************************************************
“慰鉄”四半世紀 高齢者に旅の気分を 矢板の「鉄道愛好者慰問団」