上の写真は消しゴムのついた鉛筆です。
これがピアノレッスンにどう関係するのかと言うと、
生徒さんの指の下から消しゴム部分を軽く当てるのです。
これはこのメソッドを考えた
ピアノ教育者たちが考えたものです。
ピアノを弾く時の指はどのようになるのが良いか、
この消しゴムを使って知ることが出来ます。
指が内側に引っ込むと(反り返ると)
ピアノはとても弾きにくくなります。
第1,2,3関節が見えるように
生徒さんにはしてもらいます。
その指のまま鍵盤を下げられるようにすることが
第一歩。
小さなお子様は、腕の重みに指が耐えられないので、
指先がつぶれたり、伸びたり、
第2関節が内側に引っ込んだりしてしまいます。
それを講師が下から腕を支えたり、指を支えたりして、
良くない癖がつかないように、レッスンを進めて行きます。
ご自宅の練習でも、親御さんが
手首の下あたりを支えてあげて下さい。