岡崎裕子さんの投稿より
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画像のような色の抗がん剤が、投与中に血管外に漏れた患者さんを、私は何人か知っています。彼らは、すぐに皮膚科に受診し、処置をします。
早急に対応しなければ、腕が腐るからです。
皮膚に付着しただけでも大騒ぎになる抗がん剤。
そんなものを血管に入れ続けたら、血管が脆くなるのでは?と思いますし、実際、抗がん剤を過去に投与した方や、投与中の方は、血管がとても脆くなっていきます。
少しずつ脆くなっていく感じです。
針を刺した瞬間に血管が破裂し、内出血することもよくあります。
イメージですが、內臓もズタボロになるのではないかと私は感じます。
以下、私と同じように感じている看護師の方がいらっしゃるようです。
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最近、なぜか抗がん剤を投与することが多いのですが、以前までは仕事と割り切って投与していました。
しかし、最近は葛藤があります。明らかに疑問を持ちながらも仕事と割り切って医者の指示通り投与作業しています。
必死でガンを治したいという医者や研究者もいないわけではなく、でも、やはり抗がん剤は毒以外の何モノでもないわけで・・・。
それが当たり前の様に投与されている現実。
医療従事者もいつか労災として申請できるようになるかもしれないと思うほどに被曝しています。
抗がん剤投与の際に指導されること。
「必ず手袋とマスクを装着する」
「できればゴーグルも装着する」
「内服であっても被曝するので、素手で触らないこと」
「投与後の空ボトルを廃棄する時はなるべく触れずに廃棄すること」
その他にも色々あります。
これらは比較的に最近言われ始めたことではないでしょうか。
しかもこれらは、医療従事者に何かあってもこれだけ指導しているのだから責任はないということかもしれません。
以前、不注意で、抗がん剤が手に付いてしまいました。
あっと言う間に皮膚は火傷しました。火傷というか壊死したというか。まあ当たり前と言えば当たり前の事なのですが・・・。
患者だけでなく、医療従事者にも害を及ぼす抗がん剤。
調剤する薬剤師さんなんてものすごい防備して作っています。
それが、ガンの治療だと信じて治療を受ける患者。
知っていてか知らないのか投与する医者。
どうしてこのような毒を投与するのだろう?
確かに腫瘍が明らかに小さくなったりすることも多々ある。
でも、そのメリット?と同じくらいのダメージを受けている身体。
私は少し前まで、親が「癌になった時は何も治療はしない」と言っていた時は、猛反対したし、信じられない!なんて非道な生き方なんだ!なんて思っていました。
私の中でまだまだ葛藤のある課題です。
自分がはまりこんでいた医学の世界に対し、少し客観的に見られるようになったと思っています。
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