ピアノ調律師(滋賀県、京都市)の独り言

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ピアノの重要なパーツ フェルト類

2017-10-09 02:23:39 | Weblog

ピアノは木とフェルトと金属弦と鉄骨で出来ています

その中で最も変化しやすいのがフェルトです

弾く事によって擦れて磨耗してゆきます、更には自然に痩せる事もあるでしょう

特に鍵盤部のフェルトの変化はタッチに直接結びつきます

では鍵盤のフェルトを見てゆきましょう

一本だけ鍵盤を抜いてみました、木製で丸いのは鉛が入っているのです

通常は木に白いアクリルの薄いシート(白鍵)が張られています

この鍵盤のフェルト部は2箇所

(上写真)

一つが中央のバランスの支点になる所の穴の両サイドに赤いフェルトが張られています

これはよく磨り減りますね、よく使用される方なら10年なんてとても持たない

通常でも15,6年で張替えが必要になってきます

もう一つが鍵盤の手前の裏側の穴の両サイドに、これまた赤いフェルトが張られています

これも,上のフェルト同様の耐久年数でしょうか

ピアノは20年ぐらいは、べつだんケアに交換はあまり発生しませんが

だいたい通常の使用で20年前後になってくると

こういうフェルト類の交換の必要性が発生します

色んなケースでの参考にしてください

例えば、維持管理や中古購入などの、、、


揚げ出し豆腐を絹越しで

2017-10-02 22:54:30 | Weblog

昨夜、作ってたべたのですが~写真撮っておけば良かった

豆腐を適当に3センチ立法ぐらいに切って

片栗粉を全体にようくまぶして、適度な時間油で揚げて

うどん出汁に少しガーリックパウダーと生姜があればおろして

ねぎとかもあると良いけど、無いなら無いで

簡単に豆腐を美味しく食べる方法でもあると思います

20歳の頃にバイトで居酒屋の厨房の手伝いをしてた時に

作り方を覚えて、いまでもちょくちょく作るんですよね


The Beach Boys Surf's Up

2017-10-02 22:17:33 | Weblog

 

先日のマーヴィン・ゲイの「what's going on」の続き的なもので

今回はBeachboysの「サーフズ・アップ」を取り上げたいと思います

ビートルズにも影響を与えたビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの音楽

その最高峰の曲がこのサーフズ・アップだと思います。確か66年?おおよそBeatlesのサージェントと同時期ですよね

ビーチボーイズはサーフィンロックの代名詞的存在ですが、65年あたりから曲調が変わってきます

でも、底辺にあるのはメロディの力とコーラスハーモニーの力

バンドの大切な要素としてコーラスがあると思うのです

ビートルズはハーモニーがピカイチですからね、ドゥービーブラザーズにせよ、クイーン、イーグルスにせよ上手いし

ピンクフロイドやイエス、フリートウッドマックも下手では無い、そこそこコナシてますしね

 

さて曲ですが、コード進行が当時のロックとかの枠を超えてます、分数コードだし(低音が根音を指定してないコード)

メロはそこまで音を飛ばしますか?ってくらい、(歌えてへんやん!って突っ込めるレベル)ぶっ飛んでます

歌詞もダイク・パークスは何を言ってるのか分かりません、トランペットの白鳥ですから、、ドミノ倒しで云々

でも、ビートルズより先に行ってやろうと思うと、こうなってしまうのでしょうね

なにせ「カモメの鳴き声のノイズで全C調のコードチェンジ無し」や「ナンバー9、ナンバー9のミュージックコンクレートですからね~」

ビートルズもぶっ飛んでますから

でも、この「サーフズ・アップ」のメロは深々と美しい

 

この後ロック界はサイケデリックを卒業し、プログレッシブというクラシック的な構成を持ったものや

よりハードなロックテイストを持った音楽へと進んで行きます

それと同時にブライアン・ウィルソンの精神病も進んで行くのです

 

 

しかし、このヴァージョンは僕の持ってるCDのヴァージョンと少し違ってる

ヴォーカルは「カール・ウィルソン?」ちょっと声が違うように聴こえる

ビーチボーイズでは、カールの声が一番美しい

 

 


キング・オブ・コント「かまいたち」おめでとう

2017-10-02 01:25:33 | Weblog

かまいたち 漫才 傑作選 まとめ

ずっと関西の番組で頑張ってた「かまいたち」さんが優勝しましたね

「せやねん」「まなぶくん」その他、色々な番組のロケなどで

関西の人達には有名なコンビだったけど、東京進出はまだでした。

コントを作らせても、漫才をさせても、山内氏のネタは天才的

千鳥や中川家とも肩を並べられる存在なのがこの漫才集をみても分かります

濱家君の司会力も凄いものがあるし

これからやっと、称号を得て東京で勝負出来る事でしょう

活躍が楽しみです


ほんの0.2ミリの事なれど

2017-09-27 20:15:57 | Weblog

今日の仕事先のピアノの事

なんだか少し物足りなさを感じる

やや鍵盤の深さが浅いようで

調べてみると、バランスクロスの長年経緯の磨耗によるものと思われ

右が新しいもので、左が古いもの、ほんの僅かだけど低い

本来なら全交換と行きたいけど、先日別のピアノの虫食いで30個ほど使っていて

クロス全交換は来年にということでとりあえず

鍵盤中央の筬に薄い紙を挟みこんで、今回はそれでしのぎます

来年、交換するとメモすると共に抜きやすいように

ピンクの紙を見えるようにして挟みこみました。

修繕前の64ミリに届くか届かないかの高さが

64.5ミリまで行かないけど、64.2~3ぐらいに変わりました

これによって鍵盤深さが、測定位置で1.5ミリほど

偶然にも狙った寸法に入りました

タッチはなんだか「わお~っ、ソフトというかシックリ感がきたーーー!」的な

でも、本当はクロスを変えましょうね